干物と音楽 #2
魚の下処理後、塩をして干す
こうすることで旨みが凝縮し
生には無かった食感も生まれる
鮮度が良い魚は生のまま
刺身で食べても美味しいけれど
あえて加工することで新しいものが生まれる
これってダブじゃん?
そう思ってからもう数年経ちますが
魚を美味しくダブワイズ!という言葉は
流行る気配がありません笑
DUB(ダブ)というのは
ジャマイカで生まれた音楽制作の手法で
リミックスの元になったとも言われているもの
元からある曲のドラム、ベース音を強調したり
色々とエフェクトをかけたりして別ものに仕上げる
ダブで良く出てくる「音の抜き差し」なんか
水分を抜いて塩味を足す干物の製造方法と一緒じゃん!
自分の頭の中ではずっと、ダブ≒干物製造な訳です
前置きが長くなりましたが音楽紹介に移ります
今回紹介させて頂くのは
加藤和彦が1979年にリリースしたソロ名義による6枚目のシングル
A面、タイトル曲の「アラウンド・ザ・ワールド」
![](https://assets.st-note.com/img/1703812981597-DKotWBNSOe.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1703813030396-RtJUrYx7HI.jpg?width=1200)
ザ・フォーク・クルセダーズ、
サディスティック・ミカ・バンド等のバンド活動や
音楽プロデューサーとしても有名な和彦先生
前回に引き続き、こちらも和レゲエですが
すごく洗練された感じ(都会的?)な雰囲気です
いわゆる土臭い「ジャマイカ」な音とは違いますね〜
この曲も大好きですが
本題はこれのダブ・ヴァージョン
1980年発表のアルバム「うたかたのオペラ」初回版にレコードが付属していたそうです
ズキューン!とか変な音入ってるし
とにかく最高ですね笑
魚を美味しくダブワイズ!
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