弾丸フェリー旅一日目(その一) 23 陽子絵画制作室 2025年2月2日 22:43 こんにちは!陽子絵画制作室です。一昨日から今日にかけて、「弾丸フェリーの旅」で、旦那さんと大分県の別府に行ってきました。山陽電車と商船三井サンフラワーのコラボ企画で、山陽姫路駅から大分港までの往復交通費が11,000円という企画です。往路の船で一泊して大分港に朝着き、12時間後には戻ってきて同じ船に乗り込み帰路も一泊して朝神戸港に戻ってくるという内容です。 阪神御影駅に昼過ぎに来て、夕刻のフェリー港行きバスを待つ間、阪神御影駅周辺を観光しました。以前この近くの高校で講師をしていたのでよく知っているのですが、旦那さんはこの辺りを観光したことがないので案内することにしたのです。写真は駅の高架下にある「沢ノ井」。その昔。戦から帰還した神功皇后が、お化粧直しのために御姿を映されたと伝えられている湧き水です。地名の「御影(みかげ)」の語源だそうです。青い透き通った水がコンコンと湧いています。 御影郷の酒蔵巡りで「白鶴酒造資料館」を訪ねました。 昔の酒造りの様子が人形で再現されています。酒米を蒸している様子。 灘五郷の地図。美味しい湧き水を利用して酒造りが盛んになりました。 蒸した米を冷ましている様子。 蒸した米に麹菌を振りかけ暑い部屋で増やします。 麹菌を繁殖させた酛,(もと)を冷まします。 大きな樽を釣り上げるための道具「阿弥陀」 酛(もと)に水を加えて更に発酵を進ませます。 蒸米と酛と水を混ぜて発酵を進めます。数時間おきに混ぜるのだそうです。 出来た酒は酒粕を絞って火入れをしてから樽詰めして目張りして更に秋まで数ヶ月寝かせ熟成させます。 酒造りの工程。杜氏や蔵人によって何度も発酵させて手間をかけて作られていることが分かります。美味しい酒造りを極めた昔の人々の知恵と根気に驚きます。お酒は手間暇かけて作られた人の技と米の結晶のような貴重なものだと実感しました。見学の後は無料と有料の試飲も楽しみ早くもほろ酔い気分になりました。読んでいただきありがとうございました。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #旅行記 #ほぼ毎日note #灘五郷 #酒蔵めぐり #白鶴酒造 #御影郷 #沢の井 23