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Airbnbのこと②(「Airbnb潰し」は実在するか?!)

……なぜ、こんなことが起こってしまったのだろうか。考えられる原因をピックアップしてみよう。

ちなみに、我が家のスペックは以下の通りである。

・賃貸アパート(鉄筋)

・2DK(35平米)

一人暮らしにしては広いけれど、家族で住める大きさではないし、鉄筋で壁も薄いので、騒音は問題になりやすい。アパートに住んでいる人たちは、学生かお年寄りの方が多いので、人の出入りの多いアパートだ。ただ、みんな静かに生活しているので、ご近所トラブルは経験したことがない。

【経緯】

・不動産屋から電話があった:「いわゆる”民泊”を行っていると、市の保健所から通報があった。もし、そのようなことをしていたのだとすれば、賃貸契約違反だ。だから、すぐにサイトを取り下げてもらいたい」

→不動産屋さんからは、有料で人を泊めることを止めるように指導される。

・保健所からの電話:「近隣の方から、民泊をしている疑いがあると通報があった。営業許可を持っているのかどうか確認したい。民泊をしているかどうかの確認をしたいから、保健所へ出頭して欲しい。そして、民泊を取りやめてもらいたい。」

→どうやら、通報した人がいたらしい。

当初、私は仕事をしていたので、電話に出られなかった。知らない番号からの電話だったので、1~2日放置をしていた。そうしたら、会社に電話がかかってきてしまった。電話をとらざるを得ず、仕事中にこんな話をしたものだから、その日はぐったりと疲れてしまった。

そして、電話があったその日のうちにAirbnbは解除することにした。

……どうして、こうなってしまったのだろうか。また、Airbnbを利用する人たちが、二の舞を踏まないために、どうしたら良いだろうかと考えた。

【推測】保健所へ通報した人は誰なのか?

・アパートの近所の人なのか?

そうだとすれば、隣の人か下の人だろう。しかし、今までのゲストはみんなとても静かで、丁寧に部屋を使ってくれる人たちで、問題になるような使い方をした人はいなかった。……むしろ、友達を呼んで宅飲みをした時の方がうるさかったのではないか? と思うくらいである(笑)。

・同業者もしくはプロの人?

実を言うと、私の住んでいる地区には、同じくAirbnbをやっている人は少ない。だからこそ、私のようなアマチュアでもゲストが入ったのだろうと思う。しかし、近隣のリスティングを見ると、半ばプロの人たちが競合相手らしく、いわゆる転貸をしているような人も見受けられる。

そもそも、保健所へ民泊の疑いを通報するなんて、一般市民がいるだろうか? そこで私は考えた。Airbnbを生業とする人が増えてきた今、「同業者潰し」ないし「Airbnb潰し」なる現象が起きつつあるのではないだろうか、と。

この「Airbnb潰し」について、どう対抗していくべきだろうか……。(③へ続く

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関連記事

・エアログ「Airbnb・民泊許可物件は存在するのか不動産屋に聞いてみた」

http://airlog.jp/airbnb/airbnb-company-attack/

・FDJオンライン「民泊Airbnbの不動産業者側からの声を集めてみました。」

http://www.fdj.com/2015/11/1212.html

・ハーバービジネスオンライン「日本でも人気急上昇中のAirbnb。今後、法的規制はどうなる?」2015/07/23

http://hbol.jp/51664