赤黒邪王門解説
※本記事は投げ銭方式の全文無料となっています。
こんにちは、yokuです。
本記事は『GP2022オリジナル』に向けて調整中である【赤黒邪王門】の解説になります。
本記事は投げ銭方式となっておりますので、全文無料で読むことができます。
内容がかなり多いので、気になるところだけを目次で探して読んでみるなどしてもらえると良いかなと思います。
第100回岡山駅前CS調整録
1.環境読み
この日は超CS京都の結果を見てからのCSだったので、この日のトップメタは
【4c邪王門】
【アナカラーハンデス】
【赤単我我我】
【赤青・赤緑アポロ】
の4デッキだろうと考えていました。
そして、これら4デッキに勝てるデッキとして【シータノヴァ】を調整していました。
詳しくは https://note.com/miuranote/n/n2e035a38d3c4 こちらの記事をご覧ください。
私も彼のリストを参考にしながら【シータノヴァ】を調整していたのですが、どうしても納得のいくリストが完成せずモヤモヤしていました。
そして、納得のできないリストのデッキをCSに持ち込むことを嫌い、別のデッキ模索することにしました。
2.一歩引いた環境読み
私が【シータノヴァ】を使う予定だったのと同じように、もしかすると他にも【シータノヴァ】を持ち込む人がいるのではないかと考えました。
そして、最初のトップメタのデッキに【シータノヴァ】を加えた、計5デッキをトップメタとして、別のデッキ選択を考えることにしました。
予想トップメタ
【4c邪王門】
【アナカラーハンデス】
【赤単我我我】
【赤青・赤緑アポロ】
【シータノヴァ】
3.デッキの模索
【シータノヴァ】を使わない場合の候補として、素直にTier1の【4c邪王門】を使用する選択肢がありました。
デッキパワーや環境の通りを考慮すると、【4c邪王門】が頭一つ抜けて強いだろうと考えていました。
ではなぜ、【4c邪王門】を使わなかったのかと言うと
私には使いこなせなかったからです。
お恥ずかしい話ではありますが、私に【4c邪王門】をうまく使いこなすほどのプレイングは持っておりませんでした。
誰にだって得意・不得意はあります。
私は不得意でした。
しかし、【4c邪王門】を触っていてあることに気が付くことができました。
それは、「<鬼ヶ大王 ジャオウガ>で自分の盾を減らして<百鬼の邪王門>を唱えながら相手に攻撃していくのは強いな」ということです。
じゃあそれに特化したリストを組もうと思い、たどり着いたのが【赤黒邪王門】でした。
今回のデッキ選択をわかりやすく言うと、「自分の手に馴染むようにした【4c邪王門】」です。
4.【赤黒邪王門】の調整
【赤黒邪王門】をCSで使うのは久しぶりなので、まず最初に最近の【赤黒邪王門】にはどのようなカードが採用されているのかを調査しました。
そしてわかったことが以下になります。
《秩序の意志》の採用
《一王二命三眼槍》の採用
《バサラ》の採用
これらの共通点は、「自分の動きを強化するカードではない」点です。
私は性格上、このような自分の動きを強化してくれないカードは極力採用したくないので、今回は全て不採用にすることにしました。
そして、その空いた枠に【赤黒邪王門】のコンセプトに合ったカードを探すことにしました。
1枚目に採用したのが《影速ザ・トリッパー》です。
一年ほど前に登場して当時、ほんの一瞬【赤黒邪王門】が流行った?ような気がします。
《影速ザ・トリッパー》の実質エクストラターンと、《カンゴク入道》の盾回収はかなり相性が良く、貯めるプレイがかなり強化されています。
2枚目に採用したのが、《星空に浮かぶニンギョ》です。
