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サッカー少年、進路ひきこもごもに決着

小さな会社の人事部長。元人事コンサルが事業会社の人事部長となりました。これまで大企業、スタートアップ、フリーランス、中小企業とあらゆる立場でもがきながら生きてきた女です。3人の子育てしながら、良い生き方、良い働き方、人生の楽しみ方を模索している実体験を綴ります。*スペック*40代、子供→中学受験により中高一貫校に通う高校生長女(医師を目指して勉強中)、サッカー少年(小6男)、のんびり末っ子(小2)、3人の子育て中。夫は自営業。

小6サッカー少年である息子、中学校でサッカーを続けるのはもちろんなのですが、「どこで?」という選択肢が今の時代はたくさんあります。
以前記事にしたのですが、まずは誰もが憧れるJリーグの下部組織であるジュニアユースのセレクションを受けてみました。

結果は残念だったのですが、Jリーグ下部組織は割と早い段階でセレクションが行われるので、これを皮切りにあらゆるクラブチームがセレクションを開催します。今回、やっと息子の進路が決定したので、これまでのプロセスを記録しておこうと思います。

セレクションを受けたチームの数

息子が小学校5年生の頃、1つ上の学年の試合にも呼んでもらっていたので進路検討の当事者であった保護者からセレクション情報や各クラブチームの情報を聞いてはおりました。
「参考になるわ〜!」って思っていたのが1年前とは・・・。
あっという間に時が過ぎ、気付けばこれといった考えもまとまらないままなしくずしに、ジュニアユース受験の日々が始まりました。
一番早かったセレクションが5月、そして10月の今やっと行き先を決めることができたので半年間もひきこもごもがあったわけです。
セレクションを受けたチーム数は、Jリーグ下部組織のクラブチームが2チーム、その他、街クラブを3チームで合計5チーム。

J下部を2つ受けてみて、そして受かった子達を見て思ったのは、クラブとして、どういう子を取りたいのか意思表示がしっかりとあるな、ということです。
スカウトも含め、受かった子達にわりと知り合いが多かったのもあって、「なるほど〜」という具合でした。
だったら、息子は取ってもらえないね。と納得いったりもしました。

その他、セレクションを受けた3つのクラブチームからはありがたいことに全て合格をいただきました。

どこのチームを選ぶのか、選択の基準

そこで、受かってからにはなりますが、どこを選ぶのか?の基準について親と子でしっかりと(?)話す場を設けました。

我が家の場合、とりあえず通える範囲のクラブチームを受けてみて、受かってから考えるというパターンをとることになってしまいました。
クラブチームの中にはセレクションの申し込み時点で「専願」か「併願」かを記載するところがあったり、「合格したら絶対に入団することが条件」と記載があるところがあるので、手あたり次第というわけにもいかないのも事実。

専願か併願を選べるクラブについては「併願」を選択しました。
「専願」だったら受かりやすくなるということはあるのだろうか・・・
そこは正直分かりません。

蓋を開けてみれば、我が家の場合、親がクラブを選ぶ基準と子供がクラブを選ぶ基準が全く違いました。

親目線
・試合に出てほしい(出られるチームか)
→競争が激しいチームの場合、スタメン争いが激しく試合の出場機会が減るかもしれない。試合経験を積めるチームに行ってほしい。
・家から近い(通いやすい)=勉強や睡眠時間の確保
→中学生ともなると勉強も大事だし、身長を伸ばしたいし睡眠時間を確保するため時間を有効に使って欲しい。移動時間で削られたくない。
・指導者の熱量や人柄
→思春期なので、良い方向に導いてくれる指導者の存在はでかい
・どんなスタイルのサッカーをするのか(息子のスタイルに合うのか)

子供目線
・うまい子達とサッカーやれるか
以上

親としては、上記目線でのアドバイスをコンコンと説明しました。
が、息子は上手い子とサッカーやれるかどうかの一点。
上手い子が多い=セレクション難易度の高いチーム
そういう視点しか持ち合わせておりませんで、親がいろんな視点から話をしようとも、いっさい聞き入れる余地はありませんでした。

自分の選択を後悔ないものとするために

最終的には本人に決めさせることが最も大事なことだとは思っています。親が決めてしまった場合、すべてのことに対して「自分はどこどこに行きたかったのに」ということを言い訳にし、他責思考になってしまうからです。

なので、小6の息子なりにたくさん(?)考えたんでしょう。と信じ・・・
息子の意思を尊重して、進路先を決定いたしました。

息子が選んだチームは強豪クラブであり、トレーニング環境もJ下部と匹敵するクラブです。
人工芝でのトレーニング、食育(夕飯?的なものも提供いただけるみたい)なども含めて申し分ないと思います。

が・・・遠い・・・・笑
親としては、一番練習場が近い他のクラブに行って欲しかったですが・・・

本人が選んだチームで頑張りたいというのだから、もう応援するしかないですね。
息子の人生、息子が選択して、決断して、覚悟をもって切り開いていって欲しいです。自分の選択が間違ってなかったと思えるように。



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