神無月の俳句
神無月(かんなづき) 陰暦十月の異名
出雲地方では「神在月」というのは有名な話ですね。
六年前、五月でしたが出雲大社に行ったことを懐かしく思い出しました。
島根県は山も海も豊かな場所でした。
さて、「かんなづき」で遊びます。
*
観覧車回るゴンドラ照らす月
季語 月
暗い夜の街の空。星はあまり見えない。地上から離れるにつれ、月だけがそっと見守ってくれているような、それをぼうっとゴンドラで見つめる主人公を書いたのを思い出した。
今回は下記作品をもとにした連作四句としたい。
観覧車といえば、教科書にも取り上げられた有名な短歌がある。私が取り上げるまでもないが、そんな短歌の鑑賞文を添えておく。
🌕
亡き人を二人で語る長き夜
季語 長き夜
やっと語り合えた夜。
🎡
月明かり小箱抱える人照らす
季語 月明かり
月と一緒に空から見守ってくれているはず。
🌃
君なき世アルバムを繰る灯火親し
季語 灯火親し
読書ではないけれど。
🪔
番外編
Nコンの歌に涙に胸熱し
季語 なし
私はNコンに出たことはないが、合唱をしていた。顧問の先生の熱い指導の下、日夜励み、九州大会で一度ダメ金(全国大会に行けない金賞をこのように呼ぶ)をいただいた。それでも、当時の音楽部は銀賞が最高だったから、金賞をもらえただけでうれしかった。高校時代、秋といえば九州大会と文化祭のため、合唱一色だった。
今日、Nコンを見ていて驚いた。
指揮者なしで岩手県北上市立中学校六校合同チームがゴールド金賞を取ったのだ。
これはすごいことだと思うし、希望だと思った。合唱部がなくても、指揮者がいなくても、合同チームでも金賞がとれる。
他の学校の生徒さんたちの歌声も素晴らしかった。
Nコンを久しぶりに見たが、グッときてしまった。
🎶
▼長月の俳句
神無月の詩歌
▼神無月の短歌
後日更新できたらいいな。
▼神無月の川柳
後日更新できたらいいな。
(最近はひと月に一ジャンル詠むと、気づけば翌月になっています)
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