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オンライン上の偶然で恋は生まれるのか?
Zoomでの打ち合わせが増えた。自分が主催した複数人のミーティングで、早めに入ってきた人がいた。2人で雑談をする。あるいは、ミーティングが終わり、退出のタイミングで最後2人だけになって、なんとなく雑談をする。そんなことが何度かあった。
この自粛生活の恋愛は、こんな時に始まるのだろうか?
ゲストハウスの「オンライン宿泊」や「見知らぬ人に電話をかけるアプリ」の記事を見つける。こんな事態にならなかったら、(私にとっては)「なんだそれ?」なサービスなのであるが、こうなってみると「なるほど」と膝を打つものがある。
15分ほど施設の案内を受けた後、乾杯をしてこの日の「宿泊客」たちの自己紹介が始まりました。客は、香川から、静岡、神奈川、東京、埼玉、フランスからの参加者もいて様々。
iPhoneやスマートフォン向けに開発された無料のアプリ「ダイアルアップ」は、ランダムに匿名のユーザー同士をつなぎ、「かつて電話がもたらした魔法」を現代によみがえらせようとしている。
飲み屋のカウンターで隣り合わせになる、とか。落とし物を拾う、とか。図書館で同じ本を手にとろうとしてハッとする、とか……リアルな場所でないと起こらないと思っていたような偶発的な出会い。それと同じくらいとは言わないまでもオンラインで本来出会うはずのない人同士が偶発的に出会い、ふと心が通じ合い、出会いの必然を互いが感じるシチュエーションというのは意外にたくさんあるのかもしれない。
以前、Zenlyという位置情報共有アプリについてのnoteを書いたが、リアルな世界をアプリ内で共有するのではなく、アプリの中で構築した世界がリアルな世界に接続するのが当たり前になるのかな?
ただし、「始めはアイツはサイテーだと思っていたんだけど」とか、「アイツはまったく全然タイプじゃなかったんだけど」とか。ネガティブスタートが恋に発展する逆転は、オンラインではかなり難しいような気がする。アクセスが簡単な分、引くことも簡単だから。さらに、バーチャルで発露しているキャラクターとリアルなキャラクターが乖離している場合も多々あるので、いざ、会えることになったらガッカリということも多そう。
昔、『岸辺のアルバム』というドラマがあった。主婦役の八千草薫さんが突然電話をしてきた見知らぬ相手(相手は自分を知っていると言っている)と通話を重ねるうちに、実際に会うようになるという不倫エピソードが印象深いドラマだった。
不倫かどうかはさておき、そんな恋愛ドラマが増えるのかな、とぼんやりと考えた。
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今日の音声配信
検事長の定年延長の閣議決定について。いろいろ理解しきれていないところが、かなり補完できた。とても分かりやすいのでオススメ。
【追記】