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田中元子さんがヤバかった件

(株)グランドレベルの田中元子さんがヤバい、と「ハッピーの家ろっけん」の首藤さんが興奮して言った、というのでそれは一体、どんなヤバさなのだろうと気になって仕方なかったので、再び、リベルタ学舎さんの企画モノにオンライン参加してきました。

田中元子さんは普通に「見た目」がぶっ飛び過ぎてるので(見た目からも既にフツーじゃない感じ出てますよね、髪金髪だし。)首藤さんのいうヤバさ、一体どのくらいヤバいのかな、と。

田中元子さん、私と同い年でこの見た目ですからね、一体どんな生き方してきたらこんな見た目で、しかもパブリックを語るようになったのか、興味持ちますよね。

首藤さんと共通する部分もあって、でも首藤さんとはまた違って、違うヤバさ、ありましたね!「世の中のためにやるけど自己犠牲になってはダメ」「自分(と家族)のためにやったことが、他人のためになっただけ。」っていうのは首藤さんも言ってたかな。

とにかく、この田中元子さんの放つ「格言」が凄い!

「毒か薬になる覚悟をしろ!」とか、

「ゴッホに描かれてもいい自分になる」

「期待は人を殺す(だから他人に期待するな)」

「巻き込んでいこう、とか、巻き込むとかいう考え方がおこがましい。あんたは他人に巻き込まれてやったことが一度でもあるのか?」

「(経営やってけんのか?とかマネタイズのことを聞いてくる人は)一円も貸してくれないくせに辱めたいだけだろ?」

とか、ですね。もう名言だな、と。zoomでしたけど皆さん大爆笑でしたしね。

中でも、関係が近ければ近いほど、同じ価値観だと思って期待してしまうので、違った時の落胆が物凄い。期待は人を殺すから、他人に期待しちゃダメだ。他人は自分と同じ価値観ではないことを認識する。この部分はかなり刺さりました。よくやっちゃうんですよね、わかってるつもりなのに。他人も自分と同じだと思って、親切の押し売りとか、とにかく、そもそもおせっかいだし。結果、全然思ってるのと違って、その人のグレーな部分とか見えてしまって、まぁそれはそれは落ち込みます。

建築関係のことについては、「洗練されることが良いことだと信じすぎるな」って言ってましたね。抜け感が大切、と。確かにキメキメだと隙間がなくて近寄り難いし、抜け感は大切かも。あまりにもおしゃれな空間では、緊張してしまうし、カフェランドリーの什器もIKEAで買えるものなど、インテリアには拘ったけれどあえて月並みなもので揃えて安心感を出すようにした、とおっしゃってました。

私は外国語大学を卒業して社会人経験してから夜間に建築の専門学校行ってますけど、田中元子さんは、大学は国公立受かってるのに家出しちゃって、独学で建築学ぶって、もう本当にすごい自由なんですよね。

私と全然違う「強さみたいなもの」を感じました。

私はどちらかというと世間からの見られ方を気にするし、建築を学ぶのに独学って、安藤忠雄さんくらいしかいないと思っていたし、すごい設計とかする人は、設計事務所で何年も下積み生活をして、先生の元で修行しないといけない、それが建築の世界だと思っていました。

もちろん、私は建築系の大学じゃないから、すごく異色なんですよね。建築系の仕事で開業しているのが。外大生だったし。一級建築士を受けようと総合資格に通ったこともありますが、なんか、私のやりたいことに一級ってそもそも必要なくて、半年通って、勉強したら、満足しました。知識の足りなさとか、二級だから足りないんじゃなくて、自分の中にある焦りだったことにも気付きました。ずっと一緒にいた友達2人が一級取ったら、置いていかれた感じしちゃったんですね。

自分は建築系の大学を卒業したエリートではない、という部分にも少なからず劣等感を持っていたのかな?と。でも、数字がそんなに得意じゃないので、そもそも理系のアタマではないんですよね、文系出身で右右脳だし。そこの決めつけも、もう必要ないかもだけど。

誰と比べる必要もなく、私の仕事は、ここだけのニーズがあるし、これからの時代は、もっと自由に仕事をする時代が来る。田中元子さんが言ってたように、核になる仕事を持つ必要はなくて、葡萄の房みたいに、たくさんの小さい色んな仕事をたくさんやってる、私もそれだけど、それでいいんだ、って。なんか安心しました。

あの外見から決して裏切らない「言葉」と「考え方」をいただけました。

田中元子さん、いい意味で、本当にヤバイ!!



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