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【オリジナル】青黒ガルラガンザーク解説

※本記事は投げ銭方式の全文無料となっています。

初めまして。yokuです。

今回は7/23・7/25の2回CSで使用し、ベスト16と準優勝を獲ることが出来たガルラガンザークの解説記事になります。

デッキ案は、ぶちょう(@ijudogo_dm)からもらい、自分なりに調整した形になります。

ぶちょうのnoteではたくさんのデッキ紹介とマーシャルやネバーループの解説記事がありますのでぜひご覧ください。

今回の記事では《ガルラガンザーク》を使おうと思っている方だけでなく、今後CSなどで対面することを想定して相手のデッキを把握するために利用してもらえると嬉しいです。

それでは解説に入ります。

デッキリスト

3×堕魔ドゥポイズ
4×堕魔ドゥリンリ
4×堕呪バレッドゥ
4×堕魔グリギャン
3×堕呪カージグリ
3×堕魔ヴォーミラ
4×堕魔ヴォガイガ
3×追憶人形ラビリピト
3×堕呪エアヴォ
2×パーフェクト・ダークネス
1×卍デ・スザーク卍
4×ガル・ラガンザーク
2×卍月ガ・リュザーク卍/卍・獄・殺

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※2日とも同じリストです。

戦績

7/23新倉敷CS
使用デッキ「青黒ガルラガンザーク」
~予選~
1R:シータノヴァ⭕️
2R:赤単ガガガ❌
3R:青魔道具⭕️
4R:アナカラーハンデス⭕️
5R:ラッカキラスター❌
6R:ラッカキラスター⭕️
~本戦~
1R:シータドギラゴンノヴァ⭕️
2R:ネバーループ❌
結果:16位

7/25新倉敷CS
使用デッキ「青黒ガルラガンザーク」
~予選~
1R:アナカラーハンデス⭕️
2R:シータノヴァ⭕️
3R:シータノヴァ❌
4R:黒単デスザーク❌
5R:シータノヴァ⭕️
6R:墓地ソース⭕️
~本戦~
1R:ラッカキラスター⭕️
2R:青魔道具⭕️
3R:青魔道具⭕️
4R:シータノヴァ⭕️
5R:シータノヴァ❌
結果:2位

デッキコンセプト

このデッキは《ガルラガンザーク》の効果である夢幻無月の門を利用し、3tガルラガンのルート増量「S・トリガー」付き魔道具を駆使して受けを厚くしたリストになります。

デッキの基盤は「黒単デスザーク」なのですが、黒単より青黒の方がより《ガルラガンザーク》を有効活用できると思い、青を採用することにしました。

デッキのコンセプトであるプレイを2つ紹介します。

1つ目は、3tガルラガンのルートについてです。

3tガルラガンのルートは3つあります。

1.ドゥリンリ→バレッドゥ→ガルラガン

2t:《ドゥリンリ》、終了時墓地肥やし(魔道具が落ちる)
3t:《バレッドゥ》を打つ時に手札にある《ガルラガン》を宣言、2枚引いて魔道具を捨てる。場の《ドゥリンリ》と墓地の魔道具3枚を選択→《ガルラガン》着地。

2.バレッドゥ→バレッドゥ→ガルラガン

2t:《バレッドゥ》、2枚引いて魔道具を捨てる。
3t:《バレッドゥ》を打つ時に手札にある《ガルラガン》を宣言、2枚引いて魔道具を捨てる。墓地の魔道具4枚を選択→《ガルラガン》着地。

3.(ドゥリンリorバレッドゥ→)グリギャン→ガルラガン

2t:(《ドゥリンリ》or《バレッドゥ》)(墓地に落ちるカードは何でも良い)
3t:《グリギャン》を出すときに手札、又は墓地にある《ガルラガンザーク》を宣言。場または墓地から合計4枚魔道具を選択→《ガルラガン》着地。

3つ目のルートでは、《グリギャン》1枚から《ガルラガン》を着地させることは可能ではありますが要求値がかなり高いため、成功率を上げるために2t目に《ドゥリンリ》や《バレッドゥ》は積極的に使用します。

