【山路の週替わりカリーレシピ】 #2 南インド風バターチキンカリー
#1 アスパラのホワイトカリー は1日限定のカリーだったので、今回のカリーが実は山路初めての週替わりカリーとしてお客様に出したものになります。
第2弾は、「南インド風バターチキンカリー」です。
そもそも、このカリーの名前はすごく矛盾しています。だって南インドではバターチキンはほとんど食べられることがないのですから。
では、なぜ南インド風なんて名前をつけたのか?
理由は2つ。
1.短時間で作れるから
2.お米に合うように”サラッとしたバターチキン”だから
1.短時間で作れる
手間のかかるマリネも必要なし、玉ねぎ炒めも必要なし、とても簡単です!
2.お米に合う
南インドといえばお米文化。少し硬めに炊いたお米によく合う!
バターチキンといえば、インドカレー屋さんで顔よりも大きなナンと一緒に食べるあの濃厚なカリーですよね。ドロっとしていてナンによくからむこと。ナンがおかわり自由だと頑張って3枚くらい食べちゃったりして、もうお腹はパンパンのパン。
違うんです。このバターチキンカリーはご飯に合う。しかも食べ終わった後のお腹が軽い。重たくないバターチキンカリー、食べたいですよね。
さて、それではレシピのご紹介です。
<南インド風バターチキンカリー>
材料 3〜4人分
鶏胸肉 400g ブライン液で1時間つけて(省略しても良い)、1口大にカット
にんにく 1片 すりおろし
しょうが 1片 すりおろし
ホールトマト 400g
バター 50g
生クリーム 50ml
塩 小さじ2
水 200cc
<ホールスパイス>
シナモン 3cm
カルダモン 4個 潰して殻を割っておく
クローブ 4個
ベイリーフ 1枚 なければ省略
<パウダースパイス>
コリアンダー 小さじ1
ターメリック 小さじ1/4
チリペッパー 小さじ1/4
<仕上げのスパイス>
クミンパウダー 小さじ1
<ブライン液>
漬け込むことでパサつきがちな鶏胸肉に水分を含ませてしっとりさせてくれる液です。
水 200cc
塩 小さじ2
砂糖 小さじ3
作り方
1. 鍋を弱火にかけバターをとかす。ホールスパイスをすべて入れてゆっくりと香りをバターに移していく。カルダモンがぷっくりと膨らんでくる。
2.火を中火にして、にんにく・しょうがを加えて香りが立つまで炒める。次にホールトマトを加えて潰しながら水分を飛ばしていく。形がなくなるまでしっかりとつぶして炒める。
3.火を止めて、パウダースパイスと塩を加えよく混ぜる。
4.鶏胸肉と水を加えて中火で10分煮込む。
5.最後に生クリームを加えて、ふつふつとしてきたら火を止めて完成。
インドカレー屋さんで食べる濃厚バターチキンとは違う「あっさりコクうまなバターチキン」
少し硬めに炊いたお米と合わせて食べてみてくださいね。
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もう少しクセの欲しい方は
ホールスパイスに
○スターアニス 2つ
を追加してみてください。
作り方の手順1. で、弱火でじっくりとスパイスの香りをバターに乗せていくのが秘訣です。
ぜひお試しください。