ヨコヨコ Lab.企画 -Our Sounds Space-音と出会う（presents from音楽工房toa-Toa）
ヨコヨコLab.とは？
大津市障害者自立支援協議会で立ち上げられたプロジェクト、ヨコヨコLab.は名称の通りヨコからヨコへとつながりを広げていき、障害福祉の関係人口を増やすことを目的とした活動を行っています。また、福祉に関係のある人（必要としている）人たちだけではなく、様々な方が障害福祉に興味を持てるような実験的な（＝Lab）試みも行っています。
今回2023年8月27日に文化ゾーンで実施した音楽ワークでは、音楽工房toa-Toa（https://toa-toa.net）と共に「表現活動を通して楽しい時間を一緒に共有する、そうすることで障害のある人もない人も、お互いの境界線を溶かしていく」ということを目的に、音楽ワークショップの企画を実施しました。
-Our Sounds Space-音と出会う（presents from音楽工房toa-Toa）
2023年8月27日、文化ゾーンで開催されているイベントの一画をお借りして、「みなさまと音楽のあるいい時間を過ごす」という思いのもと滋賀県を拠点に音楽療法や音楽イベントなどを行っている音楽工房toa-Toaと午前と午後、一日2回の音楽ワークショップを開催しました。
晴れ渡る青空の下、世界各国の様々な楽器を並べ、開始時間前から音を鳴らしていると、立ち止まる人たちがチラホラ…気がつくと周りに人が集まり、音と出会う時間がゆるやかに始まりました。
（きれいで、かっこよくて、こわ〜い歌？よし、みんなで作ってみよう！）
楽しい午前の部が終了し、ここで特別ゲストの小石座長が登場！
音楽工房toa-Toa×小石座長コラボの手話うた！
toa-Toaの生演奏と全身全霊を使って身体で表現する小石座長の手話うたの特別なコラボレーション。
午後からは場所を変えて、大きな木の下で開催。
どんな音が出るのかな？
「これだ！と思う音があったら鳴らしてね〜」
（近くにいた女の子たちに参加してもらい、無事に全音揃いました）
（「星に願いを」を全員で奏でました）
思い思いのわたしの音楽を楽しむ人、近くを歩いていて聴こえてきた音につられていつの間にか参加していた人、遠くから聴こえてくる音を自分の好きなように楽しむ人、見知らぬ人と一つの曲を演奏していつのまにか笑顔になっている人…それぞれがそれぞれの楽しみ方で、音と出会い、同じ音を楽しむ、そんな素敵な時間になりました。
これからのヨコヨコLab.について
つながる時間、つながる人と人。
今回の取り組みをキッカケに、ヨコヨコLab.ってなに？と興味を持たれた方が大津の障害福祉に興味を（偶然にでも）持って頂けたら嬉しく思います。
障害福祉の世界を飛び越えて、障害福祉の関係人口を作っていく。
ヨコヨコLab.は、今後も実験（＝Lab）を通して楽しい時間を多くの方と共有し、障害福祉の関係人口を増やしていきたいと考えています。
執筆・編集：片岡明子
企画：大津市障害者自立支援協議会