アナカラージャオウガ調整録
アナカラージャオウガ調整録
こんにちはyokuです。
最近ようやくしっくりくるデッキを見つけたので今後の調整していく過程を書いていこうと思います。
今回の調整録は、タイトルにもありますが【アナカラージャオウガ】です。
本記事ではCSで使用したリストや戦績、各採用カードについて書いていこうと思います。
また、各種対面のプレイも追記していく予定です。
このデッキの強み
このデッキの強みはなんといっても《母なる聖域》を使うと、たったの3コストで《ジャオウガ》を出せる点です。
《母なる聖域》を使うには、マナに送る用のクリーチャーと進化元のクリーチャーが必要です。
ですが、このデッキでは召喚酔いのクリーチャーやタップしてある《極楽鳥》がいるのでマナに送る用のクリーチャーには困りません。
さらに《ジャオウガ》はスターマックス進化クリーチャーなので進化元が必要ありません。
なのでこのデッキの《母なる聖域》は、ほぼ《超次元ジャオウガ》ホールです。
5/13第26回SUIカップ
1番最初にアナジャを使ったリストがこちらです。
《ベラドンナ》と《ダークネス》をしっかりと4枚ずつ採用してコントロールに寄せた構築です。
2コスブーストが《極楽鳥》と《ベラドンナ》の計8枚あり、2→4で《あさまでラジオ》に繋げやすくなる所は評価点です。
後で気が付くのですが、このデッキはコントロールデッキではなくメタビートなので、コンセプトを後ろに寄せた所は反省点でした。
6/3おやつチーム戦
前回の反省を活かして、かなり前に寄せたリストです。
ここで、ようやく《母なる聖域》と《ジャオウガ》の組み合わせが強すぎることに気がつきました。
そこで、安定して《ジャオウガ》を出せるように《母なる聖域》をしっかりと3枚採用し、
プレイ方針もジャオウガの早期着地を目指すようにしました。
使用感としてもかなり良く、自分の中でこれがテンプレートになりそうだなといった印象です。
6/18カドボ姫路CS
先週使用して優勝したリストです。
こちらの構築についてはいくつかのトピックスに分けて解説していきます。
各カード解説
《アプル》の採用理由
本来、この枠に採用されるのは《とこしえ》で、《アプル》は《とこしえ》の5枚目以降という認識が一般的かと思います。
今回《とこしえ》ではなく《アプル》を採用した理由は、「打点になること」と「《サイクルペディア》の打ち直しを咎めるため」の2つです。
まず「打点になること」についてです。
もちろんコストが軽い分《とこしえ》の方がマナのくっつきは良いですが、相手プレイヤーに攻撃ができません。
【4c邪王門】や【オービーメイカー】のような、他に十分な打点が用意できたり、1コストであることが重要な場合は《とこしえ》に軍配が上がります。
しかし、【アナジャ】はメタビートであり、1打点1打点が重要なので打点になる《アプル》を優先しました。
次に、「《サイクルペディア》の打ち直しを咎めるため」についてです。
今は誰もが認める「サガ環境」です。
メタビートとして、1番重く見るべき対面は青黒サガだと考えているので、サガに対してのアプローチを考えました。
自分がサガを使用していた時の感覚で言うと、青黒サガは除去札をどれだけ打てるかが重要だと考えています。
そこで重要になるのが、《サイクルペディア》の登場時能力と呪文を打ち直す能力です。
打ち直しに関しては先に《アプル》から処理することでケアできますが、登場時に使う効果は咎めることができます。
これは《とこしえ》では出来ず、《アプル》にしかできません。
これら2つの理由から、《とこしえ》を《アプル》に差し替えました。
《幻緑の双月/母なる星域》の採用枚数について
一般的なリストの採用枚数は2枚の《母なる聖域》。
採用枚数が2枚の理由は、おそらく《ジャオウガ》の5~6枚目という認識だからだと思います。
ですが、私の《母なる聖域》に対しての認識は、《ジャオウガ》の5~6枚目というよりは、《ジャオウガ》を3コストで場に出せるカードというイメージです。
その為、しっかりと《母なる聖域》が引けるように3枚目を採用することにしました。
6/25姫路しっぽCS
デッキリストは前回と同じです。
新弾が発売されましたが、現状差し替えるカードはありませんでした。
《キャディビートル》の採用と《とこしえ》の不採用について
最近【アナジャ】についてリサーチしている中で、感じたことがあります。
それは《キャディビートル》の採用率が下がり、《とこしえ》と《アプル》の採用率が上がっていることです。
おそらく、環境トップである【サガ】を重く見ているのでしょう。
ではなぜ、私はその枠に《キャディビートル》を採用しているのかと言うと
自分の参加しているCSは【サガ】よりも【サガ以外】の方が対戦する確率が高いからです。
今日や前回の戦績を見てもらえばわかるかと思いますが、2日合わせて1度しか当たっていません。
ですので、メタ先を広く見れるように《キャディビートル》を採用しています。
