推しを見つけたよ!? 久しぶりのキャンプフェス
久しぶりのキャンプフェス。キャンプ自体も久しぶりすぎて準備もおぼつかない。
キャンプフェス参加は、2020年9月開催のハイライフ以来。今、読み返してみても、あの頃の気持ちが思い返され、苦しい。
去年、参加したのは都市型フェスのサマソニだけ。
昨年のフジロックは、主催者側も参加者側もかなりの覚悟求められていたことも思い返すと、さらに苦しい。
「私は、新しいアーティストのキャッチアップをほぼフェスでしていたんだなぁ」と痛感していた、この3年でもあった。
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FUJI&SUN2022では、配信でしか観たことがなく、ずっとライブが観たかった GEZANとどんぐりずを観られて大満足。
完全にノックアウトされた昨年の「GEZAN」のフジロックの配信↓
完全にノックアウトされた「どんぐりず」のMV↓
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GEZANのジャンルは幅広いが、とりわけトライバルなパフォーマンスがツボ。ベース ヤクモアのまるで野犬のようなステージング、面構えがよく。たまたま会場内で会えたので感想〜と言っても、まだ10代の彼に、引き合いに出したかったアーティストを伝えてもわからないかもしれないと勝手に慮り、なかなか上手に伝えられなかった(苦笑)〜を伝えたら 、「うれしいなぁ」と破顔。そして、ピースを掲げながら軽やかに去っていった。推す。
GEZANのマヒトゥ(それにしても、カリスマ性がすごい。リハの途中現れただけで、ステージ上の空気が変わった。音源だけでは絶対にわからない魅力が彼の身体には宿っているなぁ)は、先日のあらばきでの民生泥酔事件(!?)を引き合いに出して、「でも、ロックなんて酒飲みながらやるもんだろ」的なコメント。「俺たちは運動量多いから、ポカリ飲んでるけど」。らしくてよかった。
スチャダラパーは本当にプロ。「いかなる状況でも満足させてやる」という気概がすごい。彼らのやんちゃ時代を思い出しつつ、「いいなぁ」とホッコリ。「もう32年もやってる」とMCしつつデビューした頃の曲を何曲か。「どんぐりずもいつか今の彼らみたいな存在になるのかなぁ」なんて思ったり。
トリはギター1本の奥田民生。雲行きがどんどんあやしくなってくる。途中、「あっ、(ギターのコードを)間違えた」と言いながら、「FUJIも、SUNもねぇ」とぼやきながら、いつも通りの民生リズムで淡々とスタート。
なんとかもっていた(ときに富士山も拝ませてくれた)天気が一転し、豪雨。途中退散。※民生は雨男らしい。
1日目のヘッドライナーだった御年89歳(!!)の渡辺貞夫さん、2日目のHana Hope、hoonも良かった。
どんぐりずとGEZAN。わたしの中のD&G。今年は、彼らをたくさん観ることになりそうな予感。