染まり溶けていく夏



案外苦しいって事は続かない
「苦しい」って奴は飽き性な奴だと思う。

楽しいって事はどうにかして
「また」と言って続けたくなる

楽しかった事はいつまでも
人生の背景だったりする

夏は今まで苦手だった
どれだけ頑張っても暑いから

そんな風に今まで夏に対する印象が
暑いきつい、って印象だったけれど
今年は夏って良いなと思える出来事があった

それは数日の出来事で
気づけばどこかで分かってもらう事を
諦めていた部分で、それが
瞬く間に心が救われていく事があって。

息をする為だけに生まれたと思っていたものが
しっかり生きる為に生きている事

楽しかった出来事は
いつまでも覚えていて
苦しかった出来事は
これが永遠に続くのか、と思ったり。

光が閉ざされた途端に
もう二度と光を観れなくなるような
錯覚に陥るがそうではなく

光を見ようとしなくなった途端に
それは立て付けが悪くなったドアの
様に開きにくくなる


今までもこれからも
納得のいく人生でありたいと思う

先を見据えていける程
賢くはないが
後ろを振り向ける程
器用じゃない





それではまた

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