黒単色の2コストでいい感じのクリーチャーを探していた時に、友人のアナゲンムに<星空に浮かぶニンギョ>を採用していたことを思い出し、検討してみることに。
すると、【4c邪王門】【シータノヴァ】【5cコントロール】などの3→5でビッグアクションを起こすデッキに対して、1コスト軽い<影速ザ・トリッパー>として活躍したり、
【ゼーロベン】の《砕慄接続 グレイトフル・ベン》に対して、墓地のカードをマナに置けなくなったりと、<若き大長老 アプル>ほど環境の通りが良いとは言えないものの、かなりやりおるカードであることは確認できました。
3枚目に採用したのが、《瞬閃と疾駆と双撃の決断》です。
あまり採用されているリストを見かけませんが、【赤黒邪王門】の《瞬閃と疾駆と双撃の決断》はかなり強いとの噂を聞いていたので、1度試してみることに。
結果、かなり感触が良かった為、採用することに決めました。
デッキリスト
カンゴク入道×4
斬斬人形コダマンマ×4
星空に浮かぶニンギョ×4
影速ザ・トリッパー×4
「大蛇」の鬼ジャドク丸×3
単騎連射マグナム×1
瞬閃と疾駆と双撃の決断×4
「魂狩」の鬼ガシャド髑髏×4
「貪」の鬼バクロ法師×4
龍装者バルチュリス×4
百鬼の邪王門×4
戦績
トータル戦績:23-7
予選戦績:18-2
「yoku」戦績
第100回岡山駅前CS
~予選~
1R:ドラサイ型5c後〇
2R:赤白クルト後〇
3R:青黒シヴァンリンネ先〇
4R:赤単我我我先〇
5R:ドラサイ型5c先〇
~本戦~
1R:1bye〇
2R:ハザード退化後〇
3R:赤白クルト後×
4R:アナカラーハンデス先〇
結果:3位
紫紺CS
~予選~
1R:黒緑ケンジキングダム先○
2R:アナカラームゲンクライム後○
3R:シータノヴァ後○
4R:青黒シヴァンリンネ後○
5R:アナカラーライゾウスター先○
~本戦~
1R:青黒シヴァンリンネ先×
結果:ベスト8
「声人」戦績
ダリア CS
1R:青魔導具○
2R:青白ライオネル ○
3R:赤緑アポロ ○
4R:青黒シヴァンリンネ○
5R:青黒シヴァンリンネ×
4-1 4位上がり
本戦
1R:不戦勝
2R:赤単我我我○
準決勝:赤単我我我○
決勝:青黒シヴァンリンネ×
結果:準優勝
トイコンプ
1R:赤黒邪王門 ×
2R:アナカラーハンデス ○
3R:青黒龍頭星雲人〇
4R:黒緑ケンジキングダム ○
5R:赤緑逆悪襲 ○
本戦
1R:青白ギャラ盾○
準決勝:赤黒邪王門×
三位決:赤単我我我×
結果:4位
採用カード解説
カンゴク入道×4
最も2ターン目に出したいカードになります。
《星空に浮かぶニンギョ》と《影速ザ・トリッパー》を採用したことにより、溜めるプレイがとりやすく、
従来の構築と比べ、より《カンゴク入道》強く使うことのできるリストになっています。
斬斬人形コダマンマGS×4
序盤の《カンゴク入道》、終盤《斬斬人形コダマンマGS》です。
序盤は《カンゴク入道》を優先してプレイしますが、5ターン目以降の即座にシールドを回収して、<百鬼の邪王門>を打ちたい場合などは、
《カンゴク入道》よりも《斬斬人形コダマンマGS》を優先してプレイします。
また、今回のリストでは《バサラ》や《一王二命三眼槍》を採用していない為、数少ない受け札としても重要なので、しっかりと4枚採用しました。
星空に浮かぶニンギョ×4
今回の目玉カードその1です。
【4c邪王門】【シータノヴァ】【5cコントロール】などの3→5でビッグアクションを起こすデッキに対しては、後手でも間に合う《タイム・トリッパー》ですし、
【ゼーロベン】の《砕慄接続 グレイトフル・ベン》に対して、墓地のカードをマナに置けなくなったり、ビッグマナ系のデッキにはブーストカードが腐る為、意外と刺さる対面は多いです。
