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ミッドエイジクライシス

年明け早々。たまたまなのだけれど、クリエイターの語る「ミッドエイジクライシス論」によくぶつかった。

浅野にいお 要するに中年の危機を感じているクリエイターの人たちは、自分のためにものを作ってきたのが30代までで、40代以降になると自分のためには体が動かなくなるんです。だから簡単に言うと、他者のために動くという動機がないとモチベーションが上がらない。じゃあ誰のために仕事すべきなのかということを見つけられたら、乗り越えられる。

BRUTUSより)

中田敦彦の処方箋は、コスパ、タイパのよくないことをする=茶道。

「絶対に鬱になる」と諸先輩方に言われていたTaitanの現時点の結論は、健康と家族に向き合う。


Netflixで配信されたばかりの『DON'T DIE 永遠に生きるを極めし男』。ミッドエイジクライシスがテーマではないけれど、40代になって人生を見直し、極端なまでの「健康のために(死なないために)生きる」ことにした富豪のドキュメンタリー。途中、「心をなくし、身体のために生きる」というような発言もでて、「自分の心と向き合うのが面倒くさくなる気持ち」により「目的と手段が入れ違っている」と苦笑したけれど、一方で、理解できてしまう自分もいた。

と、ここまで続いたので、なんとなく見送っていた対談動画も見てみる。

「サブカル男って絶対に鬱になるんだ」と思って当時読んだ『サブカル・スーパースター鬱伝』の著者、吉田豪と昨年タイトルに「男性ってパーティ(概念)終わるの、やっぱり女性より遅いんだな」という気持ちになって手に取った『パーティが終わって、中年が始まる」の著者Phaの対談。

そういえば、昔、読んだ本で(見当たらなかったので、かなり曖昧の記憶なのだが)、チンパンジーも中年期には鬱っぽくなると書いてあったっけ。

体力、気力低下におののくことも多くなってるけれど、相対的に見れば50代で好転することはわかっているので、とにかく私は楽観的にいこうと思う。



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