肉体の悶々(ヘ)病むとどこからともなくあらわれる民間療法という“信仰”、この鵺のようなもの

やあこんにちは、ちょっとだけお久しぶり!休日進行明けのよーこだよ!世の中の週刊誌が連休は合併号休載にするのは、印刷所さんがお休みだからだよ。中で作っている人は〆切が繰り上がるから、連休ってどこかに行かない限りあんまり嬉しくないかもね!これ、明日役に立たない豆知識な!雑誌作ってる人に言ってあげるといいよ、嫌がられるから!

さて、所属する久谷女子では一日の戦闘を終えてメンバーが夜な夜な集まる地下の酒場(修辞的表現)があるのですが

「ちょっとさー、友達が手作り酵素ジュースにハマっちゃってさあ(注:オサレ女性誌で度々話題となるこれが、ダイエットには意味がないどころか雑菌の住処であり健康を壊す可能性があることは、敬愛するツイッターの友人で食品衛生の専門家のたいちょう氏が非常に示唆に富む実験をしているのでぜひともこのまとめを読んでいただきたいです〘たいちょうは途中でアカウントを変更されていらっしゃるので画像のリンクが一部切れていますが、シャーレの中がカビのコロニーでぎっしりな画像です〙。うん、腹壊したりこれを飲んで欠食してたらそりゃ痩せますけど、不健康的に体重落としてるだけですからそれ!)、どうしたらいいのかなー。なんか楽しそうで頭から否定するのもなんか気が引けるんだよねうん」
 という話をきゅーっと冷やした末廣ひやおろしとカツオの酒盗を舐めながら話していると、メンバーもこの手のもやもやを同様にかかえていて、自分や友人や家族でもいろいろな経験をしているという話になりたいへん盛り上がりました。

そもそも、世の中には「健康になる」「きれいになる」「痩せる」というふれこみの商品、健康食品、健康法、民間療法がどのくらいあるんだろう。
 一度正確な試算を試みてみたいのですが、日本の内需産業のなかではかなりの市場規模になっているのではなかろうか。そして、自分が「やせたいー」「おはだをぷりぷりにしたいー」と好き好んで買い求めるくらいの各種健康食品ならいいんですが、世の中にはもっとクリティカルな局面で、親族や友人から半ば押し付けられるように強制的に勧められるさまざまな「これ、健康にいいらしいわよー、よーこちゃんにも飲んでもらいたいの、そして元気になってほしいの伯母さん」的な怪しげな民間療法がうようよしています。

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