隙間
隙間に入る人が上手い人がいる。
此処でいう隙間に入るは
人間関係や話への入り方だ。
自分は話への入り方が少し苦手で、
隙間を探しては見失ってしまう。
そもそも隙間に入ろうとするから
自分がちょっと小さくなって
入らないといけないだけで
隙間ではなく
普通に入り込めばいいのではと思う。
誰かと誰かの隙間
言葉と言葉の隙間
人はその余白を隙間と捉えている。
たまに思うが、
俳優や女優さんの
言葉が無い部分いわば無言の時間に
全てが隠されていると思う。
言葉では無い何かで言葉を伝えようとする所だ。
その隙間を埋めるのではなく
敢えて埋めない所。
その隙間がある事で
こちらも息を呑む瞬間だ。
此処で見る側が言葉を発しては
台無しになるのでは無いかという
あの緊張感だ。
話さない無言の部分、隙間を
自分も会得してみたいと思う。
それではまた。
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