「日本にはたくさん苦しんでいる若者がいる。」海外に15年住んだわたしなりの考察。
Matahari@マレーシアことえがしらようこです。
いきなりタイトル重いですが、この件は正直に言って同年代の人と仕事やプライベートでお話しすると常に話題に上ります。
同年代?わたしは昭和52年(1977)生まれの現在45歳のおばさんです。
「日本にはたくさん苦しんでいる若者がいる」
これは見て見ぬ振りは出来ない問題です。
子どもたちは何に苦しんでいるの?
日本に住んでおらず日本のTVやメディアをほとんど見ないような私でも、聞きかじっただけでこれくらい・・・
片親世帯が急増している
子どもの貧困が進んでいる
59%の一般家庭が「家計が苦しい」と感じているというデータがある
生き辛さを抱え不登校になる子どもが増えている
小学生の子どもを連れて海外教育移住を検討している人が増えている肌感
教育現場ではコロナ対策で教員たちが疲弊していてサポートできない
教育現場でのマスクの強要や黙食など不可解な施策が世界でマスク着用義務が緩和されているのに今も日本では平然と行われている
児童相談所の職員は一人で20名くらいの問題を抱えた子供たちを担当していて一人一人に対して満足なケアができない
※👆ソースを貼っていなくてすみません。
毎日SNS上で流し読みする日本のニュースからの情報と、友人知人や仕事関係者から聞いたお話しです。
当事者たちの冷めた意見が気になる
これは・・・!胸が痛くなるような内容ですが、同時にその社会にいる人々の発言が看過できないと感じることも多々あります。
クラスに2割くらい家庭の問題を抱える子どもがいる(40名のクラスなら8人)らしいが、うちの子とは付き合っていないからよく分からない
親からネグレクトされている「放置子」が近所にいるが、ネット上で「放置子の対処法」というのがあり、関わると依存関係が出来てしまうので家に来ても帰らせるようにしている
そういう子の親は学校にも来ないから会ったことがないし、そもそも自分も忙しいし他人の家のことには興味がない
自分の子供には習い事や塾に行かせ、健全に育てる努力をしている
苦しんでいる人が身近にいても、傍観もしくは遠ざけることでしか自分を守れない人々が多くいるようです
クラスメートの多くがそんな状況なのに、関わらず自分のことだけ考えることは決して健全とは言えないのでは???
海外に15住んでいる筆者からみた異常な日本の「人との距離感」
そういう話を聞いている時、わたしは反論することなく黙って聞くようにしていますが、そんな危機的な状況にも関わらず、傍観してしまう人の心理の方が心配だったりします(ちょっとオブラートに包んだ言い方をしてしまいましたが、はらわたは煮え繰り返っています)
社会の雰囲気や他人の意見に流されることを是とし、自分の考えを持たず関わらない
それが処世術となり、堂々とわたしの前で言えてしまう人たちの感覚がわたしにはどうしても理解できないのです
日本人が昔から持っていた感覚が現代社会を生きる中で失われてしまったのだろうか、、、
それともわたしが日本にいないから目撃できないだけで、本当はまだまだ人情があるのだろうか、、、
次に日本に帰国したらそこは自分で確かめたいと思っています
マレーシアはどうなの?困っている人がいたら自然に手を差し伸べてくれる人が多いです
ここに12年(その前はアメリカに3年)住んでいますが、マレーシアではホームレスはほとんど見かけたことがないです
経済大国と言われたアメリカや日本ほど、人と人との断絶が進み助けを得られず児童相談所のお世話になったり、ホームレスになる人が増えるのかもしれない、と思うと切ないですよね
お金にフォーカスした生き方は、今日から少しずつ改め、周囲の人たちとの愛のあるつながりを意識して生きたい、それがわたしなりのまとめです
あなたの周囲には、愛のあるコミュニティがありますか?
ご感想お待ちしております