2つ目は、「S・トリガー」付き魔道具とガルラガンの組み合わせについてです。

「夢幻無月の門」は黒魔道具を出した時だけでなく青魔道具を使う際にも反応する効果を利用し、《カージグリ》や《エアヴォ》のバウンスとその際に出した《ガルラガン》のブロックで複数の攻撃を止めることが出来ます。

例として予選最終戦の墓地ソース対面での動きを紹介します。

自分の場と墓地に《ガルラガン》が1体ずつあり、相手の場に《5000GT》が2体と《クロスファイア》が1体。

相:《5000GT》の攻撃を《ガルラガン》でブロック。《クロスフィア》2点で《カージグリ》を踏み、アタックしていない《5000GT》をバウンス、《ガルラガン》着地。

自:《ダークネス》で墓地の魔道具を蘇生して2体目の《ガルラガン》着地。《ガルラガンザーク》で《クロスファイア》殴り返し。終了時に《ガリュザーク》を召喚。

相:《5000GT》2体と《オブザ》を召喚。《オブザ》効果で、アンタップしている《ガルラガン》を破壊。《5000GT》の攻撃で盾から《カージグリ》。攻撃していない《5000GT》をバウンス、《ガルラガン》着地。《5000GT》のダイレクトアタックを、今出した《ガルラガン》でブロック。

自:《ダークネス》から《ラビリピト》と魔道具を出して、《ガルラガン》着地。《ラビリピト》効果全ハンデス。《ガリュザーク》2点、《ガルラガン》でダイレクトアタック。

《5000typeR》が採用されていなかったこともあり、「S・トリガー」付き魔道具と《ガルラガン》を組み合わせて何とか攻撃を凌ぎ切ることが出来ました。

このように、「S・トリガー」付き魔道具を採用することで《ガルラガン》の強みを最大限に生かすことが出来ます。

採用カード解説

3×堕魔ドゥポイズ

《ドゥポイズ》の役割は3つあります。

1つ目:相手の初動除去

今の環境だと「シータノヴァ」「やラッカキラスター」の《テスタロッサ》や《ミクセル》。最近母数を増やしつつある「マーシャルループ」などの小型除去として使います。

2つ目:ラビガリュの破壊要員

今までに「黒単デスザーク」を使ったことのない方のために説明します。

バトルゾーンに《ラビリピト》と《ガリュザーク》がいるときに、《ドゥポイズ》の効果で自身と《ガリュザーク》を破壊します。

《ラビリピト》でシールドブレイク。ターン終了時に《ガリュザーク》を出して《ラビリピト》効果全ハンデス。

これを毎ターン行うことで実質ボルメテウスが出来ます。

これは手札から動くデッキ(例:ノヴァ・ラッカキラスター・マーシャル)や受けの硬いデッキ(5c・ネバーループ・マーシャル)などでよく使います。

3つ目:デスザークに代わる除去札

従来の「黒単デスザーク」では《デスザーク》の出た時効果による確定除去や、タップイン能力による殴り返しで盤面を取ることが出来ていました。

今回の構築では《デスザーク》は1枚なので他のカードで除去を行う必要があります。

そこで使用するのが《ドゥポイズ》と《ヴォーミラ》と《ガルラガンザーク》2枚です。

バトルゾーンに《ヴォーミラ》と《ガルラガン》がいる状況で手札や墓地に《ドゥポイズ》・《ガルラガン》があるとします。

《ドゥポイズ》を出す時に《ガルラガンザーク》を宣言します。《ドゥポイズ》と場の《ガルラガン》を破壊して今宣言した《ガルラガン》を出します。(この時下に置く魔道具は破壊した《ガルラガン》のものをそのまま入れることも出来ます。)

