4/1からマレーシア国境開放🇲🇾 これから起こりうること。少数派の立場になって書いてみた。
こんにちは。Matahari@マレーシア🇲🇾です。
明日2022年3月18日は、コロナウィルスの蔓延によりマレーシアが全土ロックダウンに踏み切ってから2年。最近になってマレーシア政府が4月1日から国境を開放すると発表しました。
それ以来、そこら中でこの話題が飛び交っています。4月からは、隔離なしで観光客を受け入れると言うのですから、この2年もの間、長期間(二週間→10日間→7日間)の隔離を理由に出入国を躊躇っていた人々がついに動き始める、ということ。今後は閑散としていた空港に活気が戻り混雑が予想されると思われます。
あ〜ここまでの道のりは長かった。凸凹道をひたすら歩き続けて、最初は疲労感を感じてましたが、もうそれすらも普通になってしまったような。
これ2年前の当時の記事・・・。
いろいろ不安だったのだろうな。足そわそわしながら書いた覚えがあります(笑)
ただ、国境開放に湧くマレーシアですが、観光客の受け入れには条件があるのです。
2年ぶりのマレーシアの国境開放とそれに伴う条件。
ワクチン接種済み(fully vaccinated = 二回済み)であること。
到着後空港でPCRテストを受けること。
自由な入国にはワクチン接種の有無を条件にするという決定に、正直わたしの周囲からは疑問の声があまり聞こえてきません。
でも、よく考えたらおかしくないですか?
これまで、いかなる理由でも入国を制限されることなどなかったはずです。犯罪歴や強制送還されたことがあるとかでない限り。
ワクチンを二回打ってないことは犯罪と同等?反社会行動ということなのでしょうか。
2年以上ぶりに愛する家族や友人との再会に心を踊らせる接種した人たちのツイートを眺めながら、少数派とはいえある一定数いる接種を拒んでいる人たちの立場を考えながら書いています。
これを読んで、「そんなの当然でしょう。ぐずぐずしてないでさっさとワクチン打てばいいんじゃない。無料なんだし。」と思った方は、この先を読んでももっと理解できないと思います。
これから起こりうる人権侵害。
この国境開放を機に、打ちたくない人へさらなるプレッシャーがかかることが予想されます。
しかもそれは一番身近な存在である、家族から。
あなたの周囲を見周してみて、この長引いたパンデミックで体調不良になる人が増えていませんか?
私の周囲には、海外に家族がいて高齢で独居の知人が数人います。国境が開き、病気の家族の元に1日も早く駆けつけたいという人の心理に<未接種の入国者は隔離5日間>この規制は重く重くのしかかります。
これまでの規制は、レストランで食事ができない、買い物に行けない、美容院に行けない、程度のことでした。まぁ、それも地味に迫害なのだけど、別に本人が我慢すれば問題のないことでした。ただ、一刻の猶予もない病床の家族との再会をワクチン接種を理由に制限される(一方で自由な人がいる)ということは、完全に人権侵害だと思うのです。
万能なワクチンならいいのでしょうけど、治験も終わっていない、緊急承認された中途半端なもので、打っても感染するし、他人に感染させる予防も出来ないのですから。今後そんなものは打ちたくないという人は増えて行くでしょう。
そもそも、エンデミックの意味とは。
パンデミック期からエンデミック期に移行する、ということは、もうその人類の脅威とされた感染症が風土病になりつつある、ということですよね?
もちろん基本的な感染予防を講じるのは大切なことなのですが、普通に生活しても感染しても十分な栄養と適切な治療を受ければ治るということです。
だから国境開放するんですよね???
変異株オミクロンが流行りだしてからは、ブースター(3回目)まで打った人たちにも次々に感染しています。現在出回っているワクチンは2019年に武漢で発生したウィルスをベースに研究され作られているものなので、変異株に効かなくても驚かないです。
ただ、治験ってそもそもそういうこと。効くかどうかを今調べている真っ只中で、実際に効かないことがもうわかった。
だったら、一旦中止するのが妥当では?
そんな効かないと分かりきっているものを、とりあえず黙って2回打った人に”だけ”与えらえる自由っておかしくないですかね?
こういうことを言うことがタブーなのだとしたら、誰かが言わなくてはいけません。
知らず知らずのうちに、自分が人権侵害に加担していた、なんて嫌ですよね。
まず、気付く。そして身近にそういう人がいたら寄り添う姿勢を見せる。
そういうところから、侵害されている人たちの権利がまた守られる社会が作られるように思います。
なぜ打たないのか。理由は人それぞれ。
老若男女ゲイ誰とでも初対面でも気負いなく話せるという性格のわたし。もしかしてタブーかもしれないこの話題も、あまり気にせずに直球の質問をすると、接種してない人や今後の接種を躊躇う人のひそひそ話が耳に入ってくるようになりました。マレーシアで接種が盛んになった2021年の8月頃から情報を集め始めて、そろそろ半年になります。
理由はひとそれぞれのようです。
・もともと打たずに様子見を続けている懐疑派
・栄養に詳しく自然派で植物由来のお手当法を熟知している健康オタク系
・スポーツ選手や経営者
・一回打ったけど副反応で体調不良を起こして二回目以降を躊躇っている人
・接種後に後遺症のような症状に悩まされ続けている人
・子供がいない主婦や定年退職済みで、行動制限をされたとしても影響を受けず接種の必要性を感じていない人
本当にさまざまです。
とにかくこういう普通の人たちの自由が奪われて行くことに、わたしは強い焦燥感を感じています。
誰も声を上げないどころか、疑問すら感じていない。
あってはならないことが、普通に起きている世界って怖くないですか?
もしかしたら自分も洗脳されているかもしれない。
この危機感を日々持ちながら生活していかなくてはいけない時代に突入しています。
「反ワクチン」というステレオタイプから自由になる方法
反ワクチンというと、<トンデモ情報を信じている情弱な人>、<反対運動を起こして一般の人々の日常生活を邪魔する人>、<某大国のキチ元大統領の支持層>などというステレオタイプを持っている人がいるかもしれませんが、そんな人にはわたしは逆に会ったことないです(笑)
ついでに余計なことを言いますが、もしあなたが反ワクチンというレッテルを貼られるのが嫌で、周りが打つから自分も黙って打っとこう、と考えているのだとしたら、今一度なぜ打たない人が一定数いるのか、その理由を時間を取って考えてみてほしいです。わからなければ質問してみてください。違う意見に耳を傾けると、自分と違う角度から物事を見るようになるので、気付けることがたくさんあります。
ステレオタイプを手放す方法はいくつかあると思いますが
まず、テレビを見るのをやめる、新聞を読むのをやめることから始めてみてもいいかもしれません。
それでは情報社会について行けなくなってしまう、無知になってしまう、と思うかもしれませんが、意外に自分が能動的に見たり読まなくてもこの社会は、周囲から情報が否応なしに入ってくるので一定期間情報を入れなくても大丈夫。テレビというのは、スポンサーの意向を色濃く反映していますから、真実が流されることの方が少ないようです。こういう影響を遮断し、自分なりの目や耳で判断する癖をつけた方がいいかもしれません。
それから
実際に生身の人間と話してみて情報収集をする
といいいと思います。
なかなかこれ勇気がいりますし、海外だと言葉の壁があるから現実的ではないという人もいますよね。
はい、そんなあなたのために書いています。
よかったら、またこのnoteに遊びにきてください。
Before Too Late / 現代編、続きます。
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