私のインターンず記録 |高橋珠桃編|2022春期インターン
みなさんこんにちは!YOKOSAWA CAMPUS たまごちゃんの1人、高橋珠桃(たかはしすもも)です!現在私は東洋大学の1年生で、2022年2月から1月までの約1ヶ月間岩手県の紫波町のYOKOSAWA CAMPUSにてインターンをしました。このnoteではインターンの内容やインターンを通して感じたこと、学んだことを記録し、みなさんに伝えていきたいと思います!
ー自己紹介
高橋珠桃🍑 (たかはしすもも)
2002年生まれ 千葉県出身で食べることが大好き!(紫波町には美味しいお店がありすぎて胃袋がバカになりました) 趣味は、登山・スノボ・御朱印集め・映画鑑賞…など沢山あります!
ー南條さんに憧れて
今回、私は現地活動とオンライン活動を組み合わせたハイブリッド型の実践型インターンシップに参加しました。きっかけは、大学の授業での岩手県のインターンシップ紹介でした。その中で一番気になったsasattaを自分で調べてみたところ、「自分で企画を提案+それを実践=紫波町を盛り上げる」という新しいタイプのインターンに一目惚れ。また、紫波でのインターン終了後も、東京から岩手を夜行バスで通い、関りを持ち続けるという南條さんの生き方を見て直感的にこの方に会ってみたい!彼女を引き付ける紫波町に行ってみたい!と思い参加しました。
ー 紫波町に降り立つ
まず、電車が2両しかないことに驚き。紫波中央駅ってエレベーター無いんかい!海外旅行用のどデカスーツケース、パンパンのリュック、破れかけてる紙袋を持ち長い階段を上り下り…登山で鍛えられた忍耐力でなんとか乗り越えることが出来ました。学生の帰宅ラッシュとぶち当たっていたため、海外にでも行くかのような大荷物を持った私は軽く引かれていたと思います。なんやかんやで南條さんと合流。が…
紫波の町並みを見て…雪少なくね!?!そんなに寒くないし。てか、オガール以外何もないと思ってたけど全然栄えてるじゃん!!(失礼すぎる)と初日は驚かされっぱなしでした(笑)
ー ヨコキャンでの暮らし
一緒に共同生活をしていたれいかちゃんと、自炊を頑張っていました!(主に夕飯)町屋館の渡辺さんに頂いたジャガイモと地域おこし協力隊のまどかさんに頂いた人参で、カレーを作ったり…トースターが無かったのでストーブでお餅や食パンを焼いたり。昼ごはんは、ほぼ外で食べていました💸
↑紫波に来て初めての外食は…神々しく光る「寿苑」のナポカツ
そして、気になるお風呂事情。なんと!工事が遅れていて、YOKOSAWA CAMPUSのお湯が出ないというハプニングのため、初日から一週間ちょいの間 ラ・フランス温泉で優雅に温泉ライフを送りました。お湯がでるまでの間は、顔洗う時と、歯を磨くときは水だったので地獄でした(笑)また、水抜きをしないと水道管が凍ることに驚き。雪国寒すぎか。
ーイベント開催
紫波町には城山公園というお城の跡地に作られた公園があります。そこには、あまり知られていないですが紫波町役場の土木課が管理しているキャンプ場もあります。2月下旬にそのキャンプ場で、焚火を囲みながら、お餅やひっつみ汁を食べてまったりしよう!というキャンプイベントを実施しました。その名も「MOCHILL CAMP」✨もちとチルをかけました(笑)
このイベントを開催しようと思った理由は2つあります。
1つ目は、コロナ禍により町の人同士で交流できる場が制限されているという現状を少しでも解決したいと考えたからです。感染対策をしっかりと行ったイベント、かつキャンプ場という屋外ならば、気軽に地元の人が集まることができるのではと思いました。
2つ目は、城山公園では、春の桜シーズンは約2千本の桜で彩られ多くの見物客で賑わいます。
しかし、特に冬の寒い時期のキャンプ場利用者はほとんどありません。そんな中、私が城山公園に行った際、そこから見える美しすぎる景色の虜に!閑散としていますがそれがまた良い味を出していて…こんな素敵なところがあるのに何故ここでキャンプをしないのだろうと疑問に思いました。そのため、地元の人同士の交流の場を提供すると共に、魅力だと思われていない冬の城山公園の良さをこのイベントを通して知ってもらうため実施しました。
結果は…大成功!老若男女問わず30人前後の方に来て頂きました。しかし、苦労もありました。紫波に来た1週目は、主に企画について考えていました。自分の考えを言語化することが苦手な私は、企画書の作成に悪戦苦闘。最終的に、自分はなぜ「MOCHILLCAMP」をしたいのかも分からなくなり大混乱→ものもらいになってしまい、気分はダダ下がり。(病院に行ったら次の日に治るという驚異の再生力😂よかった…)そんな中、南條さんがマンツーマンで指導してくださり何とか完成!!最初の時よりも良くなったねと褒められ、めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。(←ちょろい)
2週目からは準備に取り掛かりました。チラシは、紫波町地域おこし協力隊であり、エッセイストのあまのさくやさんにアドバイスを頂きながら作成したので、比較的スムーズに作ることができました。チラシの完成後は、主に日詰商店街で配り歩いたり、オガールや公民館にも行きました。お店のドアに自分の作ったチラシが貼ってあるのを見た時は、嬉しかったな~
↑日詰商店街の和菓子屋「虎屋」さんの窓ガラスに…!
