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それはまるで宝の地図のように
最近はありがたいことに、人生の目標にグッと近づけている感覚の日々を過ごしている。
やりたいこと、ありたい自分など、思い描くことはいくつかあるけれど、"英語を使って日本のことを伝えられる人になりたい"という夢に向かって頑張ってきた英語学習が少しだけ身を結んでいる気がする。
撮影のために勉強を進める中で、今までと勉強の内容も変わってきたことでさらに英語力がぐんぐん伸びる予感がしている。
楽しみ!ありがたい!わくわく!
そんな気持ちになりながらも、うまくできるんだろうか…なんて不安も感じてしまうのが人間というもので。周りから見ると「すごいね!」と言ってもらえる状況になってきたのに、最近はなんとなくモヤモヤする時間が増えてきた。
◇
モヤモヤの解像度を上げてみた時に、ありがたい機会をいただけたけれど実力不足なのでは?と不安になっているのかもと思い至った。
英語力は着実についているけれど、こんなこと聞いてほしい、こう進行してほしいなど英語力もそう、それ以外のスキルもそう、いろんなものが足りていないなぁと落ち込んでしまっている。
総じて自分に自信がないことが悩みの根本だと思って、自信があるように見える友人に連絡をしてみた。
目的地までの道のりを細分化して手順を作って、1つずつ潰し込みしてる?
いろんな言葉をもらったけど、この言葉がすごく印象的だった。
できないことを考えた時に思い浮かぶことはあるけど、手順を作ることはしていなかった。羅列して一つずつランダムにこなしている感じはあるけれど、モグラ叩きみたいに出たところ勝負の状態で、偶然その苦手を潰しているような感覚だった。
『目的地までの道のりを細分化』と言われて思い浮かんだことは、ワンピースの物語。
"ひとつなぎの大秘宝"という目的に向けて、いろんな島に行き、試練があったり新しい仲間に出会ったりしながら目的地に進んでいく話。目的地がはっきりしている目標への進み方ってきっとこれが見本になってくる。
今の自分に必要なのはシェフだ!船大工だ!と仲間を探したり、試練にぶつかってこの力が足りない!と気付く流れを考えた時に、私は目的地の旅の途中にいるにも関わらず、今の自分に必要なスキルや試練にぶつかった時の工夫などイマイチ分かっていない。漠然ともっと英語が話したい、もっと伝え方がうまくなりたい、とは思うけれど、それはどうやる?次のステップは何?という細分化はできていない。
ここでワンピースの話をあげたのには理由がある。
今までの私だったら、できないことを羅列して"こんなにできないんだ…"と落ち込んでいたと思う。そんな理由もあってできないことを明確にできていなかった気さえする。
だけど、ワンピースの話を参考にすると、まだ見ていない景色や仲間にわくわくしていて、"ひとつなぎの大秘宝"を絶対手に入れると信じて疑わず、試練にぶつかる度に弱さよりも勝つための努力や工夫がある。
きっと目的地を目指すことって、苦悩や試練の連続ではなく、もっとワクワクして宝の地図を広げながら歩いているものなのだ。
「できないこと」としてではなく「これから乗り越えていきたいこと」「次のステップに進むために今やりたいこと」のように、ポジティブな言葉に置き換えて自分の課題出しをしてみようと思っている。
3連休だけど明日、明後日と撮影なので課題に気付くチャンス。
連休中に自分だけの宝の地図を作成してみよっと。
メモ:
人生ってわくわくのアドベンチャー。
できないことは弱点じゃなくて伸びしろ。
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