こうして、自分の場を減らすことなく相手のクリーチャーを減らすことが出来ます。

この時、場に2体目の《ヴォーミラ》や《ヴォガイガ》があるとさらに除去をすることが出来ます。

さらに、場に《ラビリピト》があると《ガルラガン》が出てきた時に《ラビリピト》が反応し、全ハンデスができたりもします。

4×堕魔ドゥリンリ

このカードは「青黒ガルラガンデッキ」のコンセプトであるガルラガン3t着地を目指す上でとても重要なカードになるので4枚確定です。

もし《ドゥシーザ》や《ドゥスン》などを採用したいのであれば、別の枠から探すか黒単で組むことをお勧めします。


4×堕呪バレッドゥ

このカードもコンセプトの3tガルラガン着地を目指す上でとても重要なので4枚確定です。

このカードの強みは後半引いても強いところにあります。

手札が無くなり墓地にリソースカードがなくても《バレッドゥ》で後続を探しながら《ガルラガン》着地ができたりします。

4×堕魔グリギャン

このカードもコンセプトである3tガルラガン着地を目指す上で重要なカードになります。

2t目に何もカードがプレイできていなくても《グリギャン》1枚から《ガルラガン》着地が可能になるカードです。

また、墓地肥やしが任意であることや「ブロッカー」を持っている点も評価できます。


3×堕呪カージグリ

2つ目のコンセプトである「S・トリガー」付き魔道具です。

このカードは、墓地ソース対面の例のように受け札として活躍してくれます。

《エアヴォ》との違いは、確定除去なので8コスト以上のクリーチャー(ノヴァ・5000GT・typeR・メラヴォルガルなど)をバウンスできることです。

殴るデッキが多いのであれば《エアヴォ》の枠を1枚使って4枚にするのもありだと思います。

3×堕魔ヴォーミラ

このカードの役割は3つです。

1つ目は《ドゥポイズ》の使い回しです。

《ドゥポイズ》の解説のところで書いたように、複数面の除去や「ラビガリュ」をする際のサポートカードになります。

2つ目は《ヴォガイガ》の5〜8枚目として運用できる点です。

このデッキでは《ガルラガンザーク》の早期着地を目指すため、手札が枯れることがよくあります。

そうなった時に、トップから引いて強いカードは《ヴォガイガ》や《ヴォーミラ》になります。

同じような効果を持ち、パワーカードである《パーフェクトダークネス》もありますが、墓地にカードがある時しかリソースとして扱えなかったり、5コストなのでマナが足りない状況も考えられます。

また今回は青の魔道具を採用しているため黒の魔道具を増量するためにも採用されています。

3つ目は、墓地=手札として考えることができる点です。

僕の性格としてリソースカードが好きなので、《ヴォーミラ》が1体場にいるだけで墓地にある黒魔道具は全て手札にあるかのように扱うことが出来る安心感に惹かれ3枚採用しました。

使う人によっては《ダークネス》と役割が被るので《ダークネス》のみを採用し、《ヴォーミラ》を0枚にしようと思われるかもしれませんが、最近は「シータノヴァ」や「ラッカキラスター」が最大母数を占めていてそれぞれ《シャッフ》と《アルカディアスモモキング》で簡単にケアされます。

また、「青魔道具」や「黒単デスザーク」、ミラーにおいて相手の《ガルラガン》による踏み倒しメタにも引っかかるので、今このデッキを使うなら《ヴォーミラ》の採用は必須かなと思います。

4×堕魔ヴォガイガ

このデッキの最強リソースカードになります。

「墓地肥やし+闇のカード回収+魔道具の召喚コスト軽減」
これらの効果を駆使して2枚目の《ヴォガイガ》や《ヴォーミラ》につなげて自分の盤面を強くしていきます。

このカードには唯一の欠点があります。それは、墓地肥やしが強制であることです。
魔道具デッキを使い慣れていない人は後半の山札が減ってきた時は《ヴォーミラ》を使うなどして山札切れしないように気をつけましょう。

3×追憶人形ラビリピト

このカードは使う人の好みによって採用するかどうか分かれるカードだと思います。

ですが今回の構築ではドゥポイズ・ヴォーミラ・ガルラガン・ガリュザークなど《ラビリピト》と相性の良いカードが多く採用することになったので3枚採用することになりました。

青黒・黒単それぞれの《ラビリピト》採用枚数は青黒だと0or3枚。黒単だと3or4枚がお勧めです。

3×堕呪エアヴォ

このカードの主な採用理由は「S・トリガー」付きの魔道具であることと、カード指定除去です。

「黒単デスザーク」の有名な不利対面として「青魔道具」があります。

環境の予想として「青魔導具」が増えると予想していたので不利対面を拾うため3枚採用することにしました。

人によっては「ギルーギリン」を不採用にする場合もあり、そうなると《カージグリ》と《ガルラガン》の受けギミックで受けきり、カウンターできる可能性もあるので《エアヴォ》は4ではなく3枚になりました。

