春の日差し🌸☀

道を歩いていると、目に飛び込んでくるのは、
桜の花びら。

桜の木は近くに目には入らない。

どこか、遠くから、ふわふわ、舞ってここまで来たみたい。

自分の足元に溜まっているものにも、
ふと、目を閉じて、眺めてみる。

私の部屋の一部を、
思い浮かべてみる。

部屋の中には、本棚がある。

本棚は、二段になっていて、
上の段には、図書館で借りてきて、
手にとって、読まれるのを待っている、
本が身を寄せ合って、ギュウギュウに詰まっている。

一番端には、Paul Austerの4321。
ずっと昔に買った英語の小説が置いてある。

本棚の上段は、現在の自分の、旬な関心が詰まっている棚。

いまの、わたしが、関心のある本。

ずっと、4321は、読まずにいたけれど、
これから、読もうとしているみたい。

わたし、英語で創作して、自分の本を書いてみたいのよね。

ずっと英語を独学で学んできたけれど、
自分で書いてみようとは、
思っていたけれど、
覚悟が持てずに、踏み出すことができなかったの。(^_^;)

ただ、いまは、少しずつ、覚悟が、つきそうになってきている。

本棚の下の段には、
黒いバインダーがぎっしり詰まっている。

バインダーの中身は、ルーズリーフの紙の束。

ルーズリーフは、文字が埋め尽くされた、手書きの日記。

一年に一度、その年に書かれた日記をまとめて読み返す。

日記は、すでに書かれたものだから、
過去のことよね。

だから、本棚の下段は、
過去の記憶。

こんな言葉をたまに、耳にしていたのよね。

人のことを知りたいなら、その人の本棚を見てみるといい。

わたしには、まさに、当てはまっているみたい。

今、関心があることは、
本棚の上段の、図書館の本達が、語っている。

今までのわたしの感情の記憶は、
本棚の下段に、ルーズリーフの詰まった、
黒いバインダーの形をして、
いつか、わたしを知りたい人がやって来て、
触れられるのを待っている。

未来の記憶は、
これから、書いていく物語の中にある。

机のひき出しに、白紙のルーズリーフと、
HSPボールペンが、
出番を待っている。

紡いでいく物語を、書くのを、きっと手伝ってくれるはず。

今からすぐにでも、
やってみれば、
始めてみれば、
いいじゃない☺

わたしの本棚にはない、
誰かの本棚に並ぶ、
わたしの未来の物語。

桜の花びらみたいに、
わたしの部屋から、
誰かの部屋まで、飛んでいく物語。

書いてみたいわ。☺

わたしの未来、あなたの本棚に並べてくださると嬉しいわ。☻

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