3週目には、キャンプ場の雪かきをしたり、日詰商店街のごはん屋さんに行ってひっつみ汁のレシピを教えていただきました。そんなこんなでイベント当日を迎えました。寒い中で食べるお餅とひっつみ汁は格別でした!沢山の新しい出会いもあり、とても楽しかったです。そして嬉しいことに、自分の作ったアンケートに数名の方が回答してくださいました。楽しかったという声もありましたが、ほとんどの人が城山公園キャンプ場を知らないという事実を発見…ですが、全員の方がこれを機に利用したいと言って頂いたのは嬉しかったです。
また、オガールのパン屋さんでたまたま話しかけて仲良くなったご夫婦も、来てくれました!感動!!
伊之助の恰好をしているこの怪しい方、誰だと思いますか?なんと…
役場の方なんです!!!えーーーー!ちゃっかり名刺も頂きました(笑)
そして、4週目には企画のアウトプットのために何ができるかを考えました。その一つがこのnoteです。
このイベントは、沢山の方に支えて頂き、実現することができました。興味本位で今回のインターンに参加し、紫波町のことを全く知らなかった私は、町を駆け巡る中で紫波町ってこんなにステキでカッコイイ方が沢山いるんだと気づかされました。
【企画してみて】イベントの企画から開催までを担当するのは、経験したことがありませんでした。そのため、楽しみでもありながら不安も感じていました。正解が形として見えづらく、自分で課題を設定し解決策を考えださなければならないため沢山悩み、沢山相談しました。しかし、この経験を通して自分の成長を実感することができました。
ーいろいろ体験した
①絵ハンコ作家で地域おこし協力隊の天野さくやさんによる「ZINE作りワークショップ」に参加
ZINEとは、個人やグループが自由な手法、テーマで制作した冊子のことです。フリーテーマのため、私の場合、紫波で出会った方々に自分の取扱説明書を書いていただきました。女の子なら知ってるであろうプロフ帳みたいな感じです。YOKOSAWACAMPUSに飾ってあるので訪れた際は、ご覧ください~!
➁南條さん&菅野さんによる「企画書・収支ワークショップ」に参加
企画とは何のためにあるのか、どのような目的を持って行動していけばよいのか。また、収支とは何かや事業を動かす上でのお金の計算方法を詳しく説明して頂きました。
③紫波町の佐比内地域でぶどう農家を目指す、地域おこし協力隊のなつかさん ( 毎月様々な畑のイベントや手仕事ワークショップを開催しています )による「マリーゴールド染め」体験YOKOSAWACAMPUSのインターンずや、畑好きな学生、なつかさんのお友達と一緒にわいわい楽しく染物体験をしました。虫除けのため畑に植えた大量のマリーゴールドをドライフラワーにして、各自持ち寄った布をそめそめ…見事きれいな黄色に!染め物したことが無かったので楽しかった~~~
千葉へ帰る当日、はこやの木戸さん宅で麹から手作りの味噌作りもなつかさんと一緒に体験しました。スケジュール的に、私は蒸したお米に麹菌を振りかける米麹の仕込み工程しかできませんでしたが貴重な経験をさせていただきました!