(《とこしえ》と《アプル》がピンポイントメタだ。と言いたいのではなく、メタ先が被りがちなので広く見にくいという話です)
本記事をお読みいただいている方が【アナジャ】をCSに持ち込むのであれば、
《キャディビートル》の枠は普段参加しているCSには【サガ】と【サガ以外】のどちらが多いか予想して構築してみて下さい。
7/1岡山駅前CS
今日は試験的に《君は今》を採用したリストを使用しました。
現状から枠を作るには《メイデン》もしくは《ジルコン》しかなく、色配分の関係でジルコンは減らせない為、《メイデン》に枠を譲ってもらいました。
《メイデン》がなくなることで、「ブロッカーの総数が減る」「3→5のマナカーブの再現性が落ち」
これらの理由により、《ジルコン》を一枚増量し《ダークネス》を一枚減らしました。
《君は今》は3枚が適正だろうということで1枠空いたので、《キャディビートル》をしっかりと4枚採用することにしました。
《アプル》を《とこしえ》に変えた理由ですが、
《アプル》下で《君は今》を使っても相手の墓地を山札に返せないので、今回は《とこしえ》に差し替えました。
7/2新倉敷CS
このリストは、前日に岡山駅前CSで2位になった方のリストを少し変えたものになります。
友人から明日は《タイムトリッパー》の2枠を《ドゥスン》にするらしいと聞き、自分も同じリストを使用することにしました。
使用感としては
《母なる聖域》が0枚なので、《ジャオウガ》へのアクセスが難しくなっている。
《ダークネス》が不採用になっているので、相手のメタカードをどかせない。
ブロッカーと《ボンキゴ》が減っているので、少しビートへの勝率が下がっている。
《ステップル》を採用により、2→4の動きが安定。
《ゲンム》採用により、新たな勝ち筋をゲット。
もちろん良いところも悪いところもありますが、個人的な総評としては「自分には合わなかった」です。
このデッキを使ってみての学びは、「《ゲンム》はなかなか強い」です。
7/16超CS新潟
使用したリストは知人に教えてもらったものを使用しました。
そして、今後も使っていくとのことなので申し訳ありませんが非公開とさせていただきます。
7/17はっちCS
以前のリストとの変更点は
《アプル》から《とこしえ》に
《キャディビートル》の枠が《ジルコン》の4枚目と《ゲンム》に
《アプル》から《とこしえ》に変更した理由は
ミラーの《あさまでラジオ》ケア
《アプル》よりもコストが軽いので、《ゲンム》と相性が良い。
【サガ】の母数が減少傾向にあり、ミラーをすることが増えてきました。
そうなると、《あさまでラジオ》を咎められない《アプル》よりも、《とこしえ》が優先されるというわけです。
そして《ゲンム》を採用したことにより、コストの低い《とこしえ》がより優先して採用されました。
《ゲンム》を採用した理由
そもそも《ゲンム》を採用した理由ですが、
《キャディビートル》のような特定の対面にしか刺さらないメタカードよりも、広い対面に刺さるカードを採用したい。
【ライオネル】のような、従来のメタカードでは刺さらない対面に対しての回答札の採用。
上記の2点は、ピンポイントなメタが刺さり辛くなってきた為、広く効果を発揮するカードとして《ゲンム》を採用したということです。
また、《ゲンム》が刺さる対面に対して墓地などに《ゲンム》を見せることで、【アナジャ】は今まではメタる側だったはずが、
相手は《ゲンム》を咎めようと墓地メタを使ったり、盤面を減らすなどをしてくることで、【アナジャ】はメタられる側に回ることができます。
つまり、《ゲンム》は盤面に見えるだけで相手を妨害することができるわけです。
7/23新倉敷CS
~大感謝祭 ビクトリーBESTが発売~
新弾発売により、様々なデッキに採用が見られるカードが登場しました。
《5000VT》です。
主にアナカラー系のデッキとサガに採用されており、アナカラー系のデッキは盤面展開が得意なので能動的に《5000VT》を使えます。
サガでは、相手のメタクリーチャーを一気にバウンスしつつ場に出せなくするので、でかい《敬虔なる警官》のように使うことができます。
超CS大阪
超CS大阪の環境読みとしては、《5000vt》や《オフコース》の採用が増えていることや、最近母数を増やしている【赤白サムライ】に不利がつくことなどもあり、あまり環境の通りが良いとは言えない状況でした。
ですが、今までこのリストで練習してきたこともあり、環境に対して向かい風ではあるものの、従来通りの【アナジャ】を使うことにしました。
結果としては、【青黒サガ】と【アナオービー】の《5000vt》。
【赤緑アポロ】の3キルにわからされて、無念の1-3という結果でした。
反省点としては、《キャディビートル》の強さに気がつけなかったことです。
少し前までは《キャディビートル》の通りが悪く、今のリストが最強だと思い込んでしまっていました。
超CS大阪を優勝した【アナジャ】には《キャディビートル》が採用されており、今流行りの《5000vt》をしっかりと見ている構築でした。
