プレ就活生、就活生、新社会人、第2新卒のみなさんへ
はじめに
新社会人になられたみなさん、早くも内々定をもらわれたみなさん、おめでとうございます!また、就職活動に励まれているみなさん、就職して数年のお若いみなさん、おつかれさまです。
突然ですが、私は、第一志望先に合格できませんでした。そして、前職の会社に5年9ヶ月勤め、1ヶ月求職活動(無職)期間を経て、現職の会社に勤めて2ヶ月が経過したところです。昨日で社会人7年目に突入しました。前職では、新卒採用にも少しだけ携わっていました。
そんな私から、プレ就活生(就活前の学生さん)、就活生、新社会人、第2新卒のみなさんに、先輩の1人としてお伝えしたいことをまとめます。といっても、noteにどれだけ該当者がいるかわかりませんが…もしお知り合いでいらっしゃいましたら、この内容をかいつまんでご自身のお言葉でお伝えいただければ幸いです。
長いので、目次から読みたいところだけさらっていただけたらと思います。できれば、1の⑥、2の②だけでも読んでいただけたらうれしいです。
1 社会の大人たちとの接し方
①敬意を払いましょう
まず、職場や取引先では、相手がたとえ年下や学歴が下であっても、上司・先輩には部下・後輩として、取引相手にはへりくだって、仮に下請先であっても決して敬意を払うことを忘れずに接してください。
当たり前じゃん!と思っている方は、そのままでいてください。世の中には、案外それを当然だと思っていない人がいます。ちなみに、私は入社2年目で初めて先輩になったのですが、大学院卒の年上の後輩に、最初に「すーこさん、年下ですよね?」と言われ、「はい」と答えてから、かなり失礼な態度をとられ、よい思いをしませんでした。間違っても、電話の保留中に長々と急ぎでない用件で話しかけたり、会議室の準備中に爆音で音楽をかけて踊りだしたり、備品にあるものを先輩から借りパクしたりしないでくださいね。(全部経験談です(涙))
仮に下請先や掃除の方に対して上司や先輩が失礼な態度をとっていても、あなたご自身はそんな態度をとらないようにしましょう。とはいえ長いものに巻かれないとやっていけないこともあると思います。自分を守るのが最優先ですが、できればすべての方に敬意を払えるといいかなと思います。人として、相手の尊厳を傷つけない人間でありたいですよね。また互いの転職や親戚付き合い、お客様として相対するなどでその方との関わり方が変わるかもしれません。どんな方が欠けても社会は成り立たないですし、自分が生活を営む上で、見えないところでお世話になっている方がいることを忘れずにいてほしいです。自戒を込めて。
また、社会に出たら学歴なんて関係ありません。仕事のできるできない、人間的なよしあしが鍵を握ります。もちろん、初めからできなくて大丈夫です。いい先輩方は、自分も新人を経験しているので、きちんとわかってくれますし、見極めて適切なアドバイスをくださいます。もし、新卒で即戦力を求められたら、その先輩があまりに優秀すぎるか、あまりに余裕がないかのどちらかです。困ったら、部署が違ってもいいので、他の先輩や上司を頼ってくださいね。
入職してしまえば、学歴ではなく、経験や臨機応変さ、コミュニケーション能力が求められるので、自分ができると驕らず、逆に自分ができないと自信を失わず、日々の仕事に少しずつ慣れていってください。仮に仕事ができなくても、そのがんばりを誰かがきっと見てくれているはずです。
②仲良しでなく円滑な人間関係を築きましょう
1人ですべて完結する仕事はほぼありません。社会人になると、どうしても一緒に仕事をする人との協力が必要になります。時には苦手な方との協働も必要になるでしょう。給料をいただいている以上、給料分の責任は果たさなければなりません。仕事が終わるまでは、大人として、多少堪えて円滑なコミュニケーションを図りましょう。仕事が終わってしまえば、後の仕事に響かない程度に距離をとって大丈夫です。相手も大人ですから、あなたに対してその方なりに気を遣ってくれています。自己中心的にならないように気をつけてくださいね。
逆に、仲良しこよしで雑談が多い、大きすぎるのも考えものです。就業後、外でならかまいませんが、周りを伺いながら、ほどほどにしましょうね。雑談がいけないのではなく、雑談もコミュニケーションの1つですから、適度に(これがなかなか難しいんですけどね)しましょう。人によって考え方も異なるので、気になるようなら折をみて複数人に相談してみると、案外気にしすぎだったり気にしなさすぎだったりということがわかりますよ。
