100日後に地方創生の小さな一歩を踏み出すブログ 1日目
こんばんは。お疲れ様です。首都圏内の過疎化が進む小さな村の観光地に一縷の希望を見出したく行動を起こす男です。タイトルがすでに流行からだいぶ遅れをとっていますが、これしか思い浮かびませんでした。
地方創生を起こすこの土地は、昔は観光地として栄えていましたが、それももう20年前の話。地元にあった小学校5つはすべて廃校となり、中学校と統合されました。人はいなくなり施設はさびれ哀愁漂うこの地域、それでも自然豊な資源は残っています。都内からなら車で高速道路を使って1時間半と交通のアクセスも悪くありません。ここでやりたいことはいっぱいあります。「お土産品の開発」「地元杉材の活用」「マルシェ・直売所」「ワークショップ」「マッサージ」「ドッグラン」「レンタカー」「フォトスポット」「カヤック&リバートレッキング」「廃館ホテルで肝試し」「ジビエ料理」「古民家レストラン」「農泊」「農業体験」「田んぼ音楽フェス」「グランピング」「ワーケーション」「神輿の担ぎ手募集」「ファイヤーマッスルコンテスト」「お寺で座禅」「スポンサー集め」「観光公害への対策」などきりがありません。
しかしすべてをいきなりできません。小さくはじめ、トライ&エラーを繰り返しながら大きく成長させたいと思っています。最終的には、20年前まであった花火大会を復活させて、にぎやかに人が集まる場所を取り戻したいです。
まずは、地方創生を始める前に本を7冊読み漁りました。特に気に入っているのは「地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門」(ダイヤモンド社)木下 斉 (著)、「観光亡国論」(中央公論新社) アレックス・カー , 清野 由美(著)の2冊。またちょっと地方創生とは異なるかもしれませんが、「最強の縄文型ビジネス イノベーションを生み出す4つの原則」(日本経済新聞出版)谷中修吾 (著)も田舎でビジネスを行う上での進め方でヒントが得られそうで参考になりました。
また家族を説得するのも大変です。父も初めは反対で、こんなところでは無理だとか恥ずかしいからやめろとか言っていました。しかし、それでも父のゆうことには耳を貸さず、実家に帰るたびに一方的に私のビジョンを熱く語り、不安材料を取り除くようにしました。収入面のことやリスクの取り方など。そして父も根負けしたのか後押ししてくれようとしています。
市役所の拠点形成課、観光協会にも私のビジョンを話しに行きました。田舎には私みたいな田舎で何かを起こそうとするプレイヤーが少ないので大歓迎です。こころよく協力や情報提供をしてくれるようになりました。
そして、本日活動拠点となる土地を借りてきました。地元ということもあり、父が父の古くからの友人に話を付けてくれました。場所は駅から徒歩15秒ほどにある空き地。線路のわきにある小道が気に入っています。夏までには何らかの活動を起こせるようにします。
田舎あるあるで、空家はあるものの正月に帰ってくる、先祖代々の土地をよそのものに貸したくないと断られることが多いようです。私も本来は、駅前の元商店で今はシャッターを下ろしているところとその隣にあるガソリンスタンドで始めようとしたかったのですが、どちらも同じ持ち主で裏がすぐ住まいなので貸したくないということでした。収入面でも安定しているので静かに暮らしたいようです。しかし、観光面で考えたら、困ったものです。駅前にある商店がシャッターでしまっていたら、汽車から降りてきた人はがっかりします。地域の価値を上げるためにも、本来ならやる気のある人に空家などは積極的に貸してくれる雰囲気になってくれることを願います。
1日目。本日は活動拠点となる土地を借りてきたところまで。まだ地元に残ってくれている若手、といってもすでに30~40代ですが、彼らを巻き込みながら色々なことにトライしていきたいと思いますので、引き続き活動内容を記録していきます。
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