新規事業は失敗したことが成果
こんばんは。新規事業検討されてるあなた、お疲れ様です!新事業イノベーターのよくたろうです。
新規事業とは正解のない旅、その旅の途中、いろんな壁に当たりながらも挫けず検討し続ける姿勢は称賛に値します!
今日も、そんなあなたへのエールをお送りいたします。
新規事業の検討は、答えがありません。
答えがないとはどういうことか。
例えば、夏休みに沖縄に行く!というイシューがあったとします。
夏休み、誰と、何日間、どんな目的で、予算はいくら、こういった目標を設定すれば、どうやってそれを実現するかは、いろんなガイドブック、インターネット、行ったことのある友人、などが具体的な解決策を示していますので、そこからイシューに合った最適な解決策を選んでいくのが正解を探すやり方です。
一方で、新規事業は、アトランティス大陸に行く、というイシューを設定するようなものです。
そもそもなんでアトランティス大陸に行かなきゃいけないのか、どうやったらいけるのか、それはどこにあるのか、いくらネットを調べても具体的な解決策はありません。
そうなると、アトランティス大陸に行くためには何を解決しないといけないのか、を自ら課題設定しないといけません。
相談する相手もいない、間違った相手に相談すると「そんなの無理だよ」と不必要にやる気をそがれる、これだ!とおもってやってみてもうまくいかない、これの繰り返しになります。
これが、新規事業の検討をする勇者達が乗り越えないといけない日々です。
正解を探すことに重きを置く日本文化の中では、新規事業の「やってみたけどうまくいかなかった」を経験すると、すぐさま「失敗だ」となってしまいますが、この失敗は失敗でいいのです。むしろ失敗することが成功なのです。
失敗すること=そのやり方はダメだ、ということが分かったという成果なのです。大切なのは、なぜその選択肢を選ぶのかを自分で納得しておくこと、選んだ結果どうなるはずだを想定しておくことです。得たい結果が得られなければ軌道修正しなければなりませんが、そもそも、結果を見て、失敗なのか成功なのかも判断できず、何の対処もしないまま、致命的になるまでほおっておく、という最悪なケースも意外に多いものです。
なので、「失敗したくない」のではなく、「このやり方でこの結果が得られるかの検証」をたくさん、短いサイクルで回していく、という考え方をすればいいのです。
これをやりつづければ、事業に失敗はないのです。
松下幸之助先生の「成功とは成功するまでやり続けることで、失敗とは成功するまでやり続けないことです」まさにこの言葉が意味することになります。
本日の20字まとめ
失敗の先に成功がある!