ミッドエイジクライシス
年明け早々。たまたまなのだけれど、クリエイターの語る「ミッドエイジクライシス論」によくぶつかった。
中田敦彦の処方箋は、コスパ、タイパのよくないことをする=茶道。
「絶対に鬱になる」と諸先輩方に言われていたTaitanの現時点の結論は、健康と家族に向き合う。
Netflixで配信されたばかりの『DON'T DIE 永遠に生きるを極めし男』。ミッドエイジクライシスがテーマではないけれど、40代になって人生を見直し、極端なまでの「健康のために(死なないために)生きる」ことにした富豪のドキュメンタリー。途中、「心をなくし、身体のために生きる」というような発言もでて、「自分の心と向き合うのが面倒くさくなる気持ち」により「目的と手段が入れ違っている」と苦笑したけれど、一方で、理解できてしまう自分もいた。
と、ここまで続いたので、なんとなく見送っていた対談動画も見てみる。
「サブカル男って絶対に鬱になるんだ」と思って当時読んだ『サブカル・スーパースター鬱伝』の著者、吉田豪と昨年タイトルに「男性ってパーティ(概念)終わるの、やっぱり女性より遅いんだな」という気持ちになって手に取った『パーティが終わって、中年が始まる」の著者Phaの対談。
そういえば、昔、読んだ本で(見当たらなかったので、かなり曖昧の記憶なのだが)、チンパンジーも中年期には鬱っぽくなると書いてあったっけ。
体力、気力低下におののくことも多くなってるけれど、相対的に見れば50代で好転することはわかっているので、とにかく私は楽観的にいこうと思う。