③教わったことは吸収しましょう
社会人1年目では経験や前提知識がなく、何がわからないかがわからない状態だと思います。そんな状態で教わっても、初めて実際にその仕事をするときわからなくなるのも仕方ありません。とはいえ、何度も同じことを聞いてしまうと、先輩方も困ってしまったり、苛立ったりすることもあるかもしれません。
上司・先輩は、お忙しいなか、貴重な時間を割いてご指導くださり、マニュアルを用意してくださっています。教わるときは、精一杯ついていく努力をしましょう。たとえば、メモをとったり、事前にマニュアルを読んで不明点をまとめて質問したり、別の先輩に聞いてみたりするといいですよ。
失敗したら、なぜ失敗したかを考え、それを踏まえて報告・連絡・相談(報連相)をするようにしましょう。
一般的なツールの使い方、メールや送付状の文面なら、一旦調べてみるのもよいですね。今は、たくさんの先人が詳しく解説してくださっていますので、参考にしてみましょう。PCを壊したり、勝手に先方にメールなどを送ったりしないように、調べて準備した上で、先輩にみてもらうことをおすすめします。その会社・団体での暗黙の了解も多くありますからね。
④自分の感覚を信じていいですよ
どうにもならない人もいるということを、心に留めておいてほしいです。その人は、仕事や家庭のストレスを抱えているかもしれませんし、個性かもしれませんし、自己中心的で鈍いのかもしれません。愛のある指導をしてくれる方も多いですが、そうではない方も残念ながらいますし、ライバル心や嫉妬心が牙を向くこともあります。前職で、直属の上司からパワハラまがいのことが続いたり、年上の同期に数年いびられ続けたり、営業先の相手にストーカーされたりして、困ったことがありました。
先ほどお伝えしたように、仕事の時間以外は距離をとりましょう。仕事の時間内でもあまりに酷い態度をとられ続けたら、その方の不在時を見計らって、信頼できる同僚に相談しましょう。私は4年間我慢し続けて、耐えかねて信頼できる同僚に相談し、うまい具合に配慮していただきました。部署や事業所の異動、席替えや関係プロジェクトメンバー配置の配慮など、できることはあります。
もし相談して悪化したら、会社・団体を離れることも視野に入れたほうがよいかもしれません。同じ部署の同僚や直属の上司など、密に働く人間関係は切っても切れないので、あなたの心身が壊れる前に、きちんと離れましょう。
⑤信じられる同僚は大切にしてください
もし信頼できる方に出会えたら、その方と少しずつ深く付き合っていくことをおすすめします。いざというとき、必ず力になってくれますよ。直接的に介入できる立場にない方でも、その方の人脈を通じて助けていただけることもあります。私は実際、仲良くさせていただいている先輩に愚痴を聞いていただいたり、別の部署の先輩に仕事量の調整をしていただいたり、転職された先輩から現職に誘っていただいたりしました。
⑥自分を大切にしてください
これが今回一番お伝えしたいことです。ここだけでも覚えて帰っていただけたら幸いです。会社や仕事、同僚のために、あなたを犠牲にしないでください。これは、あなたのためはもちろん、あなたを大切に思うご家族やご友人のためにもです。働き手の代わりはいますが、あなたの代わりはいません。若いうちは、がんばれてしまうと思います。でも、疲弊が続くと、どんなに強い人でも壊れてしまいます。無理は禁物です。
私は、同じ話を新卒の頃聞いたとき、それほど重く受け止めていなかったんです。自分がそうなると思っていませんでしたし、なりたくありませんでした。でも、昨年私は半年ほど休職していました。今は、家族や友人、前職の先輩方のおかげで、ありがたいことにまた元気に仕事をさせていただいています。キャパシティは人によって異なります。自分のキャパを超えないように、また、人と比べたり比べられ言われたことをすべて真に受けたりしないように、マイペースを大切にしてくださいね。
2 会社・団体、仕事との向き合い方
①自分が会社・団体の一員である自覚を持ちましょう
所属する以上、会社・団体の一員としての責任をもって、職務にあたりましょう。新人であることは、社外ではわかりませんし、関係ありません。でも、新人ですから、わからないこと、できないことはあって当然です。それでかまいませんが、わからないこと、できないことをそのままにせず、上司・先輩に報連相をして、職員としての職務を全うすることを心がけるとよいと思います。
