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見開き1ページの記事でQuizKnockを語る

初めまして。ヨコネというものです。
基本的にはオタクの戯言を垂れ流そうと思います。


デジタルTVガイド9月号に掲載されているQuizKnock伊沢拓司さんの記事を読んで、色んな気持ちが溢れ出たのでここに残しておくことにした
見開き1ページの記事(もっというとその内の3割程度)について語ろうと思ってます


知らない人のためにまずはQuizKnockについて。

QuizKnockとは「楽しいから始まる学び」をコンセプトに東大出身の伊沢拓司さんを中心としたメンバーで運営されているクイズを題材にしたWebメディア

YouTubeチャンネル(登録者140万人以上!)があったり、テレビ番組に出ていたりなどで見かけたことがある人も多いと思います!

リンクは貼っといたのであとは各自で見ておいてね。
これ以降は基本情報がある&記事を読んだ前提で話が進んでいくので、雑誌片手に読むことをオススメします。(ここでもう一度購入リンクを貼る)
あ、読んでなくても楽しめるとは思う!でも読んだらより楽しめるよ!


QuizKnockの立ち上げ

正しい情報を、クイズ形式で。
答えを選ばせる(考えされる)ことで、情報を流し読みさせないメディア。
クイズを使うことで「学ぶ」と「楽しい」を結び付けられるのではないか。

QuizKnockを立ち上げた経緯、どういうモチベーションでっていう話は他のところでも聞いてたけど、ちゃんと文字媒体で見たのは初めてかも。

読み飛ばされず、読み手に投げかけられるメディアって、ありそうで無かったんだよね。
バラエティ番組とかではCMまたぎやフリップめくりなどある種クイズみたいな構成にしがちなのに、情報自体を示すとなるとただの文章の羅列になってしまう。

そこをクイズに落とし込むという手法で展開してるのは本当に凄い。凄いという一言でまとめちゃダメなくらい凄い(まとめてるやないか)


テレビ出演に対するスタンス

そして、テレビ出演への向き合い方がシビれた。

QuizKnockのコンセプトは「楽しいから始まる学び」「クイズを楽しんでる様を見せる」でありながら、テレビに出る時は「強くあれ」なのがエグい。 ハードル高すぎ。

でもそれは正しくて。
YouTubeとかで元々見てる人は彼らの人となりも知ってるけれど、テレビでQuizKnockが初見の場合、どうやったって「クイズが強い人」という印象になる。 だって"Quiz"Knockだもん。

というか、テレビ側も「クイズが強い人」という枠で呼んでるだろうし。

伊沢さんもちゃんとそれには気付いてて、だからこそ
「基本的には強くあれ。最低8割は勝たないと」
ってことになる。
強いという前提があってこそ、ちょっとしたポンコツが面白くなったりするし。

この言葉を読んで思い出したのが他のメンバーがQさまに出演した時のこと。

私の記憶の限りで言うと、須貝さん(後述)がブルジュハリファの問題で答えられなかった時とか、こうちゃん(後述)がリーダーで活躍できずに負けちゃった時とか。
(どちらも『Qさま』(テレビ朝日系)、それぞれ20/3/9,20/2/17放送回)

前者の時は「クイズを生業にしてるなら間違えるなよ」みたいなツイートも見かけた。
私とかファンの人は、須貝さんが元々クイズプレーヤーじゃなくて、かつ勉強熱心なことを知ってるから、特に不満は感じない。
けど、そんなの普通の視聴者には知ったことないわけで。
「『クイズが強い人』で来てるのに大したことないな」という印象になる可能性だってある。

だからこそQuizKnockという看板に偽りなし、を示すために「強くある」必要があるんだよね。

伊沢さんが俯瞰的にQuizKnockを見てるのはさすがだな、と思う一方、ただ強いだけじゃない彼らの魅力を伝えられる場が作られればいいなとも思う。

もちろん強い彼らも見たいのですが。

まあYouTubeといい感じに棲み分けをして(伊沢さんを筆頭に)相乗効果が生まれればいいのかな。


メンバー紹介

あとメンバー紹介だよ、、、もうねぇ、、
彼らの魅力と、それを通して感じる伊沢さんの素敵なところが100字余の紹介文に詰め込まれてる。

須貝さんふくらさん山本さんこうちゃんの4人が紹介されてるんだけど(テレビによく出るメンバーという括りのため河村さんはいない模様)

まず全員に共通して、彼らの見方を1つ提示してるということ。
伊沢さんは「何でも知ってるクイズ王」という見方をされてる(これについての賛否はとりあえず置いておく)と思うけど、他の人はそういう訳じゃない。
そのことを伊沢さんはよく分かってて、どういう所を見て欲しいかをしっかり明示してるのが、上に立つ人間として100点満点。
私も紹介されたい。←


須貝駿貴さん
東京大学大学院博士課程
「ナイスガイの須貝」という挨拶は東大に入る前からやっていたらしい
競技クイズ未経験でQuizKnockに入ってはいるものの、2年半の在籍と彼自身の知識で、普通にクイズが強い
オススメ動画→QuizKnockLab第1弾

