2023/4/3 株日記
注意:本記事はモチベーション維持のための私的な分析記録で、個別銘柄への投資を煽るためのものではありません。投資の判断はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
本日の市況
昨晩の米市況
月曜日のため割愛。
本日の日経平均:日中の値動き
本日の日経平均は前日から200円ほどギャップアップして始まったが、買い一巡後は上値が重く、日中はまちまちの展開となった。節目の28,000円はしっかりと超えて取引を終了した。
注目ニュース
OPECプラスが5月から追加減産を実施
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」が4月2日に想定外の協調減産を発表し、WTI原油先物は8%の急騰。それを受けてINPEX(1605)やENEOS(5020)などの石油関連株が大幅上昇した。
「OPECは、生産量を調整することで、原油市場における供給と需要のバランスを取ることを目的としています。供給量が需要量を上回ると、市場には供給過剰が生じ、価格が下落する可能性があります。一方、需要量が供給量を上回ると、市場には需要過剰が生じ、価格が上昇する可能性があります。OPECは、需要と供給のバランスを調整することで、価格の安定を図ることを目指しています。」(引用元)
また、OPECプラスは環境配慮のための減産もうたっており、今後も価格が下落すれば、随時減産を行っていくだろう。
ENEOS(5020)
原油価格は確かに75ドルに急騰したが、昨年6月の123ドルと比較するとまだまだ低い水準。前回決算時の平均原油価格97ドルと比べてもまだまだ低い。また、チャートを見ると、トレンドラインの上限に迫っており、目先は高値感が強いか。
INPEX(1605)
ENEOS同様、石油価格が上昇していると言っても、まだまだ低く、4月期で一気に取り返す必要がある。チャート的にも本日急騰した分、高値感が強い印象。
こども家庭庁発足
令和5年4月1日にこども家庭庁が発足。それに先駆けて岸田首相がかねてより伝えていた「異次元の少子化対策」なるもののたたき台が公開された。
大まかには下記の3本柱で対策を進めていく。
若い世代の所得を増やす
社会全体の構造・意識を変える
全ての子育て世帯を切れ目なく支援する
具体的には、以下のような施策が提案されている。
ライフステージを通じた子育てに係る経済的支援の強化
全てのこども・子育て世帯を対象とするサービスの拡充
共働き・共育ての推進
こども・子育てにやさしい社会づくりのための意識改革
また、こども・子育て政策が目指す将来像とPDCAの推進について、以下の4原則が示されている。
こどもを産み、育てることを経済的理由であきらめない
身近な場所でサポートを受けながらこどもを育てられる
どのような状況でもこどもが健やかに育つという安心感を持てる
こどもを育てながら人生の幅を狭めず、夢を追いかけられる
現在は子ども家庭庁に関連したテーマと言えば、保育所、人材派遣などだろうか。だが、1/4に異次元の少子化対策が宣言されて以来、子育て関連銘柄はすでに物色しつくされている感じが強い。SERIO(6567)は前回調べた銘柄だが、子育て関連銘柄では好印象。一方で、チャートは膠着感が強い。