見出し画像

自分より強い誰かに導かれたい

週末に『ソウルの春』を観直した。日和見な人々の中で、際立った全斗煥のセリフ。

「人間は命令するのが好きだと思うか? 人間という動物は、自分より強い誰かに導かれたいと願ってるんだ」

本当にそうだよな。今年の都知事選、大統領選、兵庫県知事選挙を思い出す。

読み終えたばかりの一冊より。

私たちは一般的に、欲望との間に異なる関係を築いている人にひかれる。他人が欲しがっているものは気にしないように見える人、あるいは同じものを欲しがらない人は、別世界の人のように感じるものだ。模倣に影響されず、反模倣的にもさえ見える。だから魅力的なのである。ほとんどの人はそうではないから。

(『欲望の見つけ方』より)



いいなと思ったら応援しよう!