来週の金曜日には、殿堂発表があるので【アナジャ】から何かパーツが殿堂入りしてしまうかもしれませんが、規制を避けたらまだまだ戦えそうです。
基本的なプレイ方針
私が考える【アナカラージャオウガ】のプレイ方針は、
対面のデッキに対して有効なメタカードを駆使して時間を作り、早期に《ジャオウガ》の着地を目指します。
有効なメタが無い場合は、《デドダム》や《ダークネス》でリソース差を意識しながら《ジャオウガ》着地を目指します。
そして、この《ジャオウガ》の早朝着地を後押ししてくれるカードが《母なる聖域》です。
各対面のプレイでは、フィニッシュは基本的に《ジャオウガ》の着地になるので割愛します。
各対面のプレイ
【ダンタル型サガ】
キーカード
《アプル》
《キャディビートル》
《アプル》が有効に刺さる対面ですが相手も多くの除去札を採用しており、簡単に除去されてしまいます。
そこで活躍するのが、《キャディビートル》です。
完全にループを止めることはできませんが、数ターン稼ぐことはできます。
理想はメタカードと《ダークネス》でコントロールしつつ安全に詰めることです。
しかし、そうもいかない場合はある程度割り切って《ジャオウガ》で走ります。
【赤単我我我】
キーカード
《キャディビートル》
《メイデン》
《ジルコン》
《ボンキゴマイム》
《ダークネス》
《キャディビートル》でブランド系統、《ボンキゴマイム》でブランド系に加えて《ソンクン》を抑えます。
メタカードがなくても、ブロッカーは相手視点厄介に感じますので、《メイデン》や《ジルコン》も有効です。
対面が【赤単】と判明し、手札に《デドダム》とブロッカーがある場合は、ブロッカーを優先して手札にキープします。
《メイデン》などで3→5の動きができる時などは、ダークネスで盤面と手札を枯らしてコントロールするプランもあります。
他にも相手が《カンゴク》を出してきた時、相手の盾が減って《ジャオウガ》着地前にリーサルか作れる場面もありますので、
《カンゴク》が出てきた時は、常にリーサルを確認すると良いでしょう。
【赤緑アポロ】
《キャディビートル》
《ボンキゴマイム》
《アプル》
相手の《カチコミ》のバトルで《キャディビートル》は基本的に刺さりません。
ですが、他に有効なメタカードがあるわけでもないので、刺さったら儲けぐらいの感覚で出します。
1番有効に働くのは《ボンキゴマイム》でしょう。
《ボンキゴマイム》もバトルで焼かれてしまいますが、1ターン稼ぐことはできます。
なんとか《ジャオウガ》まで繋ぎましょう。
【青魔道具】
キーカード
《キャディビートル》
《アプル》
《とこしえ
【青魔導具】対面では、「ドルスザク」の踏み倒しに対して《キャディビートル》が有効です。
また、墓地にいる「ドルスザク」は《アプル》や《とこしえ》もメタとして機能することができます。
相手にバウンス札を要求できるので、ターンを稼げることがあります。
この対面は受けが少ないので、積極的にリーサルを狙っていきましょう。
【5c】
キーカード
《キャディビートル》
《デドダム》
《あさまでラジオ》
《とこしえ》
《アプル》
【5c】対面はメタカードで遅延することよりも、《デドダム》や《あさまでラジオ》などでリソースを伸ばすことを意識します。
《ボルカニックナウ》や《ザーディクリカ》などで少しずつ盤面を減らされるので、
手札の減るメタクリーチャーよりも手札の減らないクリーチャーを優先して場に出します。
詰めるときは、《ブレインスラッシュ》や《ヘヴニアッシュサイン》などの蘇生札をケアするために、《とこしえ》や《アプル》を添えて殴るのが理想です。
【ライオネル系】
有効なメタカードが少なく、速度勝負になりがちな対面です。
こちらのメタが機能しないので相手動きを遅延させることができず、相手は自由にできます。
ですが、相手の受けは基本的に《スロットンのメモリー》しかなく、さらに手札に光の進化クリーチャーを要求されるなど
かなり受けの性能は低く貫通しやすいので、最速ジャオウガを目指すのが良いでしょう。
【アナオービー】
キーカード
《キャディビートル》
《とこしえ》
《ダークネス》
【アナオービー】対面のプレイ方針は、「リソース差をつけること」を狙います。
《キャディビートル》で《オービーメイカー》を、《とこしえ》で《あさまでラジオ》を咎めるのはもちろんなのですが、
特に重要なのが、《ダークネス》です。
デッキの基盤は同じなのですが、こちらは《オービーメイカー》と登場時にマナを起こすクリーチャーを入れてない分、
相手とのリソース勝負には、こちらに分があります。
【4c邪王門】
キーカード
《とこしえ》
《アプル》
《ボンキゴマイム》
こちらは小型クリーチャーを展開するデッキなので、相手の《カツキング》はかなりの脅威です。
そこで活躍するのが、《ボンキゴマイム》になります。
相手の《カツキング》よりも先に着地できると、《カツキング》はバウンスしかできなくなり、マッハファイターと革命チェンジによる数ターンにかけての複数面処理ができなくなります。