クイズ未経験だということを示した上で、知識・常識力には申し分ないこともしっかり伝えてる。
そして唯一キャラクターにも触れてるのが、ナイスガイって感じよね。兄貴分だって。みんなの兄貴分ってことは私にとっても兄貴だね(?)
ただ、弟キャラとかだったらテレビ的に面白くなりそうだけど、兄貴分的キャラはソロでは魅力を発揮しないのが厳しい所。
MCとかの立ち位置が理想なんだけど、そういうオファーは来なさそうよね、悲しい。
とりあえず理科のお兄さんとして実験番組に出てほしい。アシスタントってよりは小学生と一緒に実験してみよー!みたいな感じでやってほしい。


ふくらP(福良拳さん)
東京工業大学出身
YouTubeチャンネルのプロデューサーを務める
パズルが得意で日本一にもなってたり、触らずに知恵の輪解いてたりする
あと野菜が苦手
オススメ動画→新作ルーピックパズルに挑戦

QuizKnockのブレーン、、、!!!かっけぇ、、、
伊沢さんが"心臓"でふくらさんが"脳"って、いくつクローン作っても足りないくらい欲しい人材じゃん。 一家に一台欲しいやつじゃん。
ナゾトレ(20/6/30)で英語で喋るボケしてたけど、(あれって欧米か!のツッコミ待ちだとしたら本当に尊敬するんだけどどうなんでしょ)野菜苦手しかり、テレビで一番化ける人だと思うからそういう路線も待ってます笑
伊沢さんも話してる通り、ひらめきと思考の速さがべらぼうに高いから、回答者としての活躍を見たいのはもちろんなんだけど、作問側のふくらさんも見たい、、
スタッフクレジットにいる福良拳がそろそろ見たい。(頭脳王などの作問スタッフ経験有り)

というかQuizKnock監修のクイズ番組やらない?深夜ローカルとかでいいから。
回答者だけじゃないQuizKnockを見たいです!(大幅な脱線)


山本祥彰(よしあき)さん
早稲田大学卒
主な動画出演メンバーでは唯一東大じゃない
漢検準一級を持ってるけど、多分それ以上に漢字に強い
けど漢字は完全に趣味で、専攻はド理系
アナグラムがとても強い(文字列を頭の中で発するだけだそう)
オススメ動画→被ったらダメな書き取りクイズ

伊沢さんが「認めてる」感がバンバン伝わってくる。
クイズの基礎体力に優れてるってめちゃ良くない??伊沢さんいなかったら(おい)新スター誕生!みたいにもてはやされそうじゃない??
山本さんはソロでも輝けるタイプだと思う。正解発表とかで合ってる時でもちゃんと不安そうに祈れるタイプ。須貝さんはクイズ番組じゃない所でも輝きそうだけど、山本さんはクイズ番組でこそ輝く人。
あとそれぞれの番組の形式に慣れたらもっと強くなりそうだなって思う。東大王で七海くんに負けたのは多分慣れの差だよね。


こうちゃん(渡辺航平さん)
東京大学卒
愛称から分かる通りの愛されキャラ
塾に行かずに現役合格してる凄い人
語呂合わせは作れないけど歴史上の出来事の年号はほぼ完璧に覚えてる
オススメ動画→偉人ビンゴ

良くも悪くも純粋な人なのが伊沢さんのコメントからもテレビからも伝わってくるよね。
「応援しがいがある」には激しく同意する。正解してカッコいいのは前提にあるとして、凄いよ!よくやったね!!みたいな感情が生まれるんだよね。
でもそれももちろん「強い」上での話になるから、緊張しないでがんばれ、、って思う。
上手くいけば一番テレビになじむ人(強いけど応援したくなる人、特にQさまとか東大王)だと思うから、ぜひテレビでも100%出せる人になってくれたらなと。(誰目線)


番外編 河村拓哉さん
最近のテレビ出演はないので紹介されてないが、立ち上げ当初からいるメンバーの1人
文豪感溢れ出るド理系なお方(自由律俳句詠んだり、有名文学にでっち上げ文を足したりしてるからやっぱり文豪なのかも)
動画の企画と問題は芸術品レベルの美しさ
彼の目には世界がどう映っているんだろう。
オススメ動画→人生最高得点を取る旅


まとめ(のようなもの)

テレビに出てくれることは増えたけど、伊沢さんだけの場合は本人の、その他メンバーの場合はQuizKnock全体の紹介がメインになるから、個人の紹介があったのは本当に嬉しかった。

雑誌は、メインのインタビュー以外の内容もあるのがとても良いよね。今回は触れてないけど質問コーナーもあったよ。

伊沢さん以外はタレントではないから、今後どういう形で拡大していくかは分からないけど、ずっと応援していきたいと改めて思った。
彼らがこれからしていく決断と歩む道を肯定し続けていきたい。
そして願わくば、彼らの見ている世界を歩きたい。


とりあえず吐き出した!!
次はちゃんと魅力をまとめた記事作るかもしれない(し、作らないかもしれない)

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