孫に本をプレゼントして嬉しそうなじいじを見つめて。
駅の小さな本屋で、ひとりゆっくり本を眺める。
これから飲みに行くから妻と娘に駅に降ろしてもらったところ。
「これを…おねがいしますっ!」
小学生くらいの女の子が2冊くらいの本をおじいちゃんに手渡すところだった。
おじいちゃんはとんでもなく優しく、柔らかい笑顔で本を受け取り「ほんとうにこれでいいんだね」と優しく確認して、レジへ向かった。
女の子もぴったりおじいちゃんの斜め後ろで会計を待つ。
会計が終わって、おじいちゃんから本を受け取ると「ありがとう…!」と小さく力強く伝え、嬉しそうに母親のところにかけていく。
その後をゆっくりと柔らかい表情で追うじいじ。
夏休みに久しぶりに帰省してきたのかもしれない。もしくは誕生日かもしれない。はたまた何もない普通の日常の一場面だったのかも。
どんなシチュエーションだったとしても自分にはすごく尊くて、優しくて、温かい時間だった。
明日は妻方のじいじとばあばに会いに行く。
感謝を伝えられる日にします。
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