また、《ボンキゴマイム》や《とこしえ》、《アプル》のいずれかがいれば《ジャオウガ》からの突然リーサルはありません。
詰めでは、《とこしえ》や《アプル》を複数面建てながら《ジャオウガ》で《邪王門》や《バラド》などをハンデスしつつ殴るのが理想的です。
【アナカラージャオウガ】(ミラー)
キーカード
《キャディビートル》
《とこしえ》
《アプル》
《ボンキゴマイム》
《ダークネス》
キーカードをいくつか挙げましたが、この中でも特に重要だと考えているのが《ボンキゴマイム》と《ダークネス》です。
《ボンキゴマイム》は相手に《ジャオウガを出されても殴れ無くなり、ただシールドを焼いてしまうだけになるので、
むしろ《ジャオウガ》を出した側が不利な状況になることが多く、ミラー対面では重要なカードとなります。
また、ミラーでは《ダークネス》をどれだけ引けるかが重要で、引けたかどうかで盤面や手札のリソース差
~追記~
「魔覇革命」発売~GP2023 2nd
「魔覇革命」発売後、再び環境トップに帰ってきた「アナカラージャオウガ」ですが、新カードが採用されて構築やプレイングに変化がありましたので解説していきたいと思います。
GP直前でもありますので、是非ご覧ください。
覚えておくべき裁定
《メイデン》の各ターン初めて多色カードをマナに置いたときにアンタップする能力ですが、是非覚えておいてほしい裁定が2つありますので紹介します。
①《エスメル》が場からマナに行った場合
《エスメル》は多色カードではありますが、単色クリーチャーでもあります。
ですので、《エスメル》はバトルゾーンにいるときは単色のカードとして扱われるので《母なる聖域》でマナに送った場合、アンタップしてマナに置かれます。
②《メイデン》が場からマナに行った場合
《メイデン》は《母なる聖域》でマナに送った場合、まだこのターン中に多色カードを置いていなかったら自身の能力で今マナに置かれた《メイデン》はアンタップしてマナに置かれます。
使えるマナがひとつやふたつ変わってくると、プレイできるカードが大きく変わってきますのでしっかりと覚えておきましょう。
プレイ方針
GPではよく当たるであろう環境デッキや、GP用に調整された初見デッキなどがありますので、今回は「初見デッキ・赤青マジック・黒緑アビス・アナジャ(ミラー)」絞って解説していきます。
VS初見デッキ
相手のデッキが環境デッキではなかったり採用されているカードが読めない場合は、「さっさと《ジャオウガ》を出してリーサルを狙います」
今の環境は「アナジャ」への対策はほぼ必須であり、恐らく対面のデッキには《5000vt》や《オフコース》などが採用されていますので、メタカードを使われる前にゲームを決めに行った方が勝てるでしょう。
あと、忘れがちですがそもそも早い段階で《ジャオウガ》が出てくるのはめちゃくちゃ強い動きなので、自身を持ってプレイしていきましょう。
VS赤青マジック
《5000vt》をうまく使わせない。
相手視点ではこちらのブロッカーやメタカードがかなり刺さります。ですが、これらを一発で返す方法があります。
それが、《5000vt》です。
つまり、相手にとって《5000vt》がかなりの頼みの綱になっているわけです。
ですので、あえて《朝までラジオ》を使わずにクリーチャーを1体だけ召喚してエンドする。などして相手に《5000vt》を出させないようにプレイすることが大切です。
場に出すときは《ボンキゴ》よりも《メイデン》を優先する
《ボンキゴ》は序盤から殴ってくる「赤青マジック」に対して有効に働きます。しかし、相手に《5000VT》を出された時に自分のリソースが一切伸びていません。
対して《メイデン》は《カクメイジン》の能力を不発させることが出来ますし、《5000vt》を出されたとしても最低限手札交換とマナブーストを行うことが出来ます。
また、マナを伸ばすことで「赤青マジック」に対して有効な《アーテル》を探しつつ、3→5でつなぐこともできる点でも優先したい理由になります。
リーサルが見えたら、積極的に狙う
最近は《ミュート》の採用率が下がっていることも追い風ですし、あっても《カラクリバーシ》のガードストライクしかないのでかなり貫通します。
相手に《5000vt》を出された後に《アーテル》や《5000vt》で返した後、《ジャオウガ》を出してジャスキルを狙うのはよくあるパターンです。
《とこしえ》で成長プランを阻止
「赤青マジック」は3ターン目にうまいこと行けばそのままリーサルを狙う。うまいこと行かなくても手札を整えつつ次のターンに《カクメイジン》を出す。という動きをよくします。
例を挙げると、《テスタ》攻撃時カクメイチェンジ《カラクリバーシ》。
この時にトップから《パーフェクトファイア》なんかが引けるとアンタップ付与と《テスタ》出し直しから《カクメイジン》を探していく。
という動きが出来るのですが、毎回そう決まることもなく良くて《ケローラ》を使ってサーチしつつ、1点エンドすることがあります。
