映画リメンバーミーの舞台となったメキシコの街まとめ
Hola! メキシコ大好きヨコヤムヤムです。
わたしは普段、ディズニー映画に全く興味がないのですが(笑)リメンバーミーは違いました!
なぜならリメンバーミーはメキシコを描いた映画だからです。そこでこの記事では、リメンバーミーの舞台となった場所について詳しくご紹介します。
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リメンバー・ミーは死者の日を描いた映画
リメンバーミーは日本でいうお盆にあたるメキシコの「死者の日」をテーマにした映画です。「音楽はダメ」と育てられた少年ミゲルが、デラクルスのギターを手にしたことで「死者の国」へと迷いこんでしまうストーリー!
そして、死者の国で出会った孤独なガイコツ「ヘクター」に協力してもらいながら、元の世界へ戻る方法を探り……。奇想天外な冒険を通して、家族の絆や文化の大切さ、好きなことを追求する素晴らしさを伝えています。
リメンバー・ミーの魅力
リメンバー・ミーの魅力は、メキシコの文化や風習が細かく表現されている点にあります。ディズニーファンはもちろん、メキシコに行ったことがある人にこそ観てほしい映画です。
建物の雰囲気、街の通りや公園の様子、人々の服装など、どれをとってもメキシコらしさが再現されています!
映画を通してメキシコの文化をここまで感じられるアニメーション映画は、他にはない気がします。
リメンバー・ミーの原題は「Coco」
日本では「リメンバー・ミー」として知られる映画ですが、原題は「Coco(ココ)」です。ココは物語に登場するミゲルのひいおばあちゃんの名前!
メキシコの地に根を張る象徴たる人物であり、実際に後述するオアハカでは、ココのような先住民の女性をよく見かけます。
リメンバー・ミーの舞台モデルとなったメキシコの街
リメンバーミーの舞台となった街は、世界遺産としても有名な「グアナファト」と「オアハカ」です。他にも数カ所あるといわれていますが、ここでは代表的な2つの街をご紹介します。
グアナファト
フォトジェニックな街として知られるグアナファトは、メキシコ観光の中でも特に人気の街の一つです。
ピピラの丘から街を見渡すと、カラフルな街の様子が一目瞭然!リメンバーミーの舞台となるのも納得の景色かつ、夜景はまさにリメンバーミーそのものの光景です!
オアハカ
オアハカは先住民文化の魅力が溢れる街として知られています。古き良きメキシコを感じられますし、リメンバーミーに登場するミゲルの家は、オアハカをはじめとするメキシコの地方を物語る佇まいです。
マリーゴールドで埋め尽くされた伝統的なスタイルの死者の日を堪能できるのも、オアハカの魅力!
リメンバー・ミーに登場するメキシコのアートや民芸品
リメンバーミーには「これぞメキシコ」といえる民族衣装や民芸品などが数多く登場します。ここからは、その一部を見ていきましょう!
パペルピカド
パペルピカドは、スペイン語で「切り刻んだ紙」のことです。街中に飾られていたり、メルカド(市場)やレストランの中に飾られていたりと、メキシコに行けば一度は必ず目にすると思います。 お土産として買うこともできます!
死者の日の祭壇
死者の日といえば「Ofrenda(オフレンダ:祭壇)」も欠かせません。祭壇では、マリーゴールドを飾り、故人が好きだった食べものや大切にしていたものを一緒に並べます。前述したオアハカでは、街の中にも画像のような大きな祭壇があり、かわいいガイコツたちが飾られています。
アレブリヘ
「死者の国の精霊」として登場するのがアレブリヘです。空想の世界の動物で、とてもカラフル! メキシコじゅうで売られていますが「これぞ」という作品を買いたいときは、ご紹介したオアハカをおすすめします。
フリーダ・カーロ
メキシコを代表する画家「フリーダ・カーロ」もリメンバーミーに登場します。フリーダ・カーロは、交通事故で一生の痛みを負いながら、その痛みを自画像として作品を描き続けた女性です。映画の中にも、フリーダにまつわるモチーフがあちこちに散りばめられています。
リメンバー・ミーの舞台となったメキシコの街まとめ
メキシコを知っている人も知らない人も、リメンバーミーは観る人の心をあたたかくする映画だと思います。
映画のテーマである「死者の日」は、メキシコの死生観が表れていますし、メキシコ人の良さやらしさを感じられて、何度観ても毎回、心が明るくなります!
もしまだ「メキシコに行ったことがない」という方は、いつかぜひリメンバーミーの世界=メキシコの死者の日へ足を運んでみてください。
Hasta luego!