夫婦円満のコツは「加点方式」で考えること、という気づき
もうすぐ結婚4年を迎えるという頃になって夫婦円満のコツについて気づきを得ましたのでシェアさせてください。
◎気づいたキッカケ
つい最近まで、常時、妻に不満を募らせてしまっていた状態でした。風邪による体調不良もあり、仕事のストレスも重なり、自分に余裕がない時だったという言い訳もありますが、一度A4用紙に「なぜ〇〇(妻の名前)に不満を持つのか」というタイトルを書き、思いつくままに書き出してみました。(赤羽雄二さんの0秒思考みたいなイメージ)
その分析の結果、自分で認識していた「体調不良などで自分に余裕がない」ことに加えて、新たに「妻に期待しすぎているんじゃないか?」という気づきを得ました。
「毎日3食ご飯を作ってくれる」
「自分のいない間にしっかり育児をやってくれる」
「自分の考え、気持ちをわかってくれている」
「自分のことを愛してくれている」
などなど、妻がやってくれて「当たり前」になってしまっていたり、妻ならやってくれるはずと「期待」したり。僕はそんな風に無意識に思っていたんだと思います。
だから、妻が自分の期待や想像よりも「できていない」ことに注目してしまい、「不満」が生じる。僕が勝手に解釈する「100点の妻」があって、できていないことがあれば「減点」する、そんな考え方になっていました。
思い起こせば、カップルだったあの頃は、料理を作ってくれるのでも「作ってくれたの!ありがとう!」と思っていましたし、わざわざ自分のためにやってくれて嬉しかったことでどんどん好きになっていく感覚でした。
あの頃の感覚に戻ろう、それが大きな気づきとなりました。
◎解決策▶︎「加点方式」に切替える
妻がやってくれて当たり前という考え方を捨て、「妻も1人の人間で僕のためにわざわざやってくれる必要はないにも関わらず、僕のことを思ってやってくれて本当にありがたい!」←こんな考え方に変えていく。
つまり、減点するのではなく、どんどん感謝・愛情ポイントが「加点」されていく、そんな考え方であればいつまでも新鮮な気持ちで妻と向き合っていけるんじゃないかと考えました。
みなさんはどうでしょうか?ついついパートナーのできていないことに注目しがちな方がいたら、「パートナーが僕のために何かをしてくれることは当たり前じゃない」という基本に立ち返ってみるのおススメです。「加点方式」に切替えてみると前向きに過ごせるようになるはずです。
◎実際に「加点方式」を取り入れてどうなったか
「加点方式」でいこう!と考えた当日の夜に、キッカケから全部を妻に話しました。
・僕のことをわかってくれているはずだと思い込んでたし、夫婦なんだから色々やってくれるのは当たり前のことだと思っていたと気づいた。
・これからはお互い「加点方式」でいきたい。
妻も共感してくれたようで、「加点方式」は採用されました。夫婦間の不満に関する深い話ができたことですごくお互いスッキリできたことが大きいのかもしれませんが、その日を境により仲良く過ごせるようになった実感があります。
◎あとがき
夫婦関係だけでなく、対人関係全てに「加点方式」を採用できたら、みんなもっとポジティブな関係性を築けるような気がしますが、現実には好き嫌いやもっと複雑な諸々があって、実際取り入れることができる人は少ないだろうな、と思いながら書いていました。
僕はできれば「加点方式」で人と接していきたいと思っています。究極的には誰しも「他人のことを完璧に理解することはできない」というのが僕のスタンスです。他人(家族も含む)が自分のことを注目してくれて、理解しようとしてくれて、好きになってくれて、自分のための行動を起こしてくれる、この一連のことは当たり前ではなく、むしろ奇跡のような尊いことだと思います。それに今回改めて気付きました。
捉え方次第では「他人はやってくれないのが当たり前」という少し寂しい感じもしますが、案外本質をついてるのかなと思ってもいます。
長くなりました。読んでいただいてありがとうございました。