このような展開になった時に使えるのが、前もって《とこしえ》を場に用意するプランです。
相手が《カラクリバーシ》1点エンドしてきたときに、《とこしえ》がいるとどちらもパワーが4000なので相打ちをとることが出来ます。
「赤青マジック」対面はかなり不利な対面なので、少しでも勝ち筋を拾えるように、《とこしえ》を出すことがあることを覚えておきましょう。
VS黒緑アビス
目指すプレイは「さっさと《ジャオウガ》を出す」
相手の受け札は《リライフ》しかなく、受け札を意識して採用したとしても《アグンテ》ぐらいです。
かなり受けの薄いデッキでジャスキルでも貫通しがちなので、黒緑アビス対面は短期決戦を狙うことを頭に置いておきます。
《とこしえ》と《ボンキゴ》は積極的に場に出す。
相手が《アビスデスロード》チャージ、《リライフ》というような動きをしてきた場合ほぼ「黒緑アビス」と断定できるので手札にある《とこしえ》や《ボンキゴ》を最優先で場に出します。
「黒緑アビス」にされて嫌なことは、ブースト→《力が欲しいか?》の3ターン《ジャガイスト》です。
先3などで3ターン《ジャガイスト》を決められるとどうやっても勝てないので、後手2などで《とこしえ》をいち早く場に用意して最悪の事態をケアします。
こうなると、相手は《ア:エヌ:マクア》のマッハファイターで《とこしえ》の処理を目指します。
ですので、こちらは次に《ボンキゴ》の着地を目指します。
《ボンキゴ》が無い場合は次点で《メイデン》の着地を目指します。
《とこしえ》は2枚以下の採用が多いので場に出せないこともよくありますが、それでも《ボンキゴ》はしっかり場に出しましょう。
「黒緑アビス」対面の序盤の動き方は、《とこしえ》と《ボンキゴ》を場に出すことを目指します。
《ア:エヌ:マクア》を封じられた相手は次に《ヨービリンリリン》での除去を狙てきます。
ですので、こちらの解答として《アーテル》をキープするようにします。
相手が必死に除去した《とこしえ》と《ボンキゴ》を一発で同時に蘇生することができます。
ついでに複数の打点が生まれるので、《ジャオウガ》でのリーサルが見えてきます。
《ボンキゴ》は優先してキープする
手札の青単色のキープ基準は、「ボンキゴ>5000vt>同期」です。
相手に多面展開を許してしまった場合、相手の盤面には多くのブロッカーが並ぶことになります。
そうなったときにブロッカーを止められる枚数が多い順でキープするようにします。
「黒緑アビス」は主に5コストのアビスを軸に構成されていますので、《ナンバー》宣言5でほぼすべてのクリーチャーが止まります。
しかし、《フットレストレース》が4コストのブロッカーなので《フットレストレース》が2体以上場にいると5コストのブロッカーを止めても《ジャオウガ》での攻撃を受け止められてしまいます。
そこで、《5000vt》が活躍します。
マナが十分にあれば、《ナンバー》と《5000vt》を同時に使ってリーサルを狙ってもいいですし、マナが足りなくても一旦《5000vt》でバウンスしつつ、召喚制限をかけて次のターンに《ナンバー》でブロッカーを止めながらリーサルを狙うのもありです。
VSアナカラージャオウガ(ミラー)
とにかくリーサルを先に作ることを意識
先にリーサルを作った方が勝てるのでもちろん先行が有利なのですが、先行が取れても《5000vt》を引けていたとしても、先に殴った方が勝ちます。
つまり、とにかく先にリーサル作ることを目指す。
しかし、どうしても《ジャオウガ》が見えない。
このような時は全力で時間稼ぎ+《ジャオウガ》を全力で探します。
《アーテル》は《アーテル》でしか壊せない。
「アナジャミラー」において、《アーテル》の場持ちはとても良いです。
《ジャオウガ》の破壊効果も置換で簡単に避けられますし、パワーが6000なので《5000vt》にも引っ掛かりません。
《アーテル》を除去するには《アーテル》のマイナス4000を2回当てるしかないことは覚えておきましょう。
ハンドキープについて
《とこしえ》
どちらかと言えば低いです。
打点にもなりませんし、《朝までラジオ》のケアとして場に出したとしても、相手は4マナで2ブーストすることができるので、リソース差をつけられてしまいます。
また、《アーテル》や《5000vt》で除去された場合にはリソースが一切伸びていないので相手の的にされる可能性があります。
つまり、「アナジャミラー」において《とこしえ》は早期に出すと弱いです。
ですが、相手が先に《ジャオウガ》を出しそうなときに《とこしえ》を出したり、《母なる聖域》の種として場に出したり、タイミングが重要になるカードです。
序盤に引いて「アナジャミラー」だと判明したら、2コスブーストを打つ方がよっぽど大事なので、緑マナとして埋めて問題ありません。
《同期》《ボンキゴ》
「アナジャミラー」においてどちらを優先するのかについてですが、実は《同期》>《ボンキゴ》なのではないかと考えています。
理由についてですが《ボンキゴ》は《ジャオウガ》に対してはクリティカルに刺さります。