もちろん、あくまでメタカードなので刺さらない対面もありますが、そのような場合は「スレイヤー」が活きてきます。
メタ効果が刺さらないのは主にビート対面になるのですが、殴り返しで相打ちにしたり、《百鬼の邪王門》の効果でバトルした時に確定除去として運用することが出来ます。
他にも【赤単我我我】のような、盾を減らしたくない対面の時は、盾を減らさない打点として重宝します。
この場合は《カンゴク入道》や《斬斬人形コダマンマGS》よりも優先して場に出します。
影速ザ・トリッパー×4
今回の目玉カードその2です。
こちらもメタカードになりますが、ほぼすべての対面に刺さります。
また、今回の構築ではSA持ちのクリーチャーが減っている為、その点においても優秀です。
「大蛇」の鬼 ジャドク丸 ×3
3コスト1ドロー1面処理Wブレイカーです。
カードパワー的には是非4枚採用したいカードなのですが、単騎連射マグナムを採用する為にかなり渋りながら、1枠譲ることになりました。
理由としては、自分のメインプランを通す時に《「大蛇」の鬼 ジャドク丸》は必須のカードではないからです。
《「魂狩」の鬼ガシャド髑髏》や《「貪」の鬼バクロ法師》が無い時のサブプランなどで活躍はしてくれますが、
逆に言うとこれらがある時は不要なカードとも言えますので3枚の採用となりました。
【ゼーロベン】などの盤面を取りたい環境であれば4枚採用することになると考えています。
単騎連射マグナム×1
対面によってはEXwinできるようになるカードです。
今回のリストでは溜めるプレイがかなりとりやすいので、相手が受けの固いデッキであれば、
シールドが0枚になるまで溜め続け、《百鬼の邪王門》で《単騎連射マグナム》を探しながら攻撃を仕掛けましょう。
手札に来た場合は、全力でキープして下さい。
逆に、相手が受け札の入らないデッキやクリーチャーによる受け札が採用されていないデッキの場合は、マナに置いて大丈夫です。
瞬閃と疾駆と双撃の決断×4
今回の目玉カードその3です。
いわゆるテンプレ構築には採用されていませんが、是非1度手に取って体感して欲しいカードです。
特に強いのが2体場に出す効果です。
シールドを手札に加えることでリソースを十分に補充できるこのデッキだからこそ、手札が減りすぎて逆に動きが鈍くなるなんてことはありません。
また、先行であれば上振れカードとして、後攻であれば後手を捲るカードとして運用することができます。
他にも、《「魂狩」の鬼ガシャド髑髏》をスピードアタッカーにしながら場に出したり、
最後の押し込みの際に2回攻撃の効果を2体に与えるなど、序盤から終盤にかけてずっと強いです。
最近だと貴重な単色の優秀なカードなので、無理なく4枚採用できるのは嬉しい点です。
「魂狩」の鬼ガシャド髑髏×4
このデッキ、1枚目フィニッシャーになります。
従来の構築では基本的に《「貪」の鬼バクロ法師》をメインで使用し、引け無い時のサブフィニッシャーとして運用されていたと思います。
(当時3枚採用のリストがテンプレだった)
なぜサブフィニッシャーだったのかと言うと、一番大きい要因はスピードアタッカーの有無です。(盾回収のタイミングもあるかもしれないです。)
そして、今回のリストには《瞬閃と疾駆と双撃の決断》が4枚採用されていますので、《「魂狩」の鬼ガシャド髑髏》にスピードアタッカーを付与しつつ場に出すことで、
ターンをまたぐことなく、《「魂狩」の鬼ガシャド髑髏》で攻撃を仕掛けることができます。
他にも、パワーラインが高い為、《百鬼の邪王門》で捲れた際に相手の場にいるパワーの大きいクリーチャーを除去することも可能です。
また、Qブレイカーなのでシールドがよく増えるデッキ(例:【ギャラクシールド】)に対して有効です。
《「魂狩」の鬼ガシャド髑髏》を複数枚手札に来た時の話をします。