このカードは山札からの素引き以外で手札に加える手段がないので、青魔道具対面での《エアヴォ》は過信し過ぎないようにしましょう。

2×パーフェクト・ダークネス

このカードの主な役割は2つあります。

1つ目は、メタクリーチャーなどの小型除去です。

《ドゥシーザ》が採用されていないため、以前よりもパワー−4000の効果はより使う場面が増えました。

また、《デスザーク》の採用枚数が1枚ということもあり、《ダークネス》の除去効果はかなり重宝します。

2目は、蘇生効果です。

《ヴォーミラ》と比較した際にメリットとデメリットがあります。

メリットは2つです。

1つ目は、同時に2体蘇生できることです。
5コストで最大8コスト分踏み倒すことが出来ます。

2つ目は、墓地から《ラビリピト》を出せることです。

《ラビリピト》は魔道具クリーチャーではないので、《ヴォーミラ》から蘇生する事が出来ません。そのため、墓地に落ちた場合《ダークネス》から蘇生することが多いです。

デメリットは相手の妨害を受けてしまうことです。

《シャッフ》や《オーリリア》、《アルカディアスモモキング》などで打つことすらできなくなります。

また、《テスタロッサ》や《ガルラガンザーク》など蘇生効果が使えなくなったりします。

これらのメリット・デメリットを参考にして、《ダークネス》と《ヴォーミラ》のハンドキープや《ヴォガイガ》の回収先を選んでみてください。

1×卍デ・スザーク卍

《デスザーク》の採用理由と採用枚数について解説します。

採用理由について

ぶちょうから頂いた原案では採用されていませんでした。

ですが、自分で調整を行っている際に《ガルラガンザーク》の踏みと倒しメタだけではなく、《デスザークによる「タップイン」で盤面も取りたいなと感じ2枚採用して回していました。

採用枚数について

《デスザーク》を2枚で回し始めた最初の感覚は、《ガルラガン》と《デスザーク》がそれぞれが合計2体ほど盤面に作ることができ《デスザーク》の採用は確実であると確信しました。

ですが、さらに調整を続けていくと新たな違和感が生まれました。
それは、《ドルスザク》が多すぎて余ってしまうという問題でした。

何度回しても盤面に2〜3体のドルスザクがいて、追加で墓地にいるドルスザクを場に出したいが魔道具が足りないから出せないという状況がありました。

この時のドルスザクの枚数は、《ガルラガン》4枚、《デスザーク》2枚、《ガリュザーク》2枚でした。

そこで、以前の「黒単デスザーク」のテンプレは《デスザーク》4枚、《ガリュザーク》3枚の合計7枚だったことを思い出しました。

ここからヒントを得て、違和感は残るものの《デスザーク》を1枚にするという決断をしました。


4×ガル・ラガンザーク

このデッキのコンセプトカードです。

このデッキはこのカードをいかに使いこなすかが勝負の鍵になると思っています。

このカードの強みは、3つあります。

1つ目は、青い魔道具と黒い魔道具のどちらにも反応して出すことができる点です。

特に「S・トリガー」を踏んだ際に出せる所は強いなと感じました。

2つ目は、踏み倒しメタを持っている点です。

最近は踏み倒しするデッキが増え、踏み倒しメタカードの評価はかなり上がってきていると思います。

能力は踏み倒しメタの中でも強い部類の置換効果でかつ、呪文で選ぶことができず、コストやパワーが高いので除去がとても困難なので、踏み倒しメタを持ったクリーチャーの中で最強と言っても過言ではないと思います。

3つ目は、フィニッシャーになる点です。

呪文の効果で選ばれないため、詰めの際に選ばれることなくダイレクトアタックができます。

2×卍月ガ・リュザーク卍/卍・獄・殺

《ガリュザーク》は、ドゥポイズ・ラビリピト・ヴォーミラを採用していたので、《ラビガリュ》のギミックはどの試合でも再現できるように1枚ではなく2枚採用しました。

また、《ガリュザーク》の下部分の《卍・獄・殺》はかなりケアが難しい「S・トリガー」でもあり、受けを厚くする今回のデッキコンセプトとの噛み合いを考えて2枚採用しました。

