「高額報酬を実現するための商談テクニック」「補助金業務集客事例+α」
予想外の追加配信となかった行政書士の加藤健二さんの配信。配信ボリュームが2倍になったので、さらにお得な講座になりました。
これまでのまとめ記事はこちら。
主流になった補助金業務
補助金っていうのは助成金と混同されやすいですし、また交付金や給付金と何が違うの?って疑問も湧きやすいのですが、意外と顧客に知られていないものでした。しかし、この約3年のコロナ禍で間違いなく浸透したといえます。
補助金の集客成功事例の解説をしてくださったのは、行政書士の加藤健二さん。事前に色々準備してくださった結果、1時間のところが2時間の配信になりました。10個のノウハウのうち、最初の1時間で3個しか終わらないってなんなんだよ←
加藤健二(行政書士)
補助金のポイントは、まず補助金そのものがめちゃくちゃ反応の良い商材だという点です。だってお金もらえるんですよ。経営者や起業家が反応しないわけがない。だから、これから開業する人にもお勧めできるひとつの業務でもあります。
ただ、反応が良いからといって、良い面ばかりではありません。まあ、この記事を読んでいる人は知っていると思いますが、補助金には「採択」というフェーズがあり、条件を満たしからといって、絶対にもらえるわけじゃないんです。まずはそういうリスクがあるということ。
そして、反応が良い分「良いお客とそうでないお客を振り分ける」ことが重要になってきます。条件がきちんとそろって支払いにも問題ないお客と、「とりあえず補助金でしょ?もらえるもんならほしいよそりゃ。テキトーにやっといて。もちろんできるだけ手数料安くね」みたいなお客では、成果に大きな差が出ます。当たり前だ。
こうしたお客の振り分けをしないと、補助金業務は相談対応だけで忙殺され、下手すると報酬がゼロなんてことも。そこで加藤さんが開発した「補助金専用フォーム」があります。このフォームを通じて依頼してもらうことで9割以上は優良顧客になる、そんな仕組みです。
それから補助金の反応が良いと言っても、さらにその反応を良くする補助金があります。そういった補助金の見分け方など、充実した2時間でした。
高額報酬を実現するための商談テクニック
これは私のパート。天才塾、LEGALBACKSでは定番の「商談」です。これを知っているの知らないのとでは、売上に天と地ほどの違いが出ます。もしかして、まだ士業としての要件認定だけの商談やってます?
例えば、社労士であるあなたのもとに「助成金の申請をお願いしたい」という相談があったとします。ヒアリングしてみると、どうも今回は要件を満たさない。残念ですねーとか言って要件そろいましたらまた別の機会にーじゃあサヨウナラーとか言っているのは、大きなチャンスを逃してます。
今回の場合でいえば、会社組織がある以上、なにか問題を抱えている可能性があります。例えば、社員の問題、給与設計、評価制度。ハラスメントなんかもあるかもしれませんし、退職させたい社員がいるかもしれない。
そういうのを引き出すことができれば、高額報酬のコンサルティング契約を取ることもできるんです。潜在的なニーズを引き出して顕在化させる。これがいまの商談の考え方になります。
もちろん、コンサルティングができるというのが前提になりますが、もはやコンサルティングできない士業なんて今後生き残れません。まあ、「薄利少売」でもいいなら良いですけど…
そういうわけで、過去の士業からしたらこの商談の考え方や技術は少し高度なものに感じるかもしれませんが、これからはこのやり方がスタンダードです。絶対におさえておきたいポイントと言えます。