これは《同期》でもほぼ同じなのです。
《ジャオウガ》の攻撃時に《同期》を破壊させて攻撃中の《ジャオウガ》をバウンスすることでほぼ《ボンキゴ》と同じ役割を持ています。
「アナジャミラー」で先になぐときに《ボンキゴ》はただの1打点ですが、《同期》はガードストライクや《ドキドキスパイラル》を全て吸ってくれるので、貫通力が増します。
相手の《ジャオウガ》を止める役割が同じですが、詰めるときには《同期》が圧倒的に優勢になります。
青黒魔道具
かなりの先行ゲー
お互いに4ターン目にビックアクションが存在するデッキなので、もちろん先行を取った方が先に動き出すことができます。
「アナジャ」側の先4《ジャオウガ》は相手にシールドトリガーや手札に《秩序の意思》を要求します。
これに加えて、《同期》を添えることができればさらに受け札の要求値を上げることができるます。
「青黒魔導具」側の先4《ヴォゲンム》+《ゼニスザーク》は、2ターン目と3ターン目の2回の手札交換だけで、2種類のカードを引き込む必要があります。
《同期》は最重要カード
相手に先行を取られてもなんとかなります。
それは、《同期》を場に用意するだけです。
《同期》を置いておくと、《ゼニスザーク》を出しても《同期》に破壊効果を吸われ、1ドローしながらバウンス効果で《ゼニスザーク》を手札に返されます。
つまり、《同期》がいるだけで実質的に《ゼニスザーク》をケアすることができます。
こうなると相手視点だと《ゼニスザーク》を2体要求されることになります。
《ゼニスザーク》のケアは後手でも間に合うのでこれらを総合すると、「アナジャ」側が有利に傾きそうです。
GP前の追記はこれで以上になります。
GPでアナジャを使う上で押さえておきたいポイントをまとめてみました。
練習や知識を入れることも大切ですが、当日の体調や運も勝敗に大きく関わってきます。
悔いのないデッキを選んでGPに挑みましょう!
これで以上になります。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
10/14DMGP2023_2nd
今回のGPでは《アーテル》をしっかりと4枚採用した、かなり丸い構築を使用しました。
採用カード解説
《メイデン》3枚
GPでは《メイデン》の枠を減らして《ガイアッシュ》を入れる構築がかなり見られました。
もちろん私も調整段階で同じように《メイデン》を《ガイアッシュ》に差し替えたリストでミラーと10回以上対戦しました。
結果は全くクリティカルに《ガイアッシュ》をプレイできませんでした。
自分以外の人が使っても同じ結果だったので今回は自分の動きを安定させる+「赤青マジック」に対してブロッカーを用意することの2点を意識して《メイデン》を3採用しました。
《アーテル》4枚
《アーテル》を3枚ではなく4枚採用した理由は主に2つです。
1.《5000vt》下でも召喚できる。
今はアナジャが環境トップなのでデッキに青があればほぼ全てのデッキが《5000vt》の採用を検討されます。
そのくらい色々なデッキから《5000vt》が飛んでくるのでこちらも《5000vt》を出された後の回答を持っておく必要があります。
2.「赤青マジック」対面で活躍
私の感覚では調整段階で不利対面だなと感じた環境デッキは「赤青マジック」だけでした。
そんな中、「赤青マジック」に対する回答の一つが《アーテル》です。
《アーテル》は相手のチェンジ元を破壊しながらブロッカーとして場に出すことができるので、相手にとってかなり厄介に感じることでしょう。
不利対面の「赤青マジック」に対して少しでも勝ち筋を増やすために《アーテル》はしっかり4枚採用しました。
《とこしえ》2枚
色々ある緑のメタクリーチャーの中で《とこしえ》を選んだ理由は、以下の2点です。
1.メクレイドに対応している
《とこしえ》と近いカードで《アプル》がありますが、《アプル》との大きな違いはメクレイドに対応しているかどうかでした。
GPはどれだけ環境読みが合っていたとしても母数が多過ぎるので様々なデッキと戦えるようにしておく必要があると思っています。
そこで、今はメクレイドを軸にしたデッキとも戦えるように《とこしえ》採用しました。
2.詰めの時に使用する
特に意識していたのが、《ブレインスラッシュ》や《邪王門》のケアてす。
リーサルを狙う際《同期》や《アーテル》のおかげでガードストライクや除去には対応できるのですが、踏み倒しによる受けには一切対応できません。
そこで余った1マナで《とこしえ》を出して安全にフィニッシュを狙えるようにします。
《5000vt》2枚
今はアナジャが環境トップです。
なので《5000vt》を3枚ほど採用したくなります。
ですが、実際に対戦する相手に《5000vt》が刺さらないこともよくあります。特にGPのような参加人数の多い大会では。
もちろんミラーにおいて《5000vt》は最強なのですが、使わない対面と当たった時のことも考慮して、多くの対面に刺さるカードを優先して採用しました。