また、社外秘資料や情報を漏らさないでください。知人に話すのはもちろん、SNSで不用意に発信してもいけません。会社・団体の存続に関わります。あなた自身はもちろん、多くの職員に迷惑がかかることですので、取り扱いには十分留意してくださいね。悩んだら先輩に遠慮なく相談するとよいですよ。
②しっかり休みましょう
就業時間外は、とにかく自分の時間を大切にしましょう。睡眠は6時間以上とり、ごはんをしっかり食べ、余裕のあるときは好きなことをしてストレス解消をしましょう。周りが残業してるのに帰っていいのかな…と思うかもしれません。私もそうでした。もちろん、自分ができるなら、業務分担を引き受けてもよいでしょう。でも、いずれ残業しないといけないときがくるかもしれませんし、部署やプロジェクトによって繁忙期が異なります。帰れるときは帰って体調を整えることも、社会人の大切な仕事です。
また、体調を崩したら、遠慮なく上司に一報を入れて休みをとりましょう。体調不良のまま働いても、パフォーマンスが落ちますし、翌日以降にも差し支えかねません。周囲に移してもいけませんので、しっかり休んで、治すことに注力してください。
③1社目にこだわらなくてよいです
私は、2年前に初めて退職について上司に切り出したとき、「そんなんじゃ逃げ癖がついてどこでもやっていけない」と言われました。私も、逃げることに抵抗がありました。入社したときは、ここで定年までがんばるんだと本気で思っていました。
人生において、少なくとも約40年働くことになるわけですが、そんな40年を想像し、最初から20歳前後で完璧な判断ができる人は多くありません。もちろん、ずっと定年まで勤め上げる人もいます。それはすごいと思います。私の父もそうで、尊敬しています。でも、働いて初めて自らの適性や得意不得意に気づかされたり、数年働いてやっと心身への影響と自分のキャパシティがわかってくることもあります。学生のうちにわからなくてもしょうがないです。アルバイトやインターンシップくらいじゃ、仕事のすべてはわかりませんからね。
各社とも、採用コストを割いてあなたを採用しています。そのことへの感謝、先輩方のご指導への感謝を忘れずに、自分の一番と思う選択をしてください。
④他社の人と交流を持ちましょう
本当によいと思う会社・団体なら周りに流されず、自分の意思を貫いていいと思います。周りの人とあなたは違いますから、価値観や向き不向きなど、自分に合った仕事、会社・団体でやっていくのが一番です。
でも、1社しか経験していないと、その経験・やり方・常識がすべてだと思ってしまいます。2社しか経験していませんが、全然会社の文化が違います。当たり前が当たり前ではなかったことに気づかされました。日本だけでも、会社・団体はたくさんあります。きっとどこかにあなたに合うところがあります。もちろん、完璧に合うところは、起業しない限りなかなか見つからないでしょう。よりよい環境を求めることは悪くありません。人生の長い時間を捧げる職場ですから、選んでいいんです。
転職もいいですが、まずは社内で解決できないかを考えるところから始めるとよいかもしれません。それを考えられないほどブラックなら、すぐに逃げたほうがいいです。選んでしまった自分を責めなくていいです。残念ながら巧妙に偽って公表していない会社もありますから…もし、社内で解決できるなら、定期面談、人事考課などや、機会を設けてもらって相談してみることも一手です。転職はそれなりに大変ですし、リスクもあります。もし今の職場環境を改善して働きやすいと思えたら、それが一番です。
そういう動きをするにあたって、他社の人から他社の文化、制度を聞くのはとてもためになります。同業他社でもよいですし、そうでなくてもかまいません。家族、入社前からの友人や先輩、後輩、仕事で知り合った他社の方など、いろんな方々と意見交換を行うと、よい案が浮かぶかもしれませんし、自分の考えが深まると思います。
3 就職活動・転職活動について
プレ就活生へ
①学生生活を充実させてください
まずは、学業にしっかり取り組み、適度にサークルやアルバイト、旅行や遊びなどを楽しんでおいてください。専門学校や資格取得前提の学部だと、楽しんでいられるばかりではないかもしれませんが、社会に出たら、長期休暇は簡単にとれません。後悔のない学生生活を送ってくださいね。
それは、就活にも繋がります。エントリーシートや面接で、必ず学生時代の経験を聞かれます。いろんな経験をしておくと、意外なところが引っかかったりして、採用に結びつくかもしれませんよ。私は、学部の友人との人間関係や、アルバイトの経験が今に生きています。