あと、個人的に《卍・獄・殺》が好きというという理由もあります。

不採用カード解説

卍堕呪ゾグジグス

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不採用になった理由は2つあります。

1つ目は「5c」に対して強いけど、自分の参加しているCSは「5c」が少ないからです。

このカードの主な役割は詰める際の呪文ケアです。

「5c」がいない環境であればこのカードは腐る場面が多いだろうと判断して不採用にしました。

「5c」が多い環境であれば採用を検討しても良いかも知れません。

2つ目は今までに使ったことがないから、《ゾグジグス》を最大限に活かすことができないと思ったからです。

不慣れなカードを入れてプレイミスするぐらいなら、使い慣れたカードを入れてプレイを安定させた方がいいだろうと思い不採用にしました。

~追記~

そもそも、「黒単デスザーク」や「青黒ガルラガンザーク」は「5c」に有利なので「5c」を意識して入れるカードではありませんでした。

それに呪文による受けの堅いデッキなどは、「1点ラビガリュ」で安全に詰めれば何も問題ないので採用されることは無いかなと思います。

堕呪ウキドゥ

このカードが不採用になった理由は、青の魔道具はトリガー付きが良かったからです。

そもそものデッキコンセプトが受けを厚くすることだったので不採用になりました。

~追記~

今回のコンセプトは受けをなるべく多く積むことだったので不採用にしましたが、3t《ガルラガンザーク》を積極的に狙うリストを組む場合は「S・トリガー」付きの魔道具を減らして《ウキドゥ》を採用するのもありです。

罪無ズゴブ垓/堕呪バケドゥ

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このカードが不採用になった理由は、主に多色であることです。

《ガルラガンザーク》も多色なのですが、多色で濁るかもしれないというデメリットを上回る強さを感じたので4枚採用されています。

それに対して、このカードは多色であることのデメリット以上のメリットを見つけることができなかった為、不採用になりました。

各対面について

今回の記事では各対面との細かな調整が行えていないので、僕が実際にCSで対面してみての体感で有利・不利・5分を表現します。

今後、調整していく中で有利・不利が変わる可能性がありますので、参考程度でお願いします。

また、ここでは各デッキにおいて僕がされて嫌だったプレイや出されて嫌だったカードを書いています。

対戦相手が「青黒ガルラガンザーク」だった場合に参考にしてみて下さい。

ここでは以下の項目について解説します。

・デッキ相性

・プレイの方針

・相手視点でのおすすめカード+目指すプレイ

シータノヴァ(有利)

デッキ相性

この対面の勝敗は先に動いた方が勝ちに直結します。

ですが動きが遅れた場合、持ち直せる可能性が高いのは「青黒ガルラガンザーク」の方が上だと感じました。

プレイの方針

序盤:ガルラガンザーク(デスザーク)を立てる。

このデッキは除去札があまり強くない為、相手に盤面を展開させないように気をつける必要があります。

また、《ガルラガンザーク》を立てるときバトルゾーンを《ガルラガンザーク》のみにすることで《カツキング》のアタック先を無くす事が出来るので、盤面の展開を阻止する事ができます。

この時の注意点は、バトルゾーンに《ガルラガン》や《デスザーク》以外のクリーチャーを出さない事です。

ですが、《バレッドゥ》は盤面にクリーチャーを出さずに墓地を肥やす事が出来るので、序盤手札にあり相手が「シータノヴァ」対面だと分かった時は極力キープするようにしましょう。


中盤:ガルラガンザーク(orデスザーク)の2体目を立てる

2体目の《ガルラガンザーク》や《デスザーク》を立てる事が出来たら、こちらの盤面を作りフィニッシュに向かいます。

また、盤面を作る際に《ラビリピト》で全ハンデスが決まるとほぼゲームが決まります。

この時の盤面が《ガルラガンザーク》2体であれば最初の2点は《カツキング》、《どんどん吸い込むナウ》、《クロック》をケアしているので、シールドを殴っても大丈夫です。

