2023/4/10~4/14:投資戦略
注意:本記事はモチベーション維持のための私的な分析記録で、個別銘柄への投資を煽るためのものではありません。投資の判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
今週発表予定の指標
経済指標カレンダー|みんかぶ FX/為替 (minkabu.jp)
<注目>
4/12(水)
08:50 日・企業物価指数
08:50 日・貸出・預金動向
21:30 米消費者物価指数
27:00 米FOMC議事録
4/13(木)
08:50 日・マネーストック
21:30 米生産者物価指数
4/14(金)
●オプションSQ
21:30 米小売売上高
22:15 米鉱工業生産・設備稼働率
23:00 米ミシガン大学消費者信頼感指数速報値
今週のNYダウの予想
先週のNYダウは、ISMや雇用統計など注目の指標が発表されたが、NYダウ指数の動きとしては方向感のない展開となった。前回のFOMCでもインフレ退治を最優先する姿勢を改めて示したこともあり、SNSを見ても金融システム不安についての議論はすっかり影をひそめている感じがする。
一方で、先週発表された指標の多くは景気の後退を示すような市場予想を下回る結果ばかり。従来なら、景気後退=利上げ終了というロジックで株価は上昇していたが、最近では景気後退を悪材料として全体的な株安を引き起こしているパターンが多い印象だ。
金曜日に発表された雇用統計は市場予想並から、それ以下。平均時給も前月比で市場予想を下回っている。ただし、金曜日のNY市場は祝日のため、休場。先物はいったん上で反応しているが、月曜日にどうなるか?景気後退が迫っている中で、34,000ドルを超えられるか、長期MAを維持できるか、注目している。
今週の日経平均予想
先週の日経平均は大きく下落した。週前半はOPECプラスの想定外の追加減産を決めたことや、日銀短観が市場予想を下回るなど悪材料が出たものの、株価への影響は限定的。一方で、NY市場の雇用統計や、ISMサービス業景況指数が市場予想を下回ったことを受けて市場は敏感に反応した。
日本は来週より決算期に突入する。イオンモール(8905)やファーストリテイリング(9983)など大手小売企業の決算を控えている。また、4月5日からは対中国で陰性証明を不要にするなど、水際対策がさらに緩和。23年度からはインバウンド需要の回復も本格化していくだろう。