②自己分析、業界・職種研究、情報収集をしっかりしましょう
私が新卒の就活中は、第一志望先以外の研究が疎かになったまま、就活に臨んでいました。途中で第一志望先に落ちたとき、慌てていろいろ調べたんです。1社目に入ったとき、イメージとのギャップが大きくて、反省しました。
自己分析、業界・職種研究をしっかりしておくことが、将来の就活に必ず役に立ちます。それができたら、就活の軸を持ちましょう。ここは譲れない、これは妥協できるという、優先順位をもっておくことが、仕事選びはもちろん、履歴書・エントリーシートや面接でぶれないようにするのにも役立ちますよ。
分析や研究だけでなく、実際の採用情報についてもよく見ておきましょう。企業ホームページなら、就活サイトに登録しなくても見られますよ。仕事内容や給料はもちろん、就業時間、年間休日日数、完全週休2日制か(週休2日だけだと、隔週などで6日出勤あり)、賞与、昇給、福利厚生などもきっちり確認しておき、疑問点は内定後に確認してから承諾しましょう。就活を始めると就活でいっぱいいっぱいになるので、余裕のあるうちが○です。
③志望先が決まっているなら、それに向けた資格取得、勉強、就活対策などをしましょう
私は、第一志望先の試験のために、3年生から勉強や試験・面接対策をしていましたが、本番で足りなかったと痛感しました。一応試験と書類は通過しましたが、面接がぼろぼろでした。いわゆる圧迫面接に慣れておらず、打ちのめされたのです。
低学年のうちでもやれることはあります。もちろん、学業と遊びを優先してかまいません。その上で、少しずつ、将来の夢のために自己投資してみるとよいでしょう。資格を持っていると、その資格をとれる能力があることの証明になるので、興味のある資格をとってみるとよいですよ。意外とのめり込めたりするかもしれませんし、どうしても楽しめなければ、向いていないかもしれないと気づくこともできます。
就活直前には、履歴書・エントリーシートの添削や、面接練習をしてもらうことをおすすめします。私は学内の就職支援課の予約がとれずに断念しましたが、たとえそうであっても、ハローワークでも新卒向けの対策をしてくれます。また、仲の良い社会人の先輩や親、兄・姉、親戚に相談するだけでも全然違いますよ。ただ、親や親戚は、今とはずいぶん違う就活スタイルしか経験していないので、今の就活を知っている方に相談できるのが一番です。
インターンシップが用意されているなら、それに応募するのもいいですね。私は、直接就職先に結びつくインターンシップではないインターンシップを経験しました。直接役立たないものの、社会人との仕事体験はためになりました。ただ、インターンシップと称して無償で学生をこき使う悪質なものもありますので、そういうときは学校の学生課などに相談してくださいね。身だしなみやマナーなどもおさえておきましょう。一朝一夕に身につかないので、普段から心がけておいてくださいね。
就職活動をされている方へ
④スケジュール・企業管理をしましょう
普段スケジュール管理をしっかりできる方でも、たくさんの企業を同時並行で受けていると、どこがどういう状況で、締切や面接日がいつか、わからなくなります。せっかくがんばって最終面接にこぎつけたのに、遅刻や日程の勘違いで落ちるのは悲しいですもんね。
私はGoogleスプレッドシート、カレンダーアプリ(事前に通知が来るように設定)、手帳(スマホが使えなくても見られるように、また企業についての印象をまとめるため)を使い分けて管理していました。スプレッドシートは、Googleドライブに入れ、そこに企業ごとにエントリーシートなどのデータ、紙の場合は写真を入れて、採用情報のスクショも入れて管理していました。
1日に詰め込むと、長引いたり公共交通機関の遅延などで遅れることもあるので、無理のないスケジュールを組んでくださいね。
⑤第一志望先に落ちても、投げやりになったり焦って決断しないでください
私は、文系で、特に運転免許以外の資格も持たず、大学4年生のときに約30社・団体受けました。3年生まで、第一志望先に入ることを信じて疑っていませんでした。
第一志望先に落ちて、愕然としました。他に内定をいただいていたものの、回答期限前にすべてお断りした後だったので、慌てて就活のやり直し。最後のほうはもう疲れてしまって、内定をいただけたことにご縁を感じ、あまり条件面を気にせず入社を決めてしまいました。
