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【30代転職自己PR】あなただからこその経験を書こう˖✧

「転職するなら30代前半までかな‥」

そんなふうに考えていませんか?過去に聴いた「35歳転職限界説」に怯えて、とりあえず今の職場から離れたい‥

私は35歳のとき、2021年に初めての転職を経験しました。転職したいと考えてから1ヶ月で内定獲得、現職の1社しか受けていません。

そこでの経験や気づきをマガジン記事でご紹介していきます。

「自己PR…賞や優秀な成績なし応募要件の○○は未経験な私には無理かな…子育て中の女性は不利??そもそも自分の強みってなんだろう?」

こんなお悩みありませんか?

エージェントから求人を紹介されたものの初めての転職で自分の強みをどう表現したらいいかわからない…やっぱりやめておこうかな…

そんなお悩みにお答えします。


賞や成績ではなくあなただからこその経験が重要˖✧

社長賞、全国1位、売上金額○○円、前年比150%UP…そんな経験ないけど大丈夫?と不安を感じていませんか。

結論からお伝えします。大丈夫です˖✧

もちろんそうした経験がある方はぜひ履歴書に書き、面接でもお伝えしましょう。ただ、企業が見て/聴いているのは賞や成績の取得そのものではなくそこに至るまでのあなたの考えて行動した具体的な内容です。

まずは、応募企業、今回の募集要項をしっかり見てみましょう。


応募企業の経営理念
・応募企業の大切にしている考え方や優先順位に共感できるか。これまでの経験から具体例を示せるとbetter˖✧
・経営理念の例:顧客第一、新しい価値を生み出す、より豊かな社会をつくりたい等


今回の募集要項で求められる経験
・応募企業の強みを活かし、弱みを補完できるあなたの強みはなにか?
・理想の状態に対してどんな課題があり誰と協業してどのように課題解決してきたかを示せると良い˖✧
・経験は短い結論から述べる。「○○をした経験があります。」等

応募企業と転職希望者をつなぐ転職エージェントに確認しながら進めると迅速かつ確実です。

経営理念は、「この企業の経営理念や大切にしている考えはなんでしょう?」「この企業のHPに掲載されている○○という経営理念は具体的にはどのようなことを示すのでしょうか?」応募要件は、「この企業の『○○経験あり』は具体的にどのような経験を求めているのでしょうか。」「この企業にはどのような経験をもった人財が多いのでしょうか。」と深堀することにより企業の求める人財(スキル/経験)が理解しやすくなります。

具体的な例を書いてみます。

「在宅勤務中に売上を立てた経験があります。Covit-19流行下で通常営業ができずパートナー企業と協業しオンラインで顧客と面談、事前に資料送付、面談後すぐに電話で「初めてのオンライン商談」への不安や気づきを確認をすることで顧客との信頼関係が醸成され売上に繋がりました。」

受賞などがあれば加えるとよいでしょう˖✧

「その結果、成績は全国1位、対面営業が主流だった業界に新しい価値を創出したとして社長賞を獲得することができました。」


✓よくない例
「在宅勤務中に売上を立てた経験があります。その結果、成績は全国1位、社長賞を獲得することができました。」
↑きらびやかな賞を並べることよりも具体的な経験を伝えることが重要です。

30代転職では子育て経験も強みになる

30代転職では産育休後の復職や子育てをしながら働いた経験も強みになります˖✧

「女性活躍推進」が発されるようになり多くの企業で様々な取り組みをしています。

こうした環境下では、産育休後の復職は会社や社員にとって、そして今後入社してくるであろう学生にとっても有益な情報や経験となり得るからです。

女性だけではなく男性も育児・家事への参加は強みになります。「上司が理解してくれない…」と感じる多くの育休後復職した社員の悩みに対して、上司と育休後復職した社員の間に入り調整役として活躍できるはずです˖✧

他者からの質問で自分の強みを知ろう!

自分の強みは他社からの質問に考えて回答していくことで顕在化できます。

1. 身近な方からの声掛けに具体的に答えてみる。
2. 30代に合った自己分析本を取り組んでみる。
3. キャリア系コミュニティの活用

それぞれご紹介していきます。

1. 身近な方からの声掛けに具体的に答えてみる。

「○○さん、今月も売上達成すごいですね˖✧」

ついつい恐縮して「ありがとうございます、そんなことないですよ。」と答えてしまいがちですが一歩踏み込んで「『今月も』というと?」と聴き返してみましょう。

えっ?!と思うかもしれませんが、人はそれぞれ想いや考えが違います。「継続して達成する秘訣はあるのかな?」「今月は誰もが厳しい状況の中でどんな活動をしたんだろう?」など追加で質問が出て来ることがあります。

出てきた質問に対して回答してみましょう。

追加質問が出て来なかったら改めてお礼を伝え、その場で回答するのは気が引ける…なんてときには自分の心の中のみで回答しましょう。

他者の愚痴や不満なども自己理解に役立てることに繋がります。

「今日の会議で話されたKPIどう思います?!」

「どう思うって?」と返し相手の回答を聴きながら自分の考えをまとめてみましょう。

「絶対無理ですよね?!あのKPIで評価されるなんて困る!」なんていう同僚に対して、自分は違う考えですでにこんな行動をしているということがあれば「与えられた業務に対し前向きに取り組める」という強みになりますし、その考えや行動を同僚に伝えることができ、行動に繋がったなら「自分の経験を同僚に伝え行動に反映させることができる」という強みも加えられます。

ちょっとした工夫でできるお金のかからない強みの発掘になります˖✧

2. 30代に合った自己分析本を取り組んでみる。

リモートワークなどが増え、同僚と話す機会が少ないという方は自己分析本などを活用し、質問に答えてみることをおすすめします。

自己分析本はたくさんあります。以下の2冊はKindleunlimited対象です。

個人的には、自伝などで人の経験を知り、人生の選択をしていく価値観や考え方を理解してから内省や自己分析に取り組めるとよりよいと考えています。

以下の書籍ではご自身の経験やキャリアコンサルタントの相談者2名が自分の人生を選択していく価値観や考え方が顕在化する流れが書かれていて、読みやすいです。自分ができる自己分析用のツールも付属されているので読了と共に自己分析に取り組むことができます˖✧

「人生の勝算」はKindleunlimited対象、Audibleでも聴けます。

3. キャリア系コミュニティの活用

書籍は読めるけど1人で自己分析をもくもくと取り組めない…なんてことありませんか?

そういう方には仲間を作って一緒にやってみることで継続できます˖✧

そうはいっても、転職のための自己分析を会社の同僚とは出来ない…そうした意識高い系?の友人は周りにいない…という場合は、無理のない範囲でコミュニティへの投資も検討してみてください。

まずは「自分軸」「自分らしさ」「自分の価値観」「志」等で検索してみてピン!来るコミュニティの説明会に参加するだけでも新しい自分が見えてくるかもしれません。

人は嫌なことや弱みなど違和感を感じることについては敏感なもののできることや強みにはスムーズに行えてしまっている分、気づきにくく鈍感です。

できたことを振り返ろう!とは言いますが、自分1人での内省は難しい、同じようなことを繰り返し考えてしまう…なんてことはありませんか?

自分を客観視するためにも「他者からの質問」は大切です。

長文を最後までご覧いただきましてありがとうございました。
ぜひあなただからこその経験から強みを見つけて自信をつけてくださいね♡

最後までご覧いただきありがとうございました。
それではまた/

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