9月1日の祈り
樹木希林さんのお芝居がすごく好きでした。
ありのままにそこに居る、衒わない、平気な雰囲気をいつも身にまとってらっしゃる、そういうお芝居が大好きでした。
全然知り合いでもなんでもないけれど、亡くなった時、とても悲しかったのを覚えています。
もっとお芝居をみたかった。
いや、急になにかというと、ですね。
ここのところ、少し前にラストを迎えた、Spotifyの「ホントのコイズミさん」のアーカイブを聞いていて。
気になるものから順に。
『監獄のお姫さま』が大好きだったから、まずは、宮藤官九郎さんゲストの回を聞いて。
コイズミさんの人生観、すごく面白いなぁ、と感じて。
次はどれ聞こうかな、と思って。
そんで、樹木希林さんの娘の内田也哉子さんの回を聞いたんです。
そしたら、なんか、涙が出てしまって。
めちゃくちゃオススメ、したくなってしまって。
前後編2回、一言で題名をつけるとしたら、
学校という場所
だと思います。
コイズミさんのBTS愛もさく裂してたけど(笑)
学校になじめなかった、也哉子さん。
そもそも学校をあんまり知らない、今日子さん。
そして、学校に全然興味がない、希林さん。
お三方の言葉、すっごく刺さりました。
苦しんでいる10代の子どもたちのために、私たちができること。
いま、学校という世界で1日のほとんどを生きていて、それがとても息苦しいと感じている、10代の子どもたちのために、私たちができること。
ねぇねぇ、これは大人の仕事ですよ、たぶん。
私たち、大人の仕事ですよ、たぶん。
内田也哉子さん、言葉選びが、素敵でした。
学校が息苦しかった人にも、学校を楽しく過ごした人にも、すべての人に、おすすめです。
この回、とっても、おすすめです。
お時間あるときに、ぜひ。