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フェスとヨアソビ。時の流れに身をまかせ
サマーソニックがオンラインで開催される。
といっても、過去に出演したアーティストたちのステージ映像がYouTubeで無料配信されるだけなのではあるが。当時、現地で観て、感動したライブも含まれているので、ノスタルジーに包まれながら自宅で楽しみたいと思う。
韓国とタイのストリーミング配信
オリンピックの関係で、秋に開催を予定しているスーパーソニックは、いまだ中止のアナウンスはない。でも、多分開催は難しいのかな、と考えているので、今年はひとつもフェスに行かない年になるのかな、と思う。
韓国のSMエンターテイメントが開催した『Beyond LIVE』の大成功を思えば、今後はストリーミング配信の有料コンサートやフェスがメジャーになっていくのかな、と思ったり。
タイBLドラマが話題になっている。その出演者たちが一堂に介する、タイのテレビ局が主催するファンミーティングは、世界に向け、オンラインで実施される。
フェスの醍醐味とは?
その場をリアルに共有するのがフェスの醍醐味で、これまではフェスバブルと言われるくらいのフェスが全国各地で乱立しており、その需要はこのまま高め安定していくのかなと思っていた矢先のコロナ。フェスの予定でカレンダーを埋めて、それに合わせて行動しているようになところがあったので、私のプライベートも激変が予想される。
「どこからでも観られる」「ファンとアーティストがインタラクティブにコミュニケーションがとれる」「言語の壁をあまり感じない」…という観る側のメリット、そして、運営側としても、「会場のキャパシティを考えなくてもいい(チケット単価は下げたとしても、集客人数でカバーできる)」「物販への導線がスムーズ」「海外へ輸出しやすい」……と、トレードオフされる部分を差し引いても、オンラインに分があるのかもしれないと、考えるようになってきた。たった3ヶ月くらいでこんなことを思うようになるとは考えてもいなかった。
コロナ後は、手軽なオンラインと高単価なオフラインのライブが併走するようになるのかな、と思いつつ、海外アーティストの来日公演が激減しそうな気がして、今から勝手に寂しくなっている。
ヒットが生まれる場所
私の生活圏には全く存在しなかったヨアソビというユニットが人気を博しているという話を聞く。彼らの主戦場はSNS、主にTik Tokだそうなので、向学のためにTik Tokに触っているだけの私が、彼らを知る機会がほぼゼロなのは仕方ないかもしれない。
Billboard JAPANが発表する総合ソングチャート「JAPAN HOT 100」(6月15日付)では、Official髭男dismやKing Gnu、TWICEやLiSAといった人気アーティストをおさえて3週連続の1位を獲得した。
Official髭男dismやKing Gnuを知っているだけでは、もう遅い……のか(苦笑)!
邦楽をあまり聴かないとはいえ、こんな現象になっていることに全く気がつけなかった自分にビックリ。以前はこんなことはなかった気がするのだが。
『100日後に死ぬワニ』が終了してから、どうやら100日経っているらしい。
「100日後に死ぬワニ」
— きくちゆうき (@yuukikikuchi) March 20, 2020
100日目 pic.twitter.com/r0Idn9I7mR
時の流れが早すぎる!
無理してキャッチアップしなくてもいいか、という一方で、やっぱりキャッチアップし続けていたい、と足掻く自分もいる。
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今日の配信『SKIN』
アカデミー賞短編映画賞を授賞した『SKIN』がオフィシャルサイトで無料配信されている(本日の24時まで)。たった22分ながら、観終わった後は、その衝撃で悶々と3時間くらい尾をひきます。※来週から、本編となる長編作品が劇場公開予定。
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