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新·那須ねこ物語 ①
『ブラックがある日ふらりと姿を見せて、那須ねこ物語の続きを書ける日がくることを心から祈ってます』
と、書いてから2年半が経ちました。
結局ブラックが姿を見せることはなく、夫も探すことは諦めたようですが、それでも事あるごとに「ブラックは可愛かったなぁ」と言っておりました。
そんなある日のこと。
いろいろなご縁が重なりまして、なんとハチワレ猫さんをお迎えすることになりました。
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名前候補はたくさんあったのですが、最終的にはもっとも単純かつ呼びやすい『ハチ』
はい、何のひねりもありません。
「ハチくーん」
「はっちゃん」
と呼ばれています。
とても懐っこく、そして頭が良いネコさんです。トイレもすぐに覚えました。
それでも来た当初はさすがに緊張していて、なかなかオシッコうんちをしなくて心配していたところ、突然オリーブの鉢植えに飛び乗り止める間もなくそこにしました。狭い場所で器用に土をかける様子はまさにネコ!
その後鉢植えは外に出し、トイレに誘導して砂をカリカリ掘ってみせるとそれからはちゃんとトイレにするようになったので一安心。
よく遊びよく食べ、その何倍もよく寝るハチですが、心配ごとがひとつ。それは外がとても恋しいらしいこと。元々半家猫さんだったので自由に外も歩き回りたいのでしょう。しかし今回我が家ではハチを基本家猫として育てようと決めていたため、外には出さないようにしていました。
それが猫にとっていいのか悪いのか、外猫、家猫のしあわせ、などなどたくさん検索したのですが、まだ答えは出ていません。
とりあえずハチと暮らしていくこれからの日々の中でそれを探っていくことになるのかなと。