10/21トレカマニアCS
GPで使用したリストから《とこしえ》2枚を《デスマッチビートル》に変えた構築でCSに参加して2位になることができました。
《デスマッチビートル》の案をくれた「ぶちょ/小林proś」が《デスマッチビートル》を採用した「アナジャ」の記事がありますのでぜひご覧下さい。
本記事では実際に《デスマッチビートル》を使ってみてどうだっかを書いていきます。
「ラッカ退化」対面
相手のマナ置きやプレイするカードを見ても正直、相手のデッキがわからなかったのですが、3ターン目に《朝までラジオ》を使いました。
出せるクリーチャーが2体しかなかったのでとりあえず《デスマッチビートル》を場へ。
すると相手は《パーフェクトファイア》から《ヘブンキッド》と《ブレードグレンオーマックス》を出して、《ドラゴ大王》を退化しました。
しっかりと踏み倒ししているのでどちらも《デスマッチビートル》で処理し、次のターン《ジャオウガ》でしっかりと勝つことができました。
その他の対面
採用枚数が2枚なのでなかなか手札に来ることが無く、思ったより活躍させることができませんでした。
ですが、この対面に《デスマッチビートル》出せていたら有利に試合を進められそうだなということが何度もあったので、《とこしえ》の2枠を《デスマッチビートル》にするのはかなりありだと思いました。
10/22トレカマニアCS
リストは昨日と同じで、4-2オポ落ちという結果でした。
(本線は16上がりでした)
1R:赤青マジック対面
相手に先手を取られるも、後手2で《デスマッチビートル》を出せたことで相手の革命チェンジを咎めることに成功。
ゲーム中盤では、《アーテル》を2枚使って相手にリーサルを与えないようにプレイ。
しかし、《クライマックスジャオウガ》が全く見えず先にリーサルを作られて負け。
手札でもマナでもいいので《クライマックスジャオウガ》があればいつでもリーサルを狙えていました。
やはり《クライマックスジャオウガ》を公開領域に持って来れるように4投は必須だなと再認識しました。
2R:黒緑アビス対面
【アナジャ】にとって1番されたくない、「3ターンジャガイスト」を決められてボコボコにされました。
相手の上振れには一切手が出せないので仕方がない負けかなと思います。
3R〜6R
0-2スタートなので本線にはほぼ上がれませんが、デュエマの練習やポイントを稼ぐ意味で続けて参加しました。
そして4-0し、最終的に4-2という結果で終わりました。
2回《オフコース》を採用したデッキと対面し、数回盤面を取られることがありましたが問題なくゲームに勝利することができました。
《オフコース》は《5000vt》と違ってこちらのクリーチャーは墓地に行きますし、相手の盤面は増えないし召喚制限を与えるわけではありません。
ですので、《アーテル》があれば蘇生2回で盤面を一気に3面広げられますし、盤面を再構築するのは簡単です。
このことから改めて【アナジャ】の強さを再確認することができました。
10/28竜のしっぽCS
最近は《キャディビートル》の採用枚数が増えてきているので自分も試しに入れてみました。
《キャディビートル》の強みは以下になります。
相手の《5000vt》を咎めることが出来る。
「赤青マジック」に対しての踏み倒しを咎めることが出来る。
《ゼニスザーク》の着地を咎めることが出来る。
打点になる。
ざっとこんな感じでしょうか。
複数役割がありますが、特に重要なのが相手の《5000vt》を咎めることが出来ることでしょう。
「アナジャ」にとって一番きついメタカードはやはり《5000vt》です。
従来のリストでは相手の《5000vt》ケアは、盤面の枚数を出し過ぎないようにしてコスト軽減を抑えるぐらいしかありませんでした。
あまりにも《5000vt》が環境にはびこっていることから《キャディビートル》が採用されるようになったのかなと思います。
《キャディビートル》の使用感
実際に《キャディビートル》を採用してみての感想は、「場に出せていると活躍している状況は多々あった」です。
今回負けた3試合はいずれも《キャディビートル》を出せていなかったのですが、もしバトルゾーンに出せていれば試合結果は変わっていたかもしれません。
そのことを考えると、今の環境で《キャディビートル》の刺さりは良いのかもしれません。
10/29姫路カドボCS
デッキリストは昨日と同じです。
勝った3試合
「アナジャ」「ラッカゾージア」「黒単アビス」
ミラーや最近登場したデッキや少し環境から離れていたデッキなど、様々なデッキに勝つことができました。
「アナジャ」の特徴でもある「苦手なデッキが少なく、広く戦える」ところが活かせた結果かなと思います。
負けた試合
「赤青マジック」「青黒魔道具」
「赤青マジック」対面では相手に3キル、「青黒魔道具」対面では《キャディビートル》がいる状況で《ヴォゲンム》→《ゼニスザーク》2体で《キャディビートル》を貫通されて負けました。
「アナジャ」は結構おりこうさんデッキなので、相手の理不尽に対して抗うことが出来ません。