終盤:過剰打点を作って攻撃

理想のフィニッシュは盤面に《ガルラガン》or《デスザーク》が計2体と《ラビリピト》。墓地に《ガリュザーク》の状態です。

もし、何かしらのトリガーを踏んでもこの盤面であれば、《ラビリピト》が残れば終了時全ハンデス。《ガルラガン》が残れば引き続き踏み倒しメタが残る状態になるので、相手の逆転の目を潰すことが出来ます。

もし、《ガリュザーク》が出せない状況であれば3体目の《ガルラガン》を用意する事で安全に詰める事が出来ます。

※詰める際は極力、1打点のクリーチャーから殴ることをオススメします。理由は同時にトリガーを2枚踏むと裏目になる場合があるからです。
(ちなみにこれは「青黒ガルラガンザーク」関係なく基本的にデュエマすべてのデッキで使えるプレイですので覚えておいて損はないかなと思います)

相手視点でのおすすめのカード

おすすめカードは《旅丸》です。

このカードは、《ダークネス》の蘇生だけでなく《ガルラガンザーク》の着地まで妨害することができます。

さらにパワーが5000あるので《ダークネス》で除去するにはパワーマイナスの効果を2回当てる必要があるのでかなり厄介です。

「シータノヴァ」を使われている方はぜひ1度、採用を検討してみて下さい。

ラッカキラスター(有利)

この対面の負け筋は主に2つあります。

1つ目:《キラスター》の早期着地から盤面を広げつつ盾を割られること。

2つ目:《シャッフ》を使ってこちらの動きを縛りながらのビート。

プレイの方針ではこの2つのケア方法について書いていきます。

プレイの方針

「ラッカキラスター」対面で気をつけていることは2つあります。

1つ目:キラスターを着地を妨害する。

《キラスター》の着地条件は2つです。

・盤面に光orレクスターズ持ちのクリーチャー+手札に《キラスター》

・手札に《エヴォルピア》+《キラスター》

1つ目の条件は盤面を処理することでケアします。

この対面は進化元を出すターンと進化するターンがあり、《キラスター》の着地に2ターンかかることになります。

ですので、《カージグリ》や《エアヴォ》のバウンスは充分有効札になります。

2つ目の条件はガルラガンザークの着地です。

《ガルラガンザーク》の踏み倒しメタ効果のおかげで、《エヴォルピア》はただの1ドローするだけのクリーチャーになります。

上記2つ以外のケア方法

キラスター対面はハンデスもかなり刺さります。理由は手札を増やすカードが少ないことが挙げられます。

また、盤面を処理できない手札の時は全ハンデスをすると、相手はトップで《キラスター》を持ってくるしかない状態になるのでかなり相手の動きを縛ることができます。

2つ目:シャッフを除去する

《ダークネス》や《デスザーク》を使える状況であればあまり解説することもないので、これら両方が使えない状況でどうするかを解説したいと思います。

この状態で《シャッフ》を除去する方法は2つあります。

ただし、《シャッフ》の数字の宣言が3つ以上になるとこれらのプランもできない場合があります。

ここでは、《ガルラガンザーク》のブロックと《ダークネス》の除去のみが行えない場合での解説をします。

1つ目は、ヴォガィガ・ヴォーミラ・ガリュザークでの殴り返しです。

《シャッフ》はパワーが4000なので《ヴォガィガ》と《ヴォーミラ》で相打ちを取ることができます。

採用枚数が2枚で必要な魔道具の枚数が多いですが、出せるのであれば《ガリュザーク》を出しましょう。

2つ目はバウンス札+ラビリピトによる全ハンデスです。

バウンスはその場凌ぎにしかなりませんが、全ハンデスを合わせることで実質破壊にすることができます。

必要なパーツは多いですが、決まるとかなり有利に動くことができるのでこの動きが可能な時は積極的に狙ってみて下さい。

相手視点でのおすすめ採用カード+目指すプレイ

おすすめのカードは《オリオン》と《オーリリア》です。

最近は《ガルラガンザーク》や《ノヴァ》など早期に大型クリーチャーを踏み倒すデッキが増えてきているのでかなり刺さるカードだと思います。

《オーリリア》は《シャッフ》の増量+殴り返しケアです。

《オーリリア》の効果は相手のクリーチャーがアタックする時アンタップして攻撃先を変更することができる能力です。

これら2つの効果は《シャッフ》を出された時のケア方法を全てケアすることが出来ます。

《ガルラガンザーク》を重く見る方はぜひ採用してみて下さい。

アナカラーハンデス(有利)