でも、知人に、卒業5日前に入社が決まった人がいます。卒業前ならまだ新卒です。卒業研究や単位取得などで忙しいかもしれませんし、周りが内定を決めて焦るかもしれませんが、内定承諾は慎重に判断しましょう。内定をもらったら即回答でなくてもかまいません。内定を承諾後、内定先研修などで違和感を持ったら、逃げてもかまいません。ただ早めにしましょう。先ほどもお伝えしたように、採用担当者は採用コストを払って採用してくれています。あなたの採用のために断った人材、あなたの回答を待つ間に保留されている人材がいます。誠意をもってお断りすることを忘れないでください。その会社と、別の会社に入った後、取引があるかもしれませんよ。
転職を検討されている方へ
⑥転職タイミングはご自身の余力に合わせましょう
転職者の多くは、転職活動を在職中に行っています。そのほうが、決まらなくても焦りませんし、収入も途絶えません。それは会社への裏切りではと思うかもしれませんが、きちんと引き継ぎをしたり、引き継ぎ資料を残したり、後輩を育てたり、抱えている職務を全うすればよいのです。
でも、ブラック企業にいては、転職活動がままならないかもしれません。私は、限りなく黒に近いグレーな会社にいましたが、私自身のキャパシティが足りず、退職してから転職活動を始めました。
ネットやエージェントなどに相談すると、絶対止められます。でも、心身を壊すくらいなら、辞めたほうがよいです。職業訓練や、雇用保険(いわゆる失業手当。ただし、1年以上勤めていた人に限る)など、セーフティーネットもありますし、若いみなさんなら第2新卒として需要もあります。周りの意見に惑わされず、自分に合ったやり方で、軸を持って取り組みましょう。
辞める前に、転職サイトやエージェントへの登録、書類作成準備、自己分析だけでもしておくと、スムーズに活動に入れますよ。
私はそれらをして、退職後に転職活動をし、なんとか今のところに拾ってもらえました。2社受けて、1社は書類落ち、今の会社は前職からお世話になっている先輩に紹介してもらって書類選考、2回の面接を経て入れました。少し珍しいパターンかもしれません。
それと、お金はしっかり貯めておきましょう。自己都合退職の場合、雇用保険はしばらくもらえませんので、ご注意ください。
転職活動をされる方へ
⑦経験の棚卸しをしっかりしましょう
転職者は、新卒と異なり、即戦力が求められます。ただ、第2新卒の場合は、未経験職種でも真摯さ、熱意が伝わり、他職種でもその経験がしっかりしていると判断されれば、内定をもらいやすいと思います。私は第2新卒ではありませんでしたし、経験職種と未経験職種それぞれ受けたところ、未経験職種は受からなかったので、なんとも言いがたいのですが…
ただ、未経験職種でも、資格を取ったり、勉強中でもそれを履歴書に書くだけでも、本気度が伝わります。実際、今の職場を受けたとき、未経験職種のほうでも募集をしていて、私の資格欄を見てそちらの職種も検討してほしいと言っていただきました。私は結局、経験職種のほうを希望して内定をいただいたのですが、入社後に上司に伺ったところ、資格のレベルというより、資格を取った努力と資質のほうを認めていただいたようでした。
そういう資格も大切ですが、何より経験です。職務経歴書を書きながら、以下の点をしっかり棚卸しし、面接対策でもぶれないように準備するとよいと思います。
職務経歴書は、「職務経歴書 サンプル」で検索してサンプルをダウンロードして書き換えるのが楽です。齟齬がないか、誤字脱字がないか、テンプレートの内容が残っていないかなどはしっかり確認しましょう。職務経歴書も、誰かに見てもらえると安心です。
面接も、私はぶっつけ本番でしたが、ハローワーク担当者やエージェントなどに予約すればみてもらえますよ。面接は、職務経験はもちろんのこと、学生時代のことも意外としっかり聞かれます。私は、専攻、卒業研究のこと、サークル、アルバイトなど根掘り葉掘り聞かれ、その内容が求める人物像と繋がったようです。対策しといてよかったと思いました。
⑧納得いくまで諦めないでください
せっかく転職活動をするのに、なかなか決まらず焦って妥協してしまうと、また苦しむことになります。そうなってほしくありませんので、どうか慎重にしてくださいね。
おわりに
大変長くなってしまいました。ごめんなさい。
最後になりますが、みなさんがブラック企業に搾取されないよう、幸せな生活が送れる社会人になれるよう、変われるよう、心から願っています!私自身、今後もキャリアについては適宜見直していきたいなと思っています。