【ビザ取得に向けて】犯罪経歴証明書の取得@長崎
こんにちは!ペンです。
ベルギ―のパートナービザ取得のため、先日長崎県で犯罪経歴証明書を取得してきました。
国、ビザの種類にかかわらず、海外のビザを取得する予定のほとんどのかたは、犯罪経歴証明書の取得が必要かと思います。
今回は、わたしの地元長崎県で取得したレポになりますが、
少しでもご参考になれば幸いです!
この記事でわかること
この記事は、こんな人におすすめ
犯罪経歴証明書とは
外国に永住、長期滞在しようとするかたや、就労許可を得ようとするかたなどが、日本で犯罪経歴がないことを証明する書類です。
渡航先の公的機関から提出を求められた場合に限り、申請することができます(=発給されます)。
渡航証明書、無犯罪証明書と呼ばれることもあります。
申請資格のある人
日本国内にいる/いた際の最終居住地にて、
現在、その都道府県に住民登録をしているかた
海外在住で、日本での最終住民登録地がその都道府県のかた
上記のいずれかに該当し、かつ、公的機関から犯罪経歴証明書の提出が要求されているかた
🔺なお、本人の指紋を採取するため代理人による申請はできません。また、刑法上の規定により14歳未満の者の行為は罰せられないことから、14歳未満のかたは申請できません。
申請場所
ご自身の最終居住県の警察本部
🔺代理人や、14歳未満の方の申請は受理できません。
申請手数料/予約の有無
無料/不要
申請の流れ
① 必要書類を持って警察本部を訪ね、書類発給に必要な手続きをする
② 警察本部で書類を作成してもらう
③ 後日、再度警察本部に行き、書類を受け取る
(④ 受け取った書類を開封すると無効になるため、絶対に開封しない)
発給までの所要日数
約7日~14日(年末年始やゴールデンウィークの期間は、さらに日数を要する場合があります)
郵送は不可
申請者本人が再度、警察本部まで受け取りに行く
🔺申請者がすでに渡航している場合等は、代理人に委任することができます。代理受領希望のかたは申請のさいに伝えてください。
申請に必要な書類
都道府県によって異なる可能性があります。
私が申請した長崎県の申請書類を記載しますね!
▼日本在住で、日本国籍の人
パスポート
住民票(発行後6か月以内のもの)又は運転免許証等
証明書の提出を要求されていることが確認できる公的機関発行の文書*
▼日本在住で、外国籍の人
パスポート
住民票(発行後6か月以内のもの)、在留カード、特別永住者証明書等
証明書の提出を要求されていることが確認できる公的機関発行の文書*
▽海外在住で、日本国籍の人
パスポート
住民票の除票又は戸籍の附票(いずれも発行後6か月以内のもの) ※戸籍の附票は、最終の住民登録地が記載されたもの
現住所を確認できる書類(外国政府発行の運転免許証等)
証明書の提出を要求されていることが確認できる公的機関発行の文書*
▽海外在住で、外国籍の人
パスポート
住民票の除票(発行後6か月以内のもの)
現住所を確認できる書類(外国政府発行の運転免許証等)
証明書の提出を要求されていることが確認できる公的機関発行の文書*
申請に関する注意点
まずなによりも、ご自身の最終居住地である都道府県の警察本部公式サイトを必ずご覧ください!
かつ、申請に行く前に、必ず電話をかけてお問い合わせしてください!
受け取りの際の注意点
申請後、できあがった書類の受け取りで再度警察本部に行った際、1点必ず確認してほしいことがあります。
「アポスティーユ」をする旨を伝えることです。
アポスティーユとはなにか?ということについては別記事にまとめますが、アポスティーユには、
犯罪経歴証明書を発給してもらった日づけ
発給した人
発給した人の役職
の3点の情報が必須です。
受け取る書類は開封厳禁なので、自分でこれらを確認することはできません。
そのため、書類を渡してくれる警察官のかたに必ず教えてもらってください。
私が申請したときの体験録@長崎県
はじめに、私が犯罪経歴証明書を必要とした事情を簡単にまとめます。
はじめにやったこと
長崎県の警察本部公式サイトを見て、営業時間や申請物を確認しました。
同時に、電話で問い合わせをしました。
私の現状や、申請予定のビザの種類に合わせて、様々なことを教えてくださいました。
電話で相談したこと2点
①
申請当時、私は日本にも海外にも住民票がなかったので、念のためそのことを相談しました。
結論、犯罪経歴証明書の取得に住民票の有無はとくに関係なく、最終住所が長崎県になっている運転免許証さえあれば大丈夫でした。
②
必要書類には「犯罪経歴証明書の提出を要求されていることが確認できる公的機関発行の文書」が必須です。
電話口の警察のかたからは、「渡航先の大学の入学許可証や、現地の職場の採用通知など、犯罪経歴証明書が本当に必要だということが証明できるものを提出してください。」と言われました。
しかし、
わたしは学生や被雇用者としてベルギーに行くわけではないので、『そんなものはないのですが、、、』と言ってしまいました。
あとになって、私のような場合は、日本にあるベルギー大使館に”発給依頼書”というものを作成してもらい、それを提出する必要があることが分かりました。
警察のかたも、はじめは「えっっと・・・」という感じで、上の責任者のかたにも確認などをしてくださり(本当にすみません)、
結果的には、
私が取得予定のビザの必要書類の中に、犯罪経歴証明書が入っていることを証明できるもの(大使館のサイト画面のコピー)
私がビザの準備を進めていることを証明できるもの(ビザ申請書のコピー)
の2点を提出してくれれば大丈夫ですよ、と言われました。
私と同じような状況にあるかたは、大使館から発給依頼書を作ってもらってくださいませ…
当日のようす
予約は不要なので、自分の都合のつくときに長崎市にある警察本部を訪ねました。
当日は、持参した書類の確認、申請書の記入、そして指紋の採取がありました。
指紋の採取では、性別に配慮して女性の警察官がやってくださり正直ありがたかったです。(指紋採取は担当の警察官に手を握られた状態で数分間おこなうため)
30分もかからず、終わりました。
後日受け取り
わたしは9月24日に申請をしに行き、10月1日以降に書類を受け取りに来てくださいと言われました。
1週間くらいで作成してもらえましたので、早い方だと思います。
再度書きますが、
書類は封に入れてあり、開封厳禁です。
開封すると無効になりますのでご注意ください。
書類を渡してくださった警察官に、アポスティーユに必要な情報を教えてもらい、全作業が完了しました。