この対面はまだ正しいプレイングが理解できていないので簡単な解説になります。

プレイの方針

・《ガルラガンザーク》の早期着地

相手は《有象無象》で相手のリソースを奪ったり、自分のリソースを稼ぐことがメインプランになるので《ガルラガンザーク》が着地すると相手はかなり厄介に感じると思います。

・リソース勝負に勝つ

この対面はお互いにリソースの削り合いになると思うので、その際に自分のリソースに気を配りながらプレイしてみてください。

具体的にどうするかというと、できる限り《ダークネス》、《ヴォーミラ》をマナに埋めないようにプレイするなどです。

・《デッドダムド》をバトルゾーンに残さない

《ガルラガンザーク》は《デッドダムド》がバトルゾーンのクリーチャーに侵略することを防ぐことができます。

しかし、バトルゾーンにいる《デッドダムド》に関しては侵略を止めることが出来ません。

《デッドダムド》が場に残ってしまうと、こちらが出した《ガルラガンザーク》や《ガリュザーク》が除去されてしまいます。

相手視点での目指すプレイ

「アナカラーハンデス」を使うかたは以下の点を意識しながらプレイしてみてください。

・《デッドダムド》をバトルゾーンに出す。

かなり重要なプレイです。

《ガルラガンザーク》を出される前にヴェルデ+ダムドをされると、《ガルラガンザーク》視点ではかなり厄介に感じます。

こちらが《ガルラガンザーク》や《ガリュザーク》を出しても、相手の場にいる《ダムド》が横のコマンドに乗ることで簡単に除去されてしまいます。

・《デッドダムド》は出来る限り手札に抱える。

これは早期に《デッドダムド》を場に出せなかった時のプレイになります。

《ガルラガンザーク》を着地されると《ヴェルデ》などで侵略することが出来なくなるので、8コスト支払って場のクリーチャーに進化するプレイングが大切になってきます。

墓地ソース(5分)

デッキ相性について

「墓地ソース」は《typeR》の有無で勝率が変わってきます。

僕がCSで当たった時の方は《typeR》が不採用だった為、5分ぐらいだったのかなと思います。

《typeR》が採用されている型は不利です。

理由としては、《5000GT》の小型クリーチャーを召喚出来なくする効果を《ダークネス》でケアしていた所に《typeR》で蓋をされるからです。

ですので、《5000GT》と《typeR》が同時に並ぶと、《カージグリ》でバウンスするぐらいしか対抗手段がなくなるので、かなり厳しい戦いになります。

後日、《typeR》入りの墓地ソースを回してみた所、かなり多くの対面で有利が取れるように感じたので母数が増える事が予想してされます。

青魔道具(不利)

デッキ相性

基本的に相手が事故らない限り不利です。
なので、僕は相手が「青魔道具」だと分かった時は相手の手札と盾が弱い前提でプレイします。

相手が普通〜上振れの動きをしてきた場合は勝てないので、その時は割り切りです。

ここからプレイの方針を書いていくのですが、僕自身のプレイなのでかなり癖が強いと思います。
ですので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。

プレイの方針

この対面の大まかな流れは、「序盤ビート」して「終盤はそのまま貫通orシールドトリガーでカウンター」を目指します。

序盤:ドゥリンリ(orガルラガンザーク)を出す。

《ドゥリンリ》を2ターン目に出すことが最も強い動きなのですが、出せないこともあります。その時は《バレッドゥ》で《ドゥリンリ》を探す→《ドゥリンリ》召喚or3ターン《ガルラガンザーク》を目指します。

