30代の転職、即戦力の求人は増えてます。【未経験は正直難しい…】
「転職するなら30代前半までかな‥」
そんなふうに考えていませんか?過去に聴いた「35歳転職限界説」に怯えて、とりあえず今の職場から離れたい‥
私は35歳のとき、2021年に初めての転職を経験しました。転職したいと考えてから1ヶ月で内定獲得、現職の1社しか受けていません。
そこでの経験や気づきをマガジン記事でご紹介していきます。
「この年で入れる会社なんてあるの…?未経験職へのキャリアチェンジは可能‥?世の中不況だし年収は下がるよね…」
こんなお悩みに回答します˖✧
30代かつ即戦力の求人は増えている
30代の転職は、いつでもどこにでもという簡単さはないもののできないなんてことはありません。
自分と企業のタイミングもありますが、自分の強みややりたいことと企業の求めることがマッチしていたら何歳でも関係ないのでは?と考えています。
私自身、転職前に先輩かつママ社員が、転職を次々に決められたのを間近で見ましたし、転職先では30代から50代の方が同時期に入社していました。
ちなみに、厚生労働省「一般職業紹介状況」で2000年と2019年の年齢別「有効求人数」を比較すると、35~39歳は約28.1%の増加と3割近くも増えています。
20年前と比べると人口は減少しているので、1人当たりの求人数はより増えていることになりますね˖✧
転職市場では、30代後半への求人は増えているため、昔の「35歳転職限界説」に怯え過ぎず、まずは転職サイトに登録し定期的に求人を確認することをおすすめします。
未経験での転職は正直難しい…
30代での転職は求人も増えているし、できないわけではないと書きましたが、未経験での転職は正直難しい…と考えています。
以下の条件がOKであればあり!かなと感じます。
・年収が下がってもよい。
・役職/雇用形態が変わってもよい。
・仕事に使う時間が増えてもよい。
未経験の職種へ転職での20代の強みは、①第2新卒扱いとされたり、②年収や役職がそこまで高くなく、③もともと1日のうち仕事に使う時間が長いという点が挙げられます。
30代になると現職での年収増加や昇進を重ね、結婚出産などのライフステージにいる方もいます。そうすると20代と比べて未経験での転職は正直難しい…と感じる方が多いのではないでしょうか。
採用する側の立場で考えると理解しやすいでしょう。
未経験者を採用するとき、年収や役職は前職ではなく社内の同じレベルの社員と比較をするでしょう。派遣/契約社員を経て正社員になる企業もあります。そうした場合に未経験者を正社員から…という採用は考えにくいと感じます。
また、未経験の職場で働き始めるには、仕事自体に加えて、仕事に必要な知識やスキルの習得にも時間を要します。職種によっては資格が必要なこともあるでしょう。
その時間を確保できるか、という点も踏まえて検討されるのが現実的です。
スタートアップやベンチャー企業などでは、知識やスキル習得のための研修をする余裕がなく、断られることもあります。
まずは、現職で近い仕事はないかと探して、経験を積んでから転職を考えた方が自分と企業とお互いにwin-winとなることでしょう。
希望年収はエージェントに頼ろう
年収UPで転職したい!という方も多いですよね。それはもちろん可能です˖✧
転職に至るには下記のような方法があります。
・転職サイトから応募
・転職エージェントを通じて応募
・企業のサイトから応募
・知人/友人の紹介 など
それぞれに強み/弱みがあると思いますが、年収を上げて転職したい!と考える場合には転職エージェントを通じて応募し2人3脚での活動をおすすめします。
2つの理由があります。
1つ目は、1人ではなく2人で年収UPの希望を伝えることができるためです。
単純に人数が多いということもありますが、自分の経験や企業を見る視点が人によって異なると思うので、それぞれから企業に自分を売り込むことができるのはメリットではないかと考えます。
2つ目は、エージェントの歩合にも関わるため(私見です、違ったらすみません)です。
自分のためだけだと「今までの収入でも生きて来れたし下がらなければいいかな」と考えがちですが、お世話になったエージェントの歩合にも関わると思うと頑張れたりします。
また、エージェントからも「下がってもいいです!なんて言ってはダメ!」とたびたび念押しされるので、無意識に年収UPを希望できるようになります˖✧
私は転職サイト「ビズリーチ」のスカウトサービスでお声掛けいただいた転職エージェント「リクルートエージェント」を通じて転職しています。
余談ですが、年収UPで転職先が決まっていると、その後に現職を退職するときに悩むことが少なくなります。自分の希望の職場へスムーズに転職するためにも年収UPで転職を決めておけるといいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
それではまた/