荒んだ心身がV字回復する秘訣とは
先日ダイビングで、タイのタオ島に行ってきました。
離島なので、神戸からだと飛行機を3回乗り継いて、さらにフェリーという2日がかりの行程でようやくたどり着きます。
結構遠い！
さて、ここで、タオ島名物テルメアジ数万匹の大魚群に
呑み込まれるダイビング体験をしました。
魚の大群に取り巻かれる体験は
ダイビングをする者なら皆憧れます。
上下前後左右すべて数万匹の鯵の壁！
さらに海中では無重力になるので、
地上ではまったく味わえない特殊なトランス感覚になってしまいます。
思考が止まってマインドフルな意識になったら、
それまでずっと無自覚に囚われていた思い込みや雑念がヒューっと鎮まり、心と身体が繋がって、内側に静けさが広がっていくのに気がつきました。
まるで時間が止まったような不思議な感覚でした。
そのうち、何か身体の深いところがゾーンにいるような意識になってきて、
意識の奥底に流れる磁気のようなものにアクセスして、大魚群と時空連続体になったような感覚が生まれてきたのです。
そうなったら、自分の意識とは関係なく、不思議ですが魚の群れが一瞬で動くその動きに自分の身体が連動して動いてしまうのにびっくり。
もしかしたら、魚の集合的無意識にちょっと触れたのでは？
まあ錯覚かもしれませんが、自分という境界線が薄くなって、もっと大きなものの一部のような感覚が不思議でした。
集合的無意識といえば、過去に自宅で泥棒に入られた時のことを思い出します。
ギリガン博士のWSで出張している間に泥棒に入られたのですが、警察の処理や後片付けでバタバタしている間、オフィスには顔を出しませんでした。
片付けが済んで出社した時、たまたま顔合わせたサイト担当のスタッフが、「おかしなことがあったんです。」と怪訝な顔で尋ねてきました。
「この5日間、サイトにアクセスが全くなくてゼロです。長いことやってきていますが、全くゼロと言うのは今まで経験がありません。先生、何かありましたか」
そのアクセスがゼロの5日間は、泥棒に入られてから処理が終わるまでの5日間と全く日にちが一緒でした。
泥棒に入られて大変だったと伝えると、そのスタッフに言われました。
「インターネットの世界は、日常の世界よりももっと無意識の働きに大きく影響されます。
先生の今回の意識がそのままネットに反映しちゃったんですね！
これほど如実にネットに反映してくるとは思いませんでした。
無意識のネットワーク恐るべしですね！
先生、これを教訓にこれから意識の状態管理をよろしくお願いします。
サイトだけでなくて、会社のエネルギーにも関係してくるので！」
自分の意識の状態管理が、自分自身だけでなく周りにも大きく影響していくことをこのように実例として体験すると、心穏やかにご機嫌で日々過ごすことの重要性が理解できます。
実は 今年は色々状況が大変で、タオ島のダイビングをするまで、ストレスや疲れでヘトヘトになり心身共にすっかり荒んでいました。
鯵の大群に取り巻かれて思考を緩め身体の中心軸と繋がり直す今回の体験がなければ、この大事なことをすっかり忘れてしまっていました。
望まぬ状況を変えたければ、思考を緩め自分と繋がり直す。
そして、より大きな存在の一部であることを体感できること。
これが、何もかもを大きく変化させる基本だと改めて実感しています。
今回の経験は、めっちゃ大事な学びになりました。
命の洗濯とはこういうことなのかな。
ジェネラティブな意識を自在に扱えるようになると、人生が劇的に変化します。
ジェネラティブな意識を持つ実習を一緒にやりましょう❣️