つまり、負けた試合は「アナジャ」の弱点が出てしまったかなと思います。
11/12旨水館CS
今回は《キャディビートル》の枠を1枚《同期》残りの2枚を《セガーレ》に変えてみました。
《セガーレ》に変更した理由
《キャディビートル》と《セガーレ》の両方に求めていることは、序盤の踏み倒しメタです。
そのうえで《セガーレ》を優先した理由は、「コストが1であること」です。
《セガーレ》は相手の踏み倒しを咎めるとマナに行ってしまうので効果は一度きりとなってしまいます。
《キャディビートル》であれば場にいる限りずっとメタとして機能しそうですが、《キャディビートル》の効果はマナに送る効果なので、効果が2度発動することは実は少ないです。
そう考えると、効果が一度きりだったり打点にならないことのデメリットよりも1コストというくっつきの良さが評価できると思い《セガーレ》の採用に至りました。
以前、詰めの時に使用していた《とこしえ》は1コストということで、動きのくっつきがとても良かったのでこのコストが1少ないことは大きいと考えています。
また、《セガーレ》は相手ターン中にも発動するので、シールドトリガーのケアにも使用できます。
今回のCSで言うと、2戦目の「ラッカライオネル」対面で先行4ターン目(相手のマナは4枚)にジャスキルでしたが《セガーレ》を添えてリーサルを狙いました。
理由としては、受けは基本的に《スロットンのメモリー》しかなく、そこを咎めることができればジャスキルでも十分リーサルが狙えると思ったからです。
《同期》の3枚採用について
最近の「アナジャ」は《同期》を2枚や1枚まで減らしている構築を目にします。
恐らくですが、その方たちは普段からデュエマの練習時間や構築を考える時間が十分にとれていたり、参加するCSの環境を読めている人達だからできることだと思っています。
自分はそこまで練習をする時間が無く参加できるCSも限られている為、試行回数で上位を取りにいくことが出来ません。
ですので、なるべく安定した構築にすることを目指した結果広く運用できる《同期》の枚数はしっかりと3枚することにしました。
11/23竜のしっぽCS
今回のリストでの変更点は3つ。
1.緑のメタ枠を《アプル》に
2.《メイデン》と《ジルコン》の採用枚数を2:3から3:2に
3.《5000vt》を1枚増量
1.緑のメタ枠を《アプル》に
最近はメタの枠に《アプル》と《キャディビートル》を2枚ずつ採用したアナジャが見られます。
これら2種は刺さる対面が全くので欲しい対面に引いてくる必要があります。なので、刺さらない対面にとっては腐ってしまいます。
なので、メタの対象を絞ってメタカードは1種類にしようと思い《アプル》を選択しました。
《アプル》を選んだ理由は「青黒魔道具」を重く見ての採用です。
2.《メイデン》と《ジルコン》の採用枚数を2:3から3:2に
GPへの調整段階では《メイデン》3、《ジルコン》2がかなりしっくり来ていたのですが、世間では逆の《メイデン》2、《ジルコン》3が主流となっていました。
なので、実際に使って感触を確かめる為《メイデン》2、《ジルコン》3を使ってみました。
実際に使ってみて一番の印象は、黒の枚数が増えたことでゲーム序盤の色マナが気持ち安定するようになったことです。
自分だけかもしれませんが、闇のカードが全く見えずに何度か青緑ビートダウンのようなゲーム展開になる経験があったので、多少の色事故が減らせるのは良いなと思いました。
他には、《アーテル》の墓地肥やし蘇生をするときに《ジルコン》が落ちる確率が上がるので、より《アーテル》を強く使える点も魅力的だなと思いました。
12/2第33回SUIカップ
なんとCS優勝することができました。
今回の調整ポイントは《5000vt》を2枚に戻して《海底研究所》を1枚入れてみました。
《海底研究所》を採用した理由は2つ。
1.「青黒魔道具」など「アナジャ」へのメタとして貼ってくる《海底研究所》を剥がす用
2.ミラーの《ジャオウガ》に対するメタカード
1.「青黒魔道具」など「アナジャ」へのメタとして貼ってくる《海底研究所》を剥がす用
今は「アナジャ」と「青黒魔道具」の2強だと思ているので自然と《海底研究所》の採用率が多くなると予想しました。
そうなったときに「アナジャ」に入れても邪魔しない《海底研究所》を剥がすカードは《海底研究所》だったという話です。
感覚で言うと《メメントモリ神宮》が流行った時に、お互いに張り合い合戦をしていたような感じです。
最近はエレメント除去などでアナカラーにも
12/3新倉敷CS
12/9岡山駅前CS
12/10オレタン最強猛者決定戦
12/23姫路竜のしっぽCS
終わりに
いかがでしたでしょうか。
今後もCS等で使用したリストや各カードの採用理由などを紹介・解説します。
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ここまで読んでいただきありがとうございました。