ジャワ島 〜イジェン火口湖へ青い炎を見に行く〜〈序章〉
今回はちょっと足を伸ばして
バリ島の西隣のジャワ島への旅のことを。
と言っても、隔てるバリ海峡は3kmほど。
首都ジャカルタを擁する1番人口が多いジャワ島とはつながりも強く、フェリーで30分〜1時間くらいで頻繁に行き来しているし、車やバイクごと渡れてしまうから、実はあまり気負いせずとも行けてしまう距離感なのです。
そんなジャワ島のバリ島から渡ってすぐのところに
私のGoogle mapに印がついてる場所がありました。
Kawah Ijen-イジェンクレーター ✔︎
この美しいクレーター湖の写真をどこかで見て、いつか行きたいなぁと思っていたんです。
クレーター湖は、昔お札の裏にも描かれていたフローレス島にあるクリムトゥ山の3色湖が有名で、昔1人で行って感動した経験があります。
娘がまだ小さな頃、バリ島にも近いイジェンならそのうち一緒に行けるかも、と淡い期待をして保存したような記憶。
私は知らなかったのですが、明け方前にはミステリアスな青い炎が見られることでも有名で、世界でもここイジェンとアイスランドの2ヶ所でしか見れないのだとか。
日本のテレビでも紹介されて、うちの母も知ってたくらいなので、ご存知の方も多いかも。
今年の2月、とある日の夕方、そのイジェンへの登山にお誘いいただき、けっこう急な話だったのですが、これは!と思い行ってみることにしました。
出発はなんと翌日の朝!笑
何を持っていったらいいのかぁと調べてみると、ガスマスクとゴーグルをつけなきゃいけないとか書いてあって、ちょっとビビる。。笑
それでも、今回はインドネシア旅行のプロであるバリ倶楽部さんに連れて行ってもらえるとのことで、もうお任せしちゃえーって出発したのでした!
1泊2日のイジェン火口湖への旅♪
↑こちらのツアーの下見に参加させてもらいました。
ツアーがすごいのはこれを1泊2日でこなしてしまうところ。私は普段あまりツアーを使わないのですが、こんなにスムーズで濃くて安心感があるんだと感心してしまいました。
でも、ツアーを利用するかはとりあえず置いといて、
行ってみたい!興味あるけど、、と考え中の方の参考になればうれしいです。
ちなみに10歳と8歳の娘2人、登り切りました◎
普段あまり運動しない私も、子どもたちのペースに合わせて休憩しながらゆっくりいけば、そんなに辛くはなかったです。
その3ヶ月前に行ったバリ島のバトゥール登山の方がキツかった。。
(↑実は急な激しい運動で、下山後旦那が熱を出したという…)
イジェンは現地まで少し遠いけれど、
登山自体はそれほどキツくないわりに、登らないと見られない風景がかなりスペシャル!
とても価値のある経験だったなぁと思います。
とはいえ、今はブルーファイヤーが見れないんじゃ行く価値はない、と思ってしまう人も多いかもしれません、、
もちろんそれはとても神秘的で興味深かったけれど、個人的には、夜が明けてだんだんと見えてくる美しい湖の色や、クレーターの中のゴツゴツした岩肌とか、そんな山頂の風景の方が心に残っています。
どこかヒマラヤの山奥とか、はたまた月とか違う惑星に来たみたいな不思議な感覚で、ずっと見てたいなぁー、心に焼き付けたい!そんな風に思える景色でした。
それだけでも価値はあったと思うのです。
ちょっと景色は違いますが、日本でも蔵王山とか阿蘇さんでも美しい火口湖が見れるみたいですね。
(こちらもその時の状況により、霧で見えないことが多かったり、火口まで行けなくなったりするようです)
危ないと自分やだれかが判断した時は、それに従って、でも行ける所まではぜひ行ってみて、自然が見せてくれる風景に損はないと思います◎
登山の様子も書いてみました↓
登山の様子、リール動画でさくっと見れます↓
その他のバリ島観光案内も随時アップ予定です↓