④紫波町の山屋地区にある「宿はこや」で民泊体験
木戸さん夫妻が、古民家を一からリノベーションした「宿はこや」では里山の暮らしを体験することができます。(かまどで炊いたご飯おいしすぎた🍚)はこや名物 船箪笥ショーも見せていただきました。色々な仕掛けがあってびっくり。最初は中々開かなかった引き出しも「お願いします!開いてください!」と祈ったらマジックのように開き、なぜ…と目が点になりました。
ここでは時間がゆっくりと流れ、祖母の家に来たようなとても懐かしい気持ちになりました。また来ます!!
↑お祈りしている私
⑤「小田中染工房」を見学
型染め作家の小田中耕一さんの工房にお邪魔して、いろいろお話を聞きに行きました。今まで作成してきた型紙も見せていただきました。その細かさにも驚いたのですが、どれも本当に可愛らしくて…ページをめくるたび歓声が上がっていました。
【裏話】個人的に職人の方は多くは語らず気難しそうなイメージを持っていたのですが、小田中さんはすごく気さくな方で面白かったです!(最初らへん、失言したらやばいとガクブルしていた... )
↑みんなでパシャリ📸お孫さんカワイイ
⑥他大学の学生さんたちと交流できて良い刺激になりました✌
・紫波町へ視察に来ていた弘前大学の学生たちと2日間、講義を受けました。(紫波町の循環型まちづくり、オガールについてなど)とても貴重なお話を聞けて勉強になりました。一緒にオガールや日詰商店街も散歩しました。
・岩手大学や東北大学の学生さんたちの視察対応&藤屋食堂の鷹觜さん、南條さん、岩手大学の学生団体、畑ラボ、i-Sakeプロジェクトの方のお話を聞きました。特に、藤屋食堂の鷹觜さんが日詰商店街を盛り上げることにとても力を注いでいて、とても努力が感じられ感動しました。また、起業したいと思っている学生が多く、大学生のうちから起業について考えるなんてすごいな…と尊敬の目で見ていました(笑)
・中央大学から来た学生が、今年の夏に日詰商店街ですごろくイベントをするそうで、それの挨拶回りをご一緒しました。両手に東京土産をごっそり持ってきていました(笑)久しぶりに、同じ関東に住んでいる人と会うことができて嬉しかったです。
このような活動を通して、さまざまな人と出会い・関わり、新しい考え方、気づきや学びを得ることができました。
ー東北の雪山を満喫
どこを見ても、どこに行っても山が見える岩手。最高すぎか!千葉県には山がないので(地獄のぞきで有名な鋸山がありますが、私は山だと思ってません!)山が見えるところに住みたいとずーっと思っていたので…毎日、うっとり見とれていました。千葉に戻った今、岩手の山々が恋しいです。
また、岩手山の七滝を見るためスノーハイキングをしたり、だーい好きなスノボもしました。インターンでこのような事ができると思ってなかったので、幸せすぎました。
余談ですが、私の「アルパカが見たい!」というわがままに付き合ってもらい、サラダファームガーデンパークへ。アルパカよりも、そり滑りに夢中になってしまいました(小学生か)
↑私と南條さん♡(意外とスピード出て怖かった)
ー 次のたまごになる学生へ
私とれいかちゃんは、ほぼ毎日動き回り、その度に知りたいこと・挑戦したいことが増える素敵な1ヶ月間でした。けれども、不思議と疲れは全く感じず…明日はどんなことをしようかな~お昼はどこで食べようかな~と毎日がワクワクでした。
活動を通して、多くの人との「つながり」の大切さ知り、たくさんのことを現場の中で学ぶことができました。新たな環境に飛び込んで挑戦したものは、確実にこれからの自分の可能性・自信に繋がります。もしも今、自発的に何かに挑戦しようと考えているのであれば、YOKOSAWA CAMPUSでのインターンシップはその手助けになると思います。
ぜひ、一歩踏み出してたまごになってみてください🥚 ̖́-
紫波町でのインターンは、私の人生にとって忘れられない大事な経験になりました。
最後に…紫波町に来たら、まず「よかろ」の冷麵を食べるべし!
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