Clubhouse次にくるSNSは、写ルンです？

Clubhouse。しばらくパトロールしてみた。まだ、スピーカーになったことはなく、聴き流し専門。個人的におもしろいと感じたのは、「djが音を流したり、ミックスしたりしている」「落語」「レイザーラモンHGさんの佐野元春さんの詩の朗読」だろうか。つまり、本来的な雑談やディスカッションではなく、ひとり語りのようなコンテンツ。

日本でのClubhouseの使われ方として、喋って議論に入ることがメインではなく、「有名人の話が聞ける」ということを楽しんでいる人が多いことに驚く。

アメリカでの使われ方と一番大きく違うのは、良くも悪くも多くの人が「偉い人の話を静かに聞く」スキルを叩き込まれてることにあると思う。

— 竹田ダニエル (new) (@daniel_takedaa) February 14, 2021

竹田ダニエルさんの指摘にも頷くところがあるので、私の性格もあるだろうが、これが今ひとつノレない大きな理由のような気もしている。

で、そんな天邪鬼（？）な私が気になって最近注目しているのはdispo。

初期バージョンは使い捨てカメラをテーマにした写真アプリ。写真を撮ると翌日にしか見れない設定にしていて、さらに写真のクオリティーもあえて使い捨てカメラっぽく、ちょっと荒かったりする。

そのコンセプトにソーシャル機能を入れたのが今話題になっているDispo Beta。

— Tetsuro Miyatake (@tmiyatake1) February 14, 2021

初期バージョン（SNS機能は開発中のもよう）を試してみたが、写ルンです世代（？）にはたまらない。

フィルムを巻く、あの音も仕込まれており！

翌朝9時まで“おあずけ”され、翌朝9時に見てみると、現像（⁉︎）されている。あぁ、焦ったい。

しばし遊んでみたが、撮影してすぐに見れないコノ焦ったさが、写真の魅力の大部分だったのではいか、と思えるくらい。

妙にハマっている。

カメラ

そう言えば、昔、ロモという、現像するまでどんな風に撮れているか、まったく予想もつかないオモチャみたいなカメラにもどハマりしたっけなぁ（遠い目）。

1日待たせるのは良いリテンション機能にもなりそう。そしてインスタグラム美学と真逆なリアルでちょっと荒い写真を出すのは、Z世代と相性が良い気がする。

コラボアルバム自体は面白い発想だし、そこでチャレンジっぽく友達と取り合っていく文化が生まれてもおかしくない。

— Tetsuro Miyatake (@tmiyatake1) February 14, 2021

私のようにノスタルジーに浸るのも一興だろうが、「Z世代の次なるInstagramになるのでは！」とも囁かれているので、気になった方は是非ダウンロードしてみてはいかがでしょう？

私は、このアプリで撮影しながらの旅が早くしたいなぁ、と思うばかり‼︎