【完全独学】行政書士試験の教材紹介
まったくの法律ビギナーが市販の教材のみで1発合格できるのか?
まだ合否通知は届いていません(自己採点では記述抜きで172点)が、忘れないうちに1年間の独学記録を残します。
私のように完全素人の初学者で、受験を迷っている方の背中を少しでも押せたら幸いです♪
使ったのは合格革命シリーズ
教材は、早稲田経営出版の【合格革命】を選びました。
理由は2つ。
① YouTubeで見つけた行政書士の先生がおすすめしていたから
福岡県で開業しておられる佐藤先生という方で、受験応援の記事や動画を出されています。
試験直前の応援動画は泣けました。
②フォントや紙質が気に入ったから
私は本を読むのが好きなのですが、その際にはフォントや文字の大きさだけでなく、紙質も気になる人間です。
数社のテキストをぱらぱらとめくって、もっともフィーリングに合ったものを選びました。
学習目標時間は1000時間
行政書士試験を受けようと決めたのは、2023年の10月です。11月に試験があるので、ちょうど1年前から始めることに決めました。
調べてみると、合格できる標準勉強時間は500~1000時間ということ。私は完全素人なので、1000時間を目標にしました。
1000時間÷365日=2.7時間
体調不良や用事の発生を考慮して、毎日3時間をノルマとしました。
まずはスタートダッシュから
Amazonの購入履歴を見ながら、テキストの購入時期・金額を書きます。(アフェリエイトはしていません)
まずは【合格革命】のスタートダッシュ(¥1,760円)を11月3日に購入しました。
全ページカラーで、初学者にもわかりやすい文章です。一通り読んで、だいたいの流れをつかみました。
主役は基本テキストと肢別過去問集
次に、基本テキスト(¥3,190)と肢別過去問集(¥3,850)を11月23日に予約注文し、12月27日に届きました。
この2冊は、1年を通して何度も何度も使ったものです。独学の主役と言えるでしょう。
この2冊だけで相当のボリュームがあり、最初に見た時は「ウッ」となりました。
1巡目:12月28日~2月7日(43日間)
2巡目:2月8日~3月4日(28日間)不正解に☑
3巡目:3月6日~4月8日(33日間)不正解に☑
4巡目:4~5月→☑の問題だけ解く
5巡目:6月→全部解いて全問正解のページに☆
6巡目:7月→☆なしを解いて正解したら☆
7巡目:8~9月→☆3つになるまで繰り返して解く
8巡目:10~11月→全部解いて間違えたらフセン
試験直前期にフセンのついた問題を確認し、最終的には全問正解できるようになりました。
読解対策に公務員試験用問題集
肢別過去問集が届くまで時間があったので、11月9日に公務員試験の文章理解のテキスト(¥1,980)を購入しました。
これは買わなくて良いと思います。
ポケット六法と法律を読む技術本
行政書士試験の勉強には六法が必要だと思い、ポケット六法(¥2,420)を購入しました。しかし、実際にはほとんど使っていません。
そして、「元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術」(¥1,980)を購入しました。図書館で立ち読みして、これは手元に置いておきたいと思ったからです。
やっぱり必要!基本問題集
最初に基本テキストと対で買うのが本来の使い方だと思いますが、基本問題集(¥2,860)は3月7日に遅れて購入しました。
基本問題集はいらないかなぁと思っていたのですが、肢別過去問集だけ解くのに飽きてきたので、基本問題集も解くことにしました。
1巡目:4月8日~4月18日(11日間)不正解に☑
2巡目:7月→☑の問題だけ解く
3巡目:9月→☑の問題だけ解く
肢別過去問集とは違う形式なので、購入して良かったと思います。この問題集もずっしり重くて、なかなかのボリュームです。
40字記述式・多肢選択式問題集
基本は身についてきたので、弱点を克服しようと考え、5月22日に40字記述式・多肢選択式問題集(¥1,650)を購入しました。
40字記述式・多肢選択式問題集は薄いですが、中身はギッシリ。なかなか手こずり、記述式と多肢選択に苦手意識が芽生えました。
そろそろ仕上げ!直前予想模試
8月3日に、一問一答式出るとこ千問ノック(¥1,980)と法改正と直前予想模試(¥1,760)を購入しました。
夏休みに入ると3人の小・中・高校生の息子たちがワイワイしていて、あまり集中できませんでしたが、毎日3時間の学習を継続しました。
5年分の過去問にもチャレンジ
行政書士試験研究センターのホームページから直近5年分の過去問をダウンロードできます。解説はありませんが、解答もあります。
9月に入ってから、令和5年度から平成30年度まで、順に解いていきました。どれも180点台で、ギリギリで怖いなぁという印象でした。
間違えた問題は、行政書士試験対策専門スクールの「ステップアップファースト」のホームページの解説(無料)を参考にさせていただきました。
資格学校の模試は、1度も受けていません。
さいごに
法律の知識ゼロの主婦が丸1年で、約1000時間の勉強をしました。
完全独学で、使用したのは合わせて7冊(六法除く)。金額は、2万1,010円でした。
時間はあるけどお金がないという方は、市販の教材を使えば、資格学校や通信講座よりも安く学習することができます。
この方法が正しかったのかどうかは、合格通知を手にしないと自信をもってお伝えできません。
1月末に合格報告ができたらいいなと強く願っています。