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繋ぐ、変える、循環する。書籍"人は自然の一部である"

みなさん、こんにちは、横山です。

最近仕事でバタバタしていて、めっきりnoteの更新が減った訳ですが(笑)

少し落ち着いてきたので、久々の本の感想を書きたいと思います。

今回の本は、渋沢 寿一さんが書かれた本です。

渋沢栄一さんのひ孫にあた渋沢 寿一さんが書かれた本書は大変興味深い内容でした。

実は僕は渋沢寿一さんと交流会でお酒をご一緒させてもらった事があります。
とても博識で暖かい方な印象を受けたのを覚えています。

資本主義がもたらした恩恵と弊害

以前に友人から紹介してもらった渋沢栄一さんの"論語と算盤"も大変面白かったです。

かつて渋沢栄一さんが日本にもたらしてくれた資本主義により、お金や資本の価値がうまれ、僕たちはお金という手段を通じて、様々なモノやサービスを受け取ることができるようになりました。

しかし、いつしか本当に困っている人を救うことが目的ではなくなったり、地球の資源を無碍に荒らして新規事業を開拓するような文化になってきていることも事実としてあります。

それは明らかに自分たちのお金が欲しいという欲望が観念として染みついた結果にあると考えます。

僕の解釈ではありますが、渋沢寿一さんはこれまでの人生で世界と日本を見てきた末に、資本主義に対して警鐘を投げかけられていらっしゃるように見えました。

1番印象的だった内容

『仕事と稼ぎって違う言葉なんですか?』

『例えば森林組合で植林をやって日当をもらって帰ってくる、それは山稼ぎだ。

稼ぎは、自分の家族を食わせるためにやらなきゃいけなきこと。
山仕事というのは、次の代につなぐための木を育てること。』

渋沢寿一著 人は自然の一部である P.124より抜粋

稼ぎと仕事は違うという考えを読んだ時、稼ぎというのはどこまでいってもお金という紙幣でしかないような印象を受けました。

確かに大事だけど、それ以上でもそれ以下でもない。

かたや仕事というのは、今、僕たちが生きる世界や人々に感謝を述べるとともに恩返しをすることだったり、これまでの時代を作ってくれた人たちの生業を継承すること。

そして次の時代で次の世代の人たちが元気にまた過ごせるように土壌を豊かにしておくことなんだろうなと思いました。

最近のことを少し

さて最近の僕はというと、慌ただしくも楽しくヒューマノイドロボットの開発をしています🤖

回路設計エンジニアではありますが、やはり人と社会とロボットの相関にめちゃめちゃ興味がある訳です。

まずは人とロボットが助け合えたり、新たなワクワクを呼び起こせるような事ができないかと日々勝手に妄想しながら回路不具合にも真正面から取り組んでおります(笑)

僕はヒューマノイドロボットの電気設計をしていますが、メカの方からソフトの方、ロボットを制作してくれる方まで分野が違うからこその面白さや衝突も💥もちろんあります。

だけど一つのロボットというテーマで、衝突したり意見を出し合ったり、より良いものを作っていく過程は正にヒューマンドラマだったりするよなっと感じる日々でした。

なんっていうかモノづくりは理論と実践の積み重ねの結晶だと思いますが、人間には実は理論も実践も要らなくて、そのまま感じた思いとか感情をお互いのバランス感覚でどこまで話せるかが重要なのかなーっとも思ったりしました。

こういうのを共感っていうんですかね?
僕はそこに今を生きている感覚を感じたりしています。

だいぶ話が逸れてきました(笑)

さてさて今日も暑いですな〜🥵
Apple Watchの新型も発売された事だし、Apple Storeに見に行ってこようと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました!
良き休日を❗️💫

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