デ・キリコ展 22 陽子絵画制作室 2024年11月23日 20:34 こんにちは!陽子絵画制作室です。今日は神戸市立博物館で12月8日(日)まで開催の「デ・キリコ展」を鑑賞しました。デ・キリコは「形而上的絵画」という、色んなものを組み合わせて不思議な世界を描いたイタリアの画家です。撮影可能な作品が多くありました。これは「17世紀のヨーロッパの衣装をまとった自画像」です。 「沈黙の像」 「球体とビスケットのある形而上的室内」。形而上とは形を持っていない超自然的なものだそうです。形を描きながら目に見えない不思議な理念を表そうとしているのでしょうか。 「孤独のハーモニー」。三角定規や螺旋の物体等お気に入りのモチーフが登場しています。 第1会場から第2会場に行く途中の螺旋階段もシュールでした。 「予言者」。独特のマヌカンが更に不思議な雰囲気を醸し出しています。 「形而上的なミューズたち」。室内にマヌカンや三角定規があり、窓から塔がある風景が見えています。 「風景の中で水浴する女たちと赤い布」。後に妻となるイーザがモデルだそうです。手前に古典的な果物が描かれています。 「オデュッセウスの帰還」。家の中に突然海が現れてオデュッセウスの乗った船が帰り着いています。家の中と外が入れ替わっているのも不思議です。 「瞑想する人」。瞑想している人の思いが体中からあふれ出しているのでしょうか。内と外が入れ替わっていたり極端な遠近法で色んなものが描かれていたり90歳まで大変自由で面白い作品を作った人だと感心しました。読んでいただきありがとうございました。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #ほぼ毎日note #デ・キリコ #神戸市立博物館 #形而上絵画 22