ローネ互助会名古屋に現る

こんにちは
名古屋のプレットロ・ロマンティコに所属していますYokozuki と申します。

中野二郎先生創設の老舗合奏団ですが、高齢化の一途をたどっております。それでも何とか今年11月に「中野二郎生誕120周年記念パーティ」なるものを開催し中野作品を演奏し楽しみました。クローズの会でしたが、同志社OBや友好団体のご協力を得て何とか無事終わりほっとしているところです。

開催にあたりまず困ったのが低音がいないことでした。私は20数年前に加入し当初ギター担当でしたが、その後コントラバス、数年前からはマンドローネ(私は「老音」と言ってます)を弾いていました。しかし、現指揮者の事情で1年程前から私が仮の指揮をするようになり低音を担当する者がいなくなったのです。
(余談ですが私は高校のギタマンにギターで入り、大学のギタマンではコントラバスから指揮者をやってました。半世紀前の繰り返しですな)

そこで思いついたのが石川さん。本物のローネの音を聴きたかったというのもありますが、プレットロ・ロマンティコと少し縁もある彼に無理をお願いしました。快諾していただきほっとしました。

さて当日、石川さん名古屋に登場です。
余り音響の良くない会場でしたが、ヴィナッチアのドーンという音はさすがにしっかり出ていました。ほとんどぶっつけ本番で、中には私がローネの入りを指示し忘れるなどもあり迷惑をかけましたが一応中断なくできました。

演奏の最後は指揮を友好団体である仙台のチルコロ・マンドリニスティコ・フローラ主宰の高橋五郎先生にお願いして締めていただき、私は下手なローネを石川さんと一緒に弾くことができ嬉しかったです。
後でロマンティコのメンバーも「良い音するもんだなあ」と言ってましたが、それを知ってもらえたのは何よりのことでした。石川さんのおかげで、この場をお借りしてお礼申し上げます。

中部圏のマ界ではあまりローネは目立ちませんが、中野先生推奨の低音楽器であり、帰山さんが重用したローネですからもっと盛り上がるといいですね。

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