笑う門には福来たる- 商売繁盛の神 浅草鷲(おおとり)神社へ〜東京下町巡り〜
今日は、「商売繁盛の神」、11月の酉の市で有名な、浅草の鷲(おおとり)神社⛩へ。
東京下町の地元民は11月の酉の市で熊手を買って商売繁盛を願うのが定番行事ですが、去年行けなかったので、静かな5月に行って参りました。今回はそんな東京下町巡りのレポートです。
「商売繁盛の神」 鷲神社(おおとりじんじゃ)について
鷲神社は浅草の国際通りという大通り沿いにあります。日比谷線入谷駅から徒歩7分、銀座線、東武線の浅草駅から15分、浅草の北の方にあります。(ちょっと行くと吉原があるところですね)
東京下町界隈では、商人にとって「商売繁盛」を願う、大切な神社です。鷲神社で特に有名なのはやはり「酉の市」。商売繁盛のための「熊手」を買って願うことが東京下町江戸っ子文化の名残。今でも毎年大変賑わっています。
ちなみに、熊手とは、昔「収穫祭」として行われていた酉の市で売られていた「作業道具」から始まったそうです。本来は、落ち葉を「かき集める」道具の熊手ですが、商売人の洒落とでもいうのか、「運を鷲づかみにする」「金銀をかき集める」道具として、次第に縁起物とみなされるようになりました。
そして、実用性のある熊手から、縁起物の熊手に形を変え、今では、宝船に乗った七福神、大判小判、松竹梅など様々な飾りが施され「運をかっ込む」「福を掃きこむ」縁起物の熊手へと変化し、現在に至っているそうです。
なお、今年令和元年の酉の市は以下の予定だそうです。「商売繁盛」したい方はぜひ!
11月 8日(金) 一の酉
11月20日(水) 二の酉
「笑う門には福来たる」 がー目に入ってきた⁈
外出の帰りにふと行きたくなり、車を停めて、神社に入ろうとしたのですが、入る前に何故か「笑う門には福来る」の垂れ幕に目が❗️😳
「引き寄せの法則」とでもいうのでしょうか?「幸せ」を探していると、こういう看板に目が入ってしまうんですよね、「笑う」とか「福」とか(笑)
でもホント、人生は笑っていた方が「幸せ」って舞い込んで来るものです。
普段忙しい毎日を送っていると「笑う暇がないくらい忙しい」。
でも「そんな時」こそ、ふと我に返って立ち止まる。「笑う😄」と何かいいことあるかもしれません。
マインドフル(心豊か)な毎日を過ごすには、きっと「笑う」ということが大切なんだと思います。
いざ、商売繁盛の神、鷲神社へ!
いよいよ神社の参道へ。奥に本殿が見えてきます。(50m位ですかね)
これが入り口の風景。朱塗りの鳥居が非常に特徴的、とても綺麗な色です。
24歳という短い生涯で亡くなった、明治時代の有名な小説家、樋口一葉の石碑です。(昔の五千円札で有名ですね)。代表作の『たけくらべ』の冒頭で出てくる「神社」として登場するのがこの鷲神社なのだそうです。
他にも正岡子規などの句碑もあります。
続いて、神社の拝殿の写真。
写真からは見えませんが、鐘の所に「七福神」がいらっしゃいます。
二拝二拍手一礼をして、お祈りをして参りました。
先日読んだ本で読んだ内容を参考に、神様の要望が入ってくるように無心の時間(スキマ)を少し入れてお祈りしてみました。
そして最後に、これが本日いただいた鷲神社の御朱印。今回は2種類いただきました。
最近御朱印の「習字」をみて感じますが、習字ってやはり「日本が持つ美しいアート」ですね。特に「鷲」の文字の感じがアートを感じます。
神社の様子です。朱色が鮮やかな神社ですね。
下町文化にとっての「祭り」と「笑い」ー幸せのヒント
今日は鷲神社をレポートしましたが、やっぱり今日心に残ったことは、やっぱり、「笑う門には福来たる」ということ。
東京下町エリアは東京23区内では決して裕福な地域ではありません。(山の手とは違います)
でも、私が東京下町を選んで住んでいるのは、「下町にはお金では変えない「幸せ」の文化」があるからです。
祭りで神輿を担いで、神社で準備をしながら楽しくお酒を飲む。そんな中で自然と「笑い」が生まれてくる。仕事ではない「コミュニティー」で、みんな毎年、一生懸命祭りのために力を注いで「神」を祀る習慣が日常の風景になっている。こういう下町の神社の祭りの文化から「笑い」は生まれてきますし、お金に変えられない「幸せ」が訪れてくるのではないか?と思います。
「笑う門には福来る」、是非、笑顔で「令和の一日」をお過ごしください。
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https://note.com/yolocobi4657/n/n3bf180391b13