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【スニーカー選びに困る】 人と地球にやさしいものを

 スニーカーを買い換えようと思いました。20分の徒歩通勤に耐えられるしっかりしたスニーカーが必要なんです。だけど、どれにしようかと考えた時に選択肢が少ないので困りました。

 今回はサスティナビリティーを考えた時に、「スニーカーって意外と困るシロモノだよな」と思った話です。

Mode Responsable (責任のあるファッション)

 そこまで浸透してる言葉だとはいい切れないけれど、「Mode Responsable(責任のあるファッション)」という表現があります。直訳しましたが、「素材や生産背景を考慮し、持続可能なファッションを選んでいこう」というような意味だととらえています。
 フランスでエシカル・ファッションを推奨する動きが年々高まっているなと感じます。オーガニック コットンを使用したものや、フェアトレード商品などがそうです。
 私もそういったものは気にする方なので、できるだけ人と地球にやさしいものを選びたいと思っています。

避けたいもの

 ファッションに限らずですが、大量生産される多国籍企業のものはできるだけ避けたいと思っています。安価なものの背景には、安い賃金、劣悪な環境など不当に働かされている人々の存在を想うからです。
 ですが、今回のスニーカー。特に子ども用のものなどは大企業のものしかないくらいの状況です。スポーツに適したスニーカーってある程度 ロットの大きいものじゃないと生産しづらいのだと推測。

気になるスニーカー

 そこでせめて自分のものは納得できるものを買いたいと思いました。思い浮かんだのは以下のブランドです。

AXEL ARIGATO


 アクセル アリガト。「アリガト」だなんて、なんだか親近感のある名前です。日本語の「ありがとう」に由来するそう。スウェーデン出身の二人が2014年に設立したブランドです。主にヨーロッパで生産とあります。皮の染色には通常有害な薬品が使われますが、なるべくナチュラルな染色にこだわったモデルなどがあるとのこと。

 HPにあるサスティナビリティー レポートを一見すると、使用しているコットンやレザー、パッケージ、原料の背景などが細かく書かれていて、意識が高そうです。信頼できるブランドという印象。

https://a.storyblok.com/f/116485/x/8f854e73f3/sustainablityreport2022.pdf

AUTRY 

 オートリー、1982年にアメリカ テキサス州で誕生したブランドです。ブランドロゴに正式にアメリカ国旗入れることを許可された数少ないブランドだそう。生産はインドネシアが多いとあります。エシカルで公正なブランドであるという情報を見つけましたが、詳細は見当たらず。

 どちらも先にデザインで魅かれて、特にAUTRYの方は詳しく工程やこだわりどころを教えてくださったので、より付加価値を感じたのでした。

 特にインドネシアの生産背景を詳しく知りたいブランドです。

エシカル ファッションあれこれ

 patagonia
  エシカル ファッションと言えば、私には「パタゴニア」が真っ先に浮かぶくらいの存在。環境に配慮する商品として知られているアウトドア用衣料が主力のブランド、1965年設立。オーガニック コットンや、リサイクルされたペットボトルからの再生フリースが使用されています。

LE SLIPE FRANÇAIS 
 こんなブランドもあるとよと紹介したいのが、「ル スリップ フランセ」。2011年に設立されたアンダーウェアのブランドです。ブランド名の通りMADE IN FRACEにこだわっています。下着は特に安く作られている印象が強いアイテムですが、オーガニック コットンを使用するなど  素材にもこだわって作っていて、アンダーウェアに絞り込んでいるというのがニッチでおもしろいと思います。

tym'
 車やバイク、スクーターなど 車体は新規参入が難しい業界というイメージながら、ファッション性も重視した2004年、南仏で設立されたメーカー。電気スクーターです。特にこういう商品だとパーツもたくさん必要になるし小ロットで作るのは難しそう。聞くところによりとタイヤもオリジナルで作っているのだとか。


意識する二点

 私がモノを買うときに意識するのは二点です。

・できるだけ人と地球にやさしい商品を選ぶ
・納得できないものを避ける

 スマホとか、生産背景の問題点を多少ながら分かっていても なかなか避けられないものも生活にはたくさんあるんですけどね。

  できる範囲で作る人や素材、原料の背景を考慮してモノを選んで行きたいと思います。

 最後に。何度も書いてるような気はしますが。買い物の時に遠くの作っている人たちを想う。そうすることで 少しずつよりよい世界に近くのではと思っています。



 

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