《「魂狩」の鬼ガシャド髑髏》が手札に2枚あるという状況が発生することがあると思います。
その時に、2枚ともキープするのかマナに埋めるべきなのかを解説します。
今回のリストの場合は、《瞬閃と疾駆と双撃の決断》がある時はキープしても良いが、無いなら埋める。です。
多色が多いデッキなので基本的に優先して埋めるのですが、《瞬閃と疾駆と双撃の決断》との相性がとても良い為、2枚キープして同時出しすると相手はびっくりします。
「貪」の鬼バクロ法師×4
このデッキのフィニッシャー2枚目です。
4コストSA2ドローTブレイカーは流石に強いです。
このカードは悪く言うと小テクが無いカードです。
よく言うと雑に強いカードです。
こちらも複数枚手札に来た時の解説をします。
《「貪」の鬼バクロ法師》が複数枚手札に来たときは、1枚は必ずキープして残りはマナに埋めてください。
《「貪」の鬼バクロ法師》は《瞬閃と疾駆と双撃の決断》で同時出しできるわけではないので、1枚あれば十分です。
龍装者バルチュリス×4
主な使い方は、シールドトリガーのケアです。
最初の1点が通れば、後の大型ブレイク時に《龍装者バルチュリス》を宣言することで残りの除去系シールドトリガーを全て無効化することができます。
また、《「魂狩」の鬼ガシャド髑髏》や《「貪」の鬼バクロ法師》が手札に無い時に、《星空に浮かぶニンギョ》や《影速ザ・トリッパー》で相手の動きを縛りつつ、早期にビートを仕掛けたりと、かなり器用に扱うことができます。
百鬼の邪王門×4
主な使用用途は3つです。
相手のダイレクトアタックに対する受け札。
自分又は相手の盾を0にした後の打点増量。
受けが堅いデッキに対して、《単騎マグナム》を探しに行くカード。
それぞれ解説していきます。
① 相手のダイレクトアタックに対する受け札。
主な使用用途は「赤単我我我」などのビート対面です。
「シールド・トリガー」や「ガード・ストライク」と違って、手札に抱えておくことで受け札として機能する為、盾をどんどん回収する「赤黒邪王門」とかなり相性の良いカードです。
また、ターンが帰って来れば先程バトルしてくれたクリーチャー達は場に残るのでカウンターを狙うこともできます。
②③打点増量・《単騎マグナム》を探す。
②と③はほぼ同じなので一緒に解説します。
相手が盾ゼロになってから使用するカードを使用する場合(例:邪王門、一王二命三眼槍、ボルシャック・ドギラゴン等)に、追加の打点として使用します。
また、受けが堅いデッキに対しては自分の盾が無くなるまで盤面を並べて、0枚になったタイミングで邪王門を唱え《単騎マグナム》を最優先で場に出しつつ、打点を増量していきます。
不採用になったカード
ここでは、テンプレのリストに採用されているカードをなぜ不採用にしたのかを解説します。
《秩序の意志》《一王二命三眼槍》《バサラ》の3枚です。
これらに共通するのが「自分の動きを強くするカードではない。受け身のカードである」ことです。
それぞれ能動的に使用することもできますが、主な使用用途はどれも受け身の姿勢です。
元々、【4c邪王門】をより自分の動きに特化させる目的で【赤黒邪王門】を組み始めたので、コンセプトに沿わないカードは不採用になりました。
対面毎の相性・プレイ
4c邪王門(微不利~不利)
キーカード
《星空に浮かぶニンギョ》
《影速ザ・トリッパー》
元々は【4c邪王門】に勝つためにデッキを組んだつもりだったのですが、何度か対面練習した結果「不利」だろうという結果になりました。
《星空に浮かぶニンギョ》と《影速ザ・トリッパー》がかなり刺さる対面なので、相手が5マナ溜まるまで盤面を展開し、ビックアクションを起こす前のターンに盾を詰めると勝てるだろうと考えていました。
