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メキシコ死者の日!当日は何をする?人気の街オアハカでの過ごし方
Hola! メキシコ大好きヨコヤムヤムです。
映画リメンバー・ミーで知られるメキシコの「死者の日」は、多くの人が一度は訪れてみたいと思う祭りの一つだと思います。
そこでこの記事では、過去2回メキシコで死者の日を過ごしたわたしが、祭り当日の具体的な過ごし方をご紹介します。死者の日にあわせてメキシコ旅行を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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死者の日はメキシコが本気を出す祭り

メキシコには、7月の「ゲラゲッツァ祭り」や9月に行われる「ドローレスの叫び」、そして12月に開催される「グアダルーペの祭り」などがあります。
メキシコにとってはどれも大切な祭りですが、中でも特に重要なのが「死者の日」であり、死者の日といえばメキシコが本気を出すイベントだといっても過言ではありません。
死者の日とハロウィンは別のもの

死者の日は主に11月1日〜2日に行われることから、ハロウィンと混同されがちですが、実は全く異なるものです。ハロウィンは悪霊を払うイベントなのに対し、死者の日は先祖や亡くなった人を偲び、彼らを迎え入れて追想する伝統的なお祝いを指します。
死者の日で盛り上がる都市
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初めてメキシコへ行く人にとって悩ましいのが「死者の日をどこで楽しむか?」ではないでしょうか。死者の日当日は、各地でさまざまなイベントなどが開催されますが、絶対に外せない都市としては主に、以下の4つがあります。
メキシコシティ
壮大なパレードと、街の中心部にあるソカロ(Zócalo)での催しものが見どころ
ミスキック
墓地の装飾と多くのキャンドルに灯されたオレンジ色の幻想空間が特徴
メキシコシティから車で約2時間
ハニツィオ島
死者の日の起源地であり、最も伝統的な死者の日を楽しめるところとして有名
メキシコシティからバスで約5時間
オアハカ
伝統文化が色濃く残り、マリーゴールドとガイコツで彩られる街全体が見どころ
メキシコシティからバスで約7時間(飛行機で約1時間)
オアハカで迎える死者の日の過ごし方
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オアハカの死者の日は、歴史ある祭りの行事を地元の人々と共に楽しめます。観光地としての魅力が多いだけでなく、ただ街歩きをするだけでも十分に満足できるおすすめの都市です。ここからは、オアハカで悔いなく死者の日を楽しむための5つのプランをご紹介します!
【1】死者の日メイク
まずは、カトリーナメイク(骸骨メイク)です。死者の日の前日あたりから、街の中心部にメイクをするための屋台が登場します。
どこでメイクをしたらいいか分からないときは、ひとまずサント・ドミンゴ聖堂まで行ってみてください。メイクは、完全にお任せすることもできますし、カタログから選んでお願いする、もしくはあらかじめ選んでおいた写真などを見せてペイントしてもらうことも可能です。
【2】パンデムエルトを食べる
メキシコには、死者の日の時期だけに食べられる「パンデムエルト(死者のパン)」があります。
ふんわりとしていて、ほんのり甘いのが特徴のパンです。
パンデムエルトは、メキシコのどの街に居ても食べられますが、ここはぜひオアハカ版のパンデムエルトを食べてみてください!
オアハカのパンデムエルトには写真のように小さな「カリタス(人形)」が刺さっていて、実にシュール!パンデムエルトをホットチョコレートに浸しながら食べるのが、オアハカ流です。
【3】ハラトラコ地区を散策

死者の日の時期のオアハカは、街がとにかくかわいいです!レストランやカフェだけでなく、地元に住む人の家々にも立派なオフレンダ(祭壇)が登場し、多くのマリーゴールドがあちらこちらに飾られます。
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セントロ(オアハカの中心部)を一通り見てまわったあとは、ハラトラコ地区へ向かい、死者の日にしか見られない、この時期ならではの街並みをカメラに収めるのも死者の日の楽しみ方の一つです。
※マリーゴールドは亡くなった人々を導く役割を果たしています
【4】お墓を見る
地元の人々が墓地で過ごす様子もまた、死者の日にしか見られない光景です。夜にはキャンドルが灯され、お墓全体が幻想的な雰囲気に包まれます。
お墓を巡るベストな時間帯は夜となるので、メキシコへ初めて行く方の多くがツアーに参加します。オアハカでは、XOXOCOTLÁN(ホホコトラン)とAtzompa(アツォンパ)が有名です。
【5】パレードを楽しむ
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オアハカでは、死者の日の時期になると昼も夜も、どこかしらでパレードが行われます。仮装パレードのような現代的なパレードもあれば、伝統舞踊まで幅広いです。
そして、オアハカで見られるパレードは、ゲラゲッツァ(7月に開催されるお祭り)と死者の日の融合が見どころ!伝統衣装を着た男性が爆竹を鳴らしたり、大きなカゴを頭に載せた女性たちがカラフルなスカートの裾を翻したりしながら街を踊り歩きます。
メスカルを振る舞う人やお菓子を配る人も居て、夜のパレードはとにかく賑やかです。花火も長時間にわたって打ち上げられます。
メキシコ死者の日まとめ
映画「007 スペクター」の冒頭シーンに登場するメキシコシティのパレードも魅力的ですが、個人的にはオアハカで過ごす死者の日のほうが断然好きです。
初めてメキシコへ行く方、死者の日を思う存分楽しみたい方は、ぜひオアハカ滞在を検討してみてください。
Buen viaje!