中盤:《新世界》が貼られるまでビートする。

僕のプレイは相手の動きが弱い前提なので、クリーチャーを場に出したら次のターンからビートを始めます。

ビート以外の動きは殴れるクリーチャーを並べつつ墓地を肥やします。

終盤:そのままビートで貫通or相手のメラヴォルガルをカウンター

《新世界》が貼られた時、このままビートを続けるのか一度殴るのをやめるのかについて解説します。

判断する点は、自分の公開領域のなかに《ガルラガンザーク》と《ガリュザーク》がどのくらい見えているか、魔道具がどのくらい墓地にあるかです。

殴る場合

続けて殴る時は、キル打点がありカウンターが難しそうな時です。

墓地に魔道具がなかったり、《ガリュザーク》が2枚見えていたり、などです。溜めるプランが無理そうだけど、ジャスキルはあるときはトリガーを踏まないことを祈ってダイレクトアタックを目指しましょう。

溜める場合

主にキル打点がない時は、溜めるプランを取るしかなくなります。

この時は、デッキコンセプトの2つ目で書いたような方法でカウンターを目指します。

そのために、墓地肥やしをできる限りして卍・獄・殺の範囲内にしたり、《ガルラガンザーク》の2体目が着地できるような状態にします。

カウンターをする際の理想は、《卍・獄・殺》+青のトリガー魔道具を同時に踏ませることです。

相手の盤面を全て処理しつつ《ガルラガンザーク》を複数体並べながら《ガリュザーク》を立てて、返しのターンにダイレクトアタックを目指します。

《卍・獄・殺》を踏ませられなかった時は、ギルーギリン>メラヴォルガル>ガリュザークの順でバウンスします。

おまけ

「青魔導具」にどうしても勝ちたい方のためにこちらのカードを紹介します。

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《堕魔ヴォジャワ》です。

《ヴォーミラ》のように毎ターン魔道具を墓地から使うことは出来なくなりますが、このカードは唯一「魔道具を回収する」という効果なので《エアヴォ》を回収する事が出来ます。

《エアヴォ》を回収できると青魔道具に対して有利に立ち回る事が出来るかもしれませんが、他の対面においてカードパワーが落ちることになる点は注意して下さい。

~追記~

そもそも不利な「青魔道具」に勝つためにデッキパワーを下げてまで採用するカードではないなと改めて感じました。
不利なデッキを拾いに行くよりも、五分や有利な対面を落とさないようにした方がいいですね。

自分がしてしまった失敗

僕の練習が少なかったこともありますが、普段からプレイミスはよくします。

なので、僕のミスを参考にして皆さんも気をつけて下さい。

シータノヴァ対面でのミス

僕がCSに参加したときは、1人回しを数回しただけだったので「シータノヴァ」との戦い方がまだ定まっていませんでした。

その時にしたミスは《ガルラガンザーク》の墓地から魔道具を4枚巻き込んで場に出せる効果に感動したあまり、場のクリーチャーを巻き込んで出すプレイがあることが頭から抜けていたことです。

解説では場のクリーチャーを巻き込んで出すと言っていましたが、そのプレイに気がつく前は場の魔道具クリーチャーを残して墓地から魔道具を4枚選んで《ガルラガンザーク》を出していました。

このプレイの差は、《カツキング》で《ガルラガンザーク》をバウンスした後に攻撃する的が残るか残らないかです。

このプレイを気をつけるだけで勝率がかなり変わるので皆さんは充分注意して下さい。

青魔道具対面でのミス

この対面でのミスは、相手の《ガルラガンザーク》の効果を忘れていたことです。

自分が《ガルラガンザーク》を使っているのにもかかわらず、相手の《ガルラガンザーク》の効果を忘れて、《ダークネス》2蘇生を宣言してしまいました。

《ガルラガンザーク》の効果でクリーチャーは再び墓地に、《ダークネス》は墓地から唱えたので山下に。

結果として実質、相手にエクストラターンを与える結果となってしまいました。

プレイミスが起きた経緯としては、《ダークネス》から「ラビ+魔道具」を、出して《ガルラガンザーク》宣言しながら全ハンデスが狙えたことと、対面に《ガルラガンザーク》をこの試合まて1度も出されなかったところかなと思います。

皆さんも同じような状況になっても相手の盤面をよく確認してからカードの宣言を行うようにしましょう。

終わりに

ここまで読んで頂きありがとうございました。

今後も追記する予定ですので、良ければまたご覧ください。

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