盤面を広げつつ細かく盾を刻むことで、《邪王門》や《一王二命三眼槍》を複数枚抱えていても超えられる打点を作ることができるからです。
ですが、実際は4マナ域の時にシャッフを出されて大幅に打点が減り、《邪王門》や《一王二命三眼槍》で受けきられる展開が多くありました。
このような展開になった場合は、《邪王門》や《一王二命三眼槍》を複数枚持っていないと信じて殴ります。
アナカラーハンデス(有利)
アナカラーハンデスは元々ビート系に不利なので、有利と言えます。
【赤単我我我】よりも速度は落ちるものの、手札を補充するカードが沢山ある為、相手は盤面除去とハンデスを要求されることになります。
また、受け札もガードストライクぐらいしか入っていないので、殴りだした際もかなりリーサルは通ります。
シータノヴァ(有利)
キーカード
《星空に浮かぶニンギョ》
《影速ザ・トリッパー》
【4c邪王門】と同様に5マナ溜まるまで盤面を広げて、ビックアクションを起こす前に盾を詰めます。
受け札には《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》と《B.F.F. モーメント》があります。
《B.F.F. モーメント》を最初の2点で踏んでしまうと盤面が0になるのでかなり厄介ですが、《切札勝太&カツキング ー熱血の物語ー》は《龍装者バルチュリス》でシールド3枚分ケアできるので、かなり貫通します。
赤単我我我(微有利)
キーカード
《百鬼の邪王門》
2〜3コスト初動について
唯一、《カンゴク入道》《コダマンマGS》の優先度が下がる対面です。
2ターン目はシールドが減らない《星空に浮かぶニンギョ》を優先して出します。
ですが、《「大蛇」の鬼ジャドク丸》はシールドが減りますが相手の打点も減らすことができる為、むしろ優先して場に出します。
もし、相手が《我我我ガイアール・ブランド》で打点を作ろうとしていた場合は、2打点分減ったと考えることができるからす。
他にも後手だと間に合いませんが、先行3ターン目に《影速ザ・トリッパー》を出せるとかなり強いです。
先に走られたとき
《百鬼の邪王門》等で相手の攻撃を受け切れた場合、返のターンに《瞬閃と疾駆と双撃の決断》の効果で《「魂狩」の鬼ガシャド髑髏》をSAにしながら場に出すことで、
自分の場にいるクリーチャーの分、カードストライを要求しながら攻撃できたりします。
赤緑アポロ(微不利)
キーカード
《瞬閃と疾駆と双撃の決断》
《百鬼の邪王門》
《「魂狩」の鬼ガシャド髑髏》
自分は最速プランを目指すのですが、基本的に相手の方が先に動き出します。
その場合は、《百鬼の邪王門》で受けることになります。
《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》とバトルで破壊できるのが、《星空に浮かぶニンギョ》と《「魂狩」の鬼ガシャド髑髏》の2体です。
気合いでどちらかをめくって処理しましょう。
その後、3マナで《瞬閃と疾駆と双撃の決断》から《「魂狩」の鬼ガシャド髑髏》をSAで出して、カウンターを狙います。
【赤単我我我】と比べて、《轟く侵略 レッドゾーン》による盤面除去や《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》によるランデスがある為、
勝率は下がると考えています。
赤青アポロ(微有利)
キーカード
《「大蛇」の鬼ジャドク丸》
《百鬼の邪王門》
赤緑と比べて違う点は、
キルターンが遅くなることと、《「大蛇」の鬼ジャドク丸》で相手の足回りを崩すことができます。
そうしている間にこちらのリーサルを通しに行くことができます。
よって、赤緑よりも勝率は上がると考えています。
青黒シヴァンリンネ(微有利)
キーカード
《「魂狩」の鬼ガシャド髑髏》《「貪」の鬼バクロ法師》
この対面はいかに《秩序の意志》をケアするかが大切になります。
そのために必要なのが2体の複数枚ブレイカーです。
序盤に1点入れておくと《「貪」の鬼バクロ法師》も回答になるので、殴れるうちに1点入れておくと良いです。
詰め方の解説です。
《「魂狩」の鬼ガシャド髑髏》または《「貪」の鬼バクロ法師》を2体用意して、1点入れます。
《秩序の意志》では2体同時に止めることはできないので、もう片方のクリーチャーで攻撃する時に《龍装者バルチュリス》を宣言すると、
残りのシールドを全てケアして殴り切ることができます。
ゼーロベン(有利〜微有利)
キーカード
《単騎マグナム》以外全て
キーカードが「《単騎マグナム》以外全て」ということで一見、適当に見えます。
ですが、実際に調整していると各カード【ゼーロベン】に刺さることがわかりました。
その中でも特に重要なカードを解説します。
《星空に浮かぶニンギョ》
序盤は《天災デドダム》のブーストを阻止し、中盤以降では《砕慄接続 グレイトフル・ベン》の墓地のカードをマナに送る効果を阻止できます。
《「大蛇」の鬼ジャドク丸》
【ゼーロベン】は盤面に3体のクリーチャーを並べることを目標としているので、それの妨害ができます。
また、攻撃を仕掛ける際に相手の場にいる《Disジルコン》を破壊してブロッカーをどかせる役割もあります。
《「魂狩」の鬼ガシャド髑髏》
《「貪」の鬼バクロ法師》
《龍装者バルチュリス》
これらは詰めに使用するカードです。【青黒シヴァンリンネ】のところで解説した詰め方と同じです。
【ゼーロベン】にも受けとして《秩序の意志》が採用されているので、詰め方は同じになります。
青白ライオネル(微有利)
キーカード
《単騎マグナム》
《影速ザ・トリッパー》
《「魂狩」の鬼ガシャド髑髏》
基本的なプレイ指針としては、
5ターン目のビックアクションに対して《影速ザ・トリッパー》で時間を稼ぎます。
その間に盤面を広げて自分のシールドを減らします。
相手のアクションが起こる前のターンに《邪王門》で《単騎マグナム》を探しながら盾を詰めていきます。
《ジョーカーズの心絵》で盤面を一掃されてしまうこともありますが、シールドを回収するカードはたくさんあるので、
再度盤面を作り直すことができるので、まだまだ戦うことができます。
相手のシールドが増えたときに役立つのが《「魂狩」の鬼ガシャド髑髏》なので、1体は用意できるといいなと思います。
黒単アビスロイヤル(微有利)
キーカード
《影速ザ・トリッパー》
《単騎マグナム》
この対面はかなり《影速ザ・トリッパー》か刺さります。
アビスロイヤルはマナカーブ通りに動こうとするので、《影速ザ・トリッパー》で数ターンを稼ぐことができます。
アビスロイヤルは墓地にあるアビスを「アビスラッシュ」によって攻めるデッキなので、
墓地が増える前に攻めきると、相手はかなり辛い状況にすることができます。
アビスロイヤルはシールドトリガーの多いデッキですが、踏むタイミングが悪くない限り数枚踏んでも超えることができます。
また、《単騎マグナム》を出すことができると相手の受け札は《龍頭星雲人 / 零誕祭》だけになるので、
ほぼ勝ちです。
終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今後GP2022が始まるまで調整を続けていきますので、リストやプレイ方針などが変われば記事を更新していきたいなと考えております。
なにか聞きたい事などがありましたら、ツイッターのDMなどにご連絡ください。
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