〇イチ、父とくらす
〇イチとは、病や事故で愛する伴侶とお別れした経験者を表す私の造語です。〇イチの私と父の日々の暮らしを綴ります。
2015年に夫を癌で亡くし、何とか一人で生きられる元気を取り戻した2018年、タイミング良く?膝を骨折した一人暮らしの父と同居を始めました。
自己紹介の時バツイチですとも言えず、未亡人という言葉も口にしたくないので〇イチ。12年前に母を見送った父も〇イチです。
父と暮してみてわかったこと
親子とは言えお互いのことを全く知らない、他人以上に他人だったと言うこと。
物心ついた頃から父は忙しく、私が朝起きたときには既に出勤した後、寝た後に帰ってくるというすれ違い生活。
大学進学で大阪に出て以来、卒業後も他府県で仕事をしていた私が父と生活したのは毎年盆正月の数日のみ。
ほぼ40年間別居生活をしていた父娘なのです。
同居して1年と5ヶ月が過ぎ、今の関係は熱烈に好意を持ってくれるやさしい男子と、全く趣味が合わずお付き合いに苦労している女子という感じ。
お互いのことをとても大事に思っているが故に、1日に何度もぶつかってしまい、自己嫌悪に陥る日々。涙
今朝も嫌に静かだと思ったら庭に出てこんなことを!
父、89才!!
植木でうっそうとしていますが、池の滝に登って木の剪定をしているではありませんか!一歩踏み外せばそこは池。
きゃー!と心の中で叫ぶも、ここで声を上げてびっくりさせては逆効果。
冷静に!冷静に!
こっそり隠し撮りしつつ見守りました。
父が無事にやりたいだけのことをやり終えて、玄関のチャイムを押したまでは良かったのですが